表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/149

貴様らとなれ合うつもりはない①

オレには前世の記憶があった。前世で幼いころ見た話オレは当然主人公にあこがれたのだが、その主人公を超える強敵があらわれた。力と技はそいつが一歩上、負けられない状況と打たれ強さ、そして根性で主人公が勝った。そいつは後に仲間になるのだが。そいつは仲間になった後も、貴様らとなれ合うつもりはない」と普段別行動をとるのだ。当時の学友がそいつを主人公より強いと言い出し喧嘩になることもあったが、オレはいつしか主人公以上にそいつにひかれるようになっていた。オレのその後見た物語でもそのいう役回りの者が出てきオレは常にそいつにあこがれ続け、真似をした。10代の前半に通う学校で俺は5人1チームで行う。球技でエースとしてチームを優勝に導いた、次の学校のでは1年生の時からエースとして出場していた。勉強でも芸術でもオレは一番だた。それだけの努力を誰にも知られないようにしていた。大会ではオレに3人のマークがついた。それでもオレはパスを出さなかった。そしてチームは負けた。「なぜパスを出さなかった」と先輩に言われるがオレは「貴様らとなれ合うつもりはない」とついにあこがれづけた男の言葉を口にしたのだ。

暴行を受けたオレはどうすれば勝てるかを考えていた。そして事故にあったのだ。そしてオレは記憶を持ったまままれ変わった。魔法的に言えばなくはないこと。魔族は錬金術師が記憶を持ったまま生まれ変わった姿というのは有名な都市伝説だ。大きく外していないかもしれない。オレはヤギの特徴を持つ魔族と人族の女性の息子だった。生まれ変わる先がどこになるか、それは貴様らとなれ合うつもりはないが似合う人物になるために必要な要素だ、父は剣が得意であり、母は神職につき、魔術が使える。オレは第1の要素を突破したといっていい。オレ自身も両親の力を継ぎ氷と闇の魔法が得意で剣も使いこなす。いう事なしだ。今の力があれば3人相手にしたくらいなんてことない。1つ目の試練を超えたといっていい。だが二つ目の試練は難航を極めるだろう。貴様らとなれ合うつもりがないが似合う男は家族が何かしらとらえられたり殺されたりしているものだ。そうでなければただの嫌みな奴になってしまう。そういう性格にバックグラウンドがいる。本命は姉、自分をかばってさらわれる。似合う順番としたら姉、母、妹、弟、父、兄の順だろう。父か兄の場合は敵として出てくる。オレには幸い姉がいる。しかも封印の巫女に選ばれた。それはいい。ただ、オレはお姉ちゃんこであり、さらわれてほしくない。二つ目にして非常に大きな壁が立ちはだかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ