A-side(サムエル視点)第四話:もう一度トレーニングから...
投稿時間遅くなってすいません!
コンッコンッ
「失礼します」
「おお、サムエルか。どうかしたのか?」
「相談があってきました」
「なんだ?言ってみなさい」
「実は最近負け続きでして……」
「そうか……」
「なので、僕に戦い方を指導してくれませんか?」
(これで強くなって見せる!!)
「そうか……わかった」
「本当ですか!?」
「ああ、ただし条件がある」
「はい」
(やっぱりか……)
「サムエル、お前は勇者になるのは諦めろ」
「どうしてですか?」
「それはだな……まずは、体力がないからだ」
「そうですか……」
(まぁ予想はついてたけど……)
「だから鍛えるしかない」
「具体的にはどんなことをするんですか?」
「そうだな……毎日ランニングをするんだ」
「それだけですか?」
「ああ、そうだが何かあるか?」
「いや、特にはないです」
(それならできそうな気がする)
「では、明日から始めてくれ」
「わかりました!」
(よっしゃー!!)
次の日
「おはようございます!」
「おはよう」
「今日もよろしくお願いします」
「ああ、頑張れよ」
僕は、早速トレーニングを始めた。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」
これを2時間やった。
「休憩するか……」
10分後
「よしっ再開するぞ!」
20分後
「あともう少しだ!がんばれ!!」
3時間後
「終わった〜!!」
(疲れたな……)
次の日
「おはようございます」
「お、きたか。早速始めるぞ」
「はい!」
「今日は腕立て伏せを100回やってもらうぞ」
「えっ?」
(嘘だよね……?)
「早くしろ」
「わかりました……」
(これはキツいな……)
2時間半後
「よしっ、今日はこれくらいでいいだろう」
「ありがとうございました」
(明日は筋肉痛になりそうだな……)
次の日
「今日は腹筋を200回してもらうぞ」
「えっ?」
(無理だよ……)
1週間後
「そろそろいいか……」
(やっとか……)
「次はスクワットを1000回だな」
「はい」
(もうやめてもいいかな……)
「どうした?」
「いや、なんでもありません……」
(死ぬかもしれない……)
30分後
「よく頑張ったな」
「はい……」
(足がガクガクだ……)
さらに3ヶ月後
(まだ終わらないのか……)
半年後
「だいぶマシになったな」
(本当に終わるのか?)
一年後
「ようやくだな」
「長かったですね……」
(マジでしんどいわ……)
「よし、今から模擬戦を始めるぞ」
「はい!」
(ついに来た!!)
「準備はいいか?」
「いつでも大丈夫です」
「じゃあ行くぞ!!」
その瞬間、目の前にいたはずの人が消えた。
(どこに行った?)
すると急に後ろに人の気配を感じた。
「後ろか!!」
ギリギリで避けることができた。
「よく気付いたな」
「はい」
(今のをもう一度やられたら……)
「じゃあ次で最後だな」
(あれを使うしか……)
「今度こそ終わりだな」
「行きます!」
(集中しろ……)
「ふぅー」
僕は、深呼吸をした。そして、全神経を研ぎ澄ませた。
(ここだ!!)
「うぉー!!」
僕は、渾身の一撃を放った。
「いいぞ」
(よしっ!!)
僕は、勝ったと思った。しかし……
「まだまだ甘いな」
「えっ?」
(なんで……)
僕は、その場に倒れた。
「大丈夫か?」
「はい……」
「すまない……」
「いえ……」
(負けたのか……)
「また来週同じ時間にここに来てくれないか?」
「わかりました……」
(強くなりたい……)
僕は、病室に戻った。
「ただいま戻りました」
「おかえり」
「負けてしまいました……」
「そうか……」
「すみません……」
「謝る必要はないさ」
「でも先生と約束したのに……」
「気にするな」
「はい……」
(悔しい……)
次の日 コンッコンッ
「失礼します」
「おお、サムエルか。待っていたぞ」
「はい」
「では早速始めるとするか」
(今日が最後なのか……)
「わかりました」
「まずは、剣を持てるか?」
「持てなくはないですが……」
最後まで読んでくださりありがとうございました。




