20 昇爵
ルーシーは助っ人は男爵令嬢マリエールと知った。アイテムバックにドロップアイテムや財宝を入れて渡してもらった。
20 昇爵
ルーシーはその名前は知っていた。海辺の街、学校の創設者。ルーシーが知っていて顔も知らない偉い人、それが目の前にいる。回りの3人もそうだろう。どうしたらいい。取り敢えず、ルーシーは
「ありがとうございます。」
と言った。それからマリエールとルーシー達は海辺の街のこと学校のことなどを話し何時しか寝た。
翌日、ルーシーはマリエールからアイテムバックを受け取った。転移陣で地上に上がりマリエールと別れた。メンバーは、
「マリエール様って雲の上の人と思っていたけど意外と気さくな人だし意外と幼いな。」
ルーシーはアイテムバックを持って、
「冒険者ギルドに行こう。」
誰も反対する者はいない。
冒険者ギルドで正直に話しをして各々同額の振り込みをお願いした。それからも6層までは時々潜った。
男爵、アレン、マリエールは領の発展に尽した。領民は3万人に達して、様々な産業が発展して、様々な事業を展開して、流通も盛んだ。国全体で男爵領の影響が大きくなっている。男爵は国王に呼ばれた。男爵はアレン、マリエールを伴って王宮へ出かけた。護衛はアンドロイドだ。国王は幾人かの高位の貴族や王族を伴っている。国王は、
「男爵の活躍は耳や目や口に届いている。私の好みのワインが男爵領産だということ知っている。産業や事業が特に発展しているのはこの1、2年なのに特にお酒など製造はそれ以前とは用意周到だ。流通も目を見張るものがある。昇爵の条件は十分満たしている。それににあう国への貢献を満たして欲しい。具体的なことは財務大臣から述べさせよう。」
国王に代わって小柄な体格の財務大臣が説明する。
「これまで男爵領は国への負担がありませんでした。領の歳入が僅かだったからです。しかしここ1、2年で様変わりしました。事前に用意されていた物あるようです。国でも有数の領地になりました。売り上げの5%を国庫に納めるよう求めます。」
この国は封建国家だ。基本的に各領地が国に金銭を納めることはない。国は直轄地と一部の領地が納めるお金でやり繰りしている。男爵領が国庫にお金を納めるということは一部の領地になるということだ。男爵が、
「5%の国庫への納入は公爵家ぐらいではありませんか。我が領地への見返りは何でしょうか。」
景気良くなったからと言って不相応の負担はできない。財務大臣が、
「辺境伯への昇爵です。後北や東の現在国の領土でない地域への拡大を認めます。」
現在北には山あり東は砂漠だ。普通に考えればメリットはない。マリエールが口を挟む。
「5%の国庫負担を求めるならば、王宮へのマリエール商会の参入を認めて下さい。同様に各領地の領主の屋敷への参入も認めめるようご指導下さい。」
幼い容姿のマリエールが発言するとは思っていなかったのだろう。増してマリエール商会のマリエールは所謂マスコットキャラで別にマリエールが関わっているわけではないと思われていたから当のマリエールがマリエール商会に関して発言するとは意外だ。国王は、
「各領の領主の屋敷への参入は指導だけならしよう。参入させるかどうかは各領地の判断になる。王宮への参入はことはこちらの要求を飲むなら約束しよう。」
かくて男爵は辺境伯になり国庫への負担の義務が生じ、北と東への拡大が可能になり王宮へのマリエール商会の参入が可能になった。
男爵は辺境伯になり国庫負担をすることになった。北や東への拡大が可能になり王宮へのマリエール商会の参入が可能になった。




