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犯罪少女の転生物語  作者: 芥庭 深乱
3/4

自分の異能

三,

身長が120㎝になった。私は7歳になった。まだ自分の異能がわからない。村の子達は次々と自分の異能を見つけていく。大体は実用性のないものだが、使い用によっては人を殺せそうなものもあった。まぁ、本人は気づいていないのだが…。

私はいつもの草原の一本の木の下で本を読む。最初の方はなんて書いてあるかわからなかったけど、今じゃ難しいものもスラスラ読めてしまう。すると、アルマ姉さんがぴょんと飛んできた。何かニコニコしている。…何を企んでいるんだ?

「…どうしたの?姉さん」

「なんだと思うぅ?」

本当に何を……?

「じゃんっ!」

そう言って姉さんの手が差し出される。その上には、クマのぬいぐるみだ。

「…可愛い…」

「でしょっ?!」

相変わらず姉さんは私のことを子供扱いをする。なんだか、このぬいぐるみ見ていると昔考えたことを思い出す。

動いたらどんなに可愛いんだろうなぁ…。

ん?動いたら……?もしかして…


私はそのぬいぐるみを自分の足元に置いた。自分は顔がつくんじゃないかと思うくらいに地面に近づけた。

「何しているの?」

「…ムムムムムムムム……」


するとどうだろう。ぬいぐるみはひとりでに動き始めた。姉さんは驚く…

「ヤッタァ!成功だ!」

「何?何?何が起こったの?どうして動いているの?」

戸惑う姉さんに私は元気よく説明してみせる。

「私の異能だよ!これが!私の異能は、


『人形を操る能力』


なんだよ!」



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