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■妄想小説 宝塚過激団 ⬛  作者: Ken Ohnaka
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序章4 笑い出すドス組の輩達

宴もたけなわが続く!


すると突然、巻舌の鷹が笑いだした。


巻舌の鷹

「おやっさん!わし、笑いが止まりまへん!ブァッハハ!(激笑)あほんだら!イッヒッヒ!(激笑)あほんだら!」


仕込み刀の義

「なんじゃいわれ!どないなってんねん?」


巻舌の鷹

「イッヒッヒ!あほんだら!(激笑)さっき燕のスープ飲んでからですわ!ビャッハハ!(激笑)あほんだら!」


仕込み刀の義

「こりゃ一服盛りよったな!ローリングソバットの和が!おどれは、なに放り込みよったんじゃ?」


ローリングソバットの和

「すんまへん!燕のスープにはバリ島から取り寄せた馬糞に生えるマ⚫ックマッ⚫ュルーム入れとりますねん!」


もがき苦しみながらも涙を流して笑い転げる巻舌の鷹!


その光景をじっと見つめていたオカマの小藤の様子が変だ!


仕込み刀の義

「どないしたんじゃ?小藤?」


オカマの小藤

「あて3分後で、フォーリンラブしますよって!」


仕込み刀の義

「なんじゃて!オカマが恋に落ちるってか?一体誰じゃ!」


3分に達した。


オカマの小藤は満漢全席の中央にデンと飾られた豚の頭にすり寄って行く!


オカマの小藤

「あんさん!わての心独り占めしてからに!もう離せへんでぇ~⤴」


仕込み刀の義

「こりゃたまげるで!和よ!どないなってん!このオカマちゃん!」


ローリングソバットの和

「へえ!このオカマちゃんが食べた薬膳スープに、野性のイノブタのゴールデンをすり身で放り込みましてん!」


仕込み刀の義

「このオカマちゃん!幹部のたま取ってこい!を間違って、おのれの患部のタマ取りよったあほんだらや!イノブタのタマで媚薬効果出とんかぇ?」


ローリングソバットの和

「たぶん?」


豚の頭に包容を繰り返すオカマの小藤!


こんな状況でカチコミ出来るのか?


オカマの小藤が身悶えしながら言い放つ!


オカマの小藤

「あらぁ~⤴ん!3分後にどなたかアジャパーになりますよぉ~ん!」


するとジークンドーの平良の様子がおかしくなってくる。


ジークンドーの平良

「おやっさん!わし、なんやめっちゃ回したい気分ですわ!ちょと失礼します⤵」


そう言い放つとダッシュで、どこかに飛んでいったのである。


仕込み刀の義

「なんじゃい!どないなってんねん?和よ!」


ローリングソバットの和

「へえ!あやつが喰った鮑のお粥に黄泉がえりのゼリーぶち込みましてん!」


仕込み刀の義

「なんじゃい?その黄泉がえりのゼリーちゅ~んわ?」


ローリングソバットの和

「へえ!オットセイの肝と竜の落し子を乾燥して混ぜ合わせてからゼリー状にしまんねん!ほな過去が蘇るちゅ~シロモンですねん!」


仕込み刀の義

「ほなあの男!たらい回しのタイラーに戻ってまいよるで!」


数分後…。


ジークンドーの平良改め、たらい回しのタイラーが復活していた。


たらい回しのタイラーは宝塚在住の日光猿軍団OBから、ややこしい衣装を借りて猿の留吉を連れて来たのである。


たらい回しタイラー

「なんや?わし、猿回ししとなりましてん!よろしまっか!披露させてもぉ~⤴て!」


仕込み刀の義

「おどれの好きにしたらエエやんけ!」


たらい回しのタイラー

「ほな、ご一統さん!とくとご覧あれ!」


たらい回しのタイラーが留吉を空中に放り投げると留吉も馴れたもんで、たらい回しのタイラーの脚でグルグル回るのであった!


鉄拳の源太

「お前は、それが一番似合っとる!」


次は誰…?


緋牡丹の千恵が冬瓜の干し鮑のスープに舌づつみを打った数分後!


緋牡丹の千恵

「なんや私、過去を暴露しと~なりました!」


仕込み刀の義

「どないなってん?緋牡丹はん?過去を暴露するって?」


ローリングソバットの和は、冬瓜と干し鮑のスープに漢方のザクロとトナカイのデボチンにあるホクロを粉末にして、混ぜ合わせたブツを放り込んだのである。そう!中国4000年の秘伝漢方!暴露粉である。


緋牡丹の千恵

「あてが墓場まで持って行こうと決めてたけど、暴露しますよって!」


バタフライナイフの武

「緋牡丹の姉さん!わし、めっちゃ興味ありますわ!」


その傍らで冷や汗を流している輩が一人!


それは仕込み刀の義だった!


緋牡丹の千恵

「あれは私が今津に闇の治療所開業した頃の話どす!」


仕込み刀の義は心の中で願っていた。


仕込み刀の義

「あぁぁぁぁ~!頼むあれだけは言わんとって緋牡丹はん!」


緋牡丹の千恵

「開業して間もない頃どす!深夜に玄関叩く音がしますねん!なんや!こないな時間に!と思い玄関を開けると、仕込み刀の義はんどした!」


仕込み刀の義

「後生や!緋牡丹はん!わしの大きな大きないぼ痔が五つも花咲乱れよってん!頼むから花摘んだってんか!」


仕込み刀の義は若い頃波乗りに明け暮れ、冬の日本海の冷やこい!冷やこい!水の中で、硬ったい!硬ったい!サーフボートに乗りケツの穴を広げていたのである。そのいぼ痔の花が満開となったのです!


緋牡丹の千恵

「仕込み刀の義はんに、大きな大きないぼ痔ですって?外見はエエ男はんやのに、またえらいモン抱えてはりますなぁ~!」


仕込み刀の義

「頼むわ!緋牡丹はん!誰にも言わんとって!わしゃの男の価値が下がるよって!後生や!頼むわ!ほんまに!」


緋牡丹の千恵

「へえ!へえ!分かっとります!あんさんの大きな大きなお花ちゃん!誰にも言わんときますよって!」


仕込み刀の義が治療台に横たわると、緋牡丹の千恵は台所から幻の銘酒"死神"を口に含むと、大きな大きな満開の花に吹き付ける。


数分後。


華麗なるメス捌きで、大きな大きないぼ痔の花は摘み採られた。


これを全て暴露した緋牡丹の千恵!


緋牡丹の千恵

「あぁぁ~!すっきりしましたわ!えらい、すんまへんどした!仕込み刀の義はん!」


全員の眼が仕込み刀の義を見つめる。


仕込み刀の義

「なんじゃい!われら!わしの大きな大きないぼ痔が、そない男を下げたってか…?今、どないなってんるか、おどれらに御開帳したろか!実際問題!」


そう言った瞬間!仕込み刀の義と緋牡丹の千恵を除く全員がケツを見せると、小さな小さないぼ痔の花が五分咲きだったのである!


バタフライナイフの武

「わしも姉さんに摘んでもらいますわ!」


この一言で、地下駐車場は臨時の闇治療所となったのである!


あほんだらな輩達!


一体どうなってしまうのか?


花摘みも無事終了…!


身も心もケ⚫の穴も軽くなった全員が、地下駐車場から控え室に戻る!


仕込み刀の義

「掻払いの雷電が調達した武器も揃っとるし、ローリングソバットの和が仕込みよったブツで怖いもんあれへんしのぉ~!ほたら一発、カチコミ喰らわしたろかいな!」


ドス組が臨戦態勢に入った頃。


チャカ組二丁拳銃の雅は、逃げ出したパチキの健の兄貴分に文句垂れていた!


二丁拳銃の雅

「こりゃあ~!おんどれは潜ってきよった健に逃げられてどないすんねん!落し前つけてもらおやないかえ!」


ゴムパッチンの広志

「えらいすんまへん!しゃ~けどわしの指、もう残ってまへん。どない落し前つけたらエエんでっしゃろ?」


二丁拳銃の雅

「ほんまや!豚足みたいになっとるわ!そやのぉ~、おどれのゴムパッチン6枚重ねて口にくわえとけ!」


ゴムパッチンの広志

「ええ~!組長が引っ張って離すんでっか?


二丁拳銃の雅

「他に誰がおんねん!ありがと思え!このわしが10m引っ張り倒して、バチコ~ンといわしたるよって!」


ゴムパッチンの広志は恐怖におののき全身が震える…!しかし親の命令には逆らえない世界である。


6枚の重ね合わせたゴムパッチンを口にくわえると壁際に立った。


二丁拳銃の雅

「ほな行くでぇ~!覚悟しいやぁ~!」


二丁拳銃の雅が渾身の力を込めてゴムを引っ張る!


バッチィ~ン!


衝撃的なバッチィ~ン音がこだまして、壁に人型の穴があくのであった。


ぶっ飛んだゴムパッチンの広志は、辛うじて起き上がると。


ゴムパッチンの広志

「組長!このゴム材質変わってまへんか?」


二丁拳銃の雅

「われ!気が付きよったか。今日の為にメルカリで取り寄せしとったんじゃ!最強硬度のゴム素材、グラフェンちゅ~ねん!」


グラフェンのおかげでゴムパッチンの広志の顔は腫れ上がり、鼻にいたっては3倍になっていた。


チャカ組の二丁拳銃の雅は、無類の新しいもん好きである。


二丁拳銃の雅

「どないじゃ!ビビったやろ!どえらい顔になっとんで!知らんけど?!」


雅は満足すると必ず会話の最後に、知らんけど?!と言うのである。


仕込み刀の義VS二丁拳銃の雅!


一体どうなってしまうのか!


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