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         6 アンドロイド

 5つ目の転移陣設置にはアンドロイドも一緒に行った。アンドロイドは万能だ。水源では宝石の島を見付けた。

           6   アンドロイド


 予定通りアンドロイドはマリエールと同じ能力だ。意思疎通は念話でも会話でも出来る。マリエールの考えている事は判っている。

マリエールが2人いるようなものだ。ありがたい存在だ。マリエールの能力が上がるとアンドロイドの能力も上がるらしい。自然にバージョンアップされる。素晴らしい機能だ。

 5つ目の転移陣の終点の場所は4つ目と同じように砂漠だ。さそりばかりが目につくのは気のせいか。終点を確認して水源を探す。高度を保ち水源探しだ。アンドロイドが見付けた。アンドロイドがアレンにも判るように、

「あそこに水源があります。草原と森に囲まれて魔獣も沢山みえます。炭化カルシウムの湖ではありません。」

マリエールは最後一言は余分だったと思ったら念話で今後は発言を控えますと言ってきた。

 湖畔に舞い降りたら、宝石が砂浜にあった。アンドロイドは、

「ダイアモンドです。湖の島が宝石の宝庫です。」

アンドロイドはダイアモンドを収納した。マリエールとアンドロイドは共有アイテムボックスになっている。島に渡った。色とりどりの宝石がある。穴を掘れば更に出てくる。程良い程度収納して転移陣の起点を設置する。草原でオーク狩りをする。領地に帰って転移陣の終点を設置する。アンドロイドは万能だ。感服する。

 アレンと共に行動するのはアンドロイドになった。アンドロイドをもう一体出してマリエールの助手にした。試したい事があった。海水の淡水化だ。簡単に出来るならばこれ使って上下水道事業も出来るだろう。海辺の街を作って養殖や食品加工も出来る。各種生産業も作って流通も盛んにする。病院も作る。何しろ前世で医者だったのだし回復魔法も使える。医薬品や医療器具や装置を如何に作るかが課題なのだが。先ず海水の淡水化をクリヤーしなければ始まらい。アイテムボックスの機能で何とかならないかな。思い当たるのが妖精女王から貰った魔法創成魔法だ。理窟と方法が難しくて放置してあるが今こそ使い時だ。マリエールはアンドロイドに尋ねた。

「創成魔法について教えて欲しい。」

同じ妖精女王がくれた能力だ。アンドロイドなら知っているかも知れない。

「創成魔法は、創成したい目的に応じて手順も必要な物も詠唱を使うなら詠唱も違います。例えばマリエール様が考えているアイテムボックスの機能で海水を淡水化するならば、アイテムボックスに分離という機能を付与する事になります。これをするには海水をアイテムボックスに入れ、魔晶石をアイテムボックスに入れ、------------という詠唱を唱えます。アイテムボックスの別々の部屋に淡水と淡水以外別れます。魔晶石は5つ目の水源の湖の島にあります。感知魔法で探せます。一度使えば魔晶石は必要ありませんが新しい魔法を創成する時は必要です。アンドロイドも創成魔法は使えますが、始めはマリエール様に見本を示して頂く必要があります。」

アンドロイドは流暢に話した。

 マリエールは海水の淡水化を思いつく。海辺の街を造りたい。淡水は命の綱だ。創成魔法を使う事にした。

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