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そして彼は……
研究室で、静は、
「これが、バースト化の力よ、お兄ちゃん。使い方によって良くも悪くも働く。
見たところ、基本は結界内の全体のダメージを大幅に軽減するプラス、自分の超
強化、そんなところみたいね。もし、お兄ちゃんが、少しでもバースト化するの
が遅れたら、二人(光秀と怜)とも、特に光秀君は大怪我じゃすまなかったと思う
。縛るものに応じて、自分の強化具合も変わるんだけど、移動できなくするのは
、やりすぎよ、お兄ちゃん。もし、バースト化したお兄ちゃんの盾が以前と同じ
だったら、怜さんの木刀による攻撃でボコボコにされていたはずよ。能力盾では
、能力の付加されてない物理の木刀は本来なら、ガードできないからね。ま、結
界オーライで良し、としよっか。光秀君は、今、応急室だけど、大丈夫みたい。
愛さんによると、できることはした、後は本人の生命力しだいらしいわ。ダメー
ジは全回復したらしいけど、目覚めるまで、私の計算だと、あと二日はかかるわ
ね」
僕は光秀について不安もあったが、彼の元に行き、光秀の安らかな寝顔を見て、
安心し、僕も、寝ることにした。




