遊びも訓練も、皆、一生懸命に!
食事時は、戦場だ!
朝練が終わり、皆、腹を空かせ、モリモリ食べる。
アルテイシアも、この子達の朝練を、自室の窓から、見ていたのだろう。
ニコニコ笑い、
「その調子で、しっかり食べて、頑張って、訓練するのよ!」
「「「はい!!」」」
アイカ達は、元気よく、返事をする。
ロウナとロウカは、アサナ達と、良いライバルだ。
張り合う様に、朝食を食べている。
他の子達も、それに続く。
しかし、本当に、よく食べる。
大きなお姉ちゃん達が、モリモリ食べるものだから、
「あ、あうっ!ジャショウ!もっと!!」
「はいはい。ゆっくり、噛んで、食べようね」
俺は、身を乗り出して、食べようとする、小さな子供達に、スプーンで、食事を、食べさせてやる。
大忙しだ。
好きでやっているから、別に構わぬが……。
確かに、これでは、王だと思われないな。
最初の頃こそ、ネムを筆頭に、メイド達が、驚いていたが。今と成っては、当たり前の事と成っている。
最初こそ、止められもしたが、この役は、誰にも、譲れませんなぁ。
俺は、子供達の成長を見守り、笑顔で頷く。
この子達は、大成するぞ。
さて、今年も、ダンジョンでコツコツ貯めた金を、子供達に渡し、エネス国を、堪能してもらうか……。
俺は、ニコニコ笑い、アイカ達に、まとまった金を渡す。
アイカ達は、二度目であるが、恐縮し。他の子達は、大金を見て、目を見開いて驚く。
俺は、手を叩き、
「ローマよ。訓練が済んだら、エネスの街を、この子達に、案内してやってくれ。アイカ達は、そのお金は、計画的に、使うのだぞ?」
「「「は、はい!」」」
ヨウカは、飛び跳ねて喜び、
「なあなあ!早く、訓練を終わらせて、遊びに行こうぜ♪」
子供達は、満面の笑顔で、頷く。
俺は、豪快に笑い、
「ローマよ、頼んだぞ」
「はっ!お任せ下さい!」
やれやれ……。
元気よく、飛び出して行ったか……。
俺も、今の内に、仕事を終わらせておこうかねぇ……。




