表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残月光  作者: 結城コウ
38/144

六話-6

そして、その魔法具は4つ


タイプの違う腕と手のプロテクターのような物が2つと


ライフル型と拳銃型の魔法銃が1つずつだ


『…四人で探しに行くのが無難だな

他の皆はここで待機それでいいな』


反論は無い


『なら、誰が行くかだが…』


「オレは行くぜ

止めたって、丸腰でも…」


『わかってる

一人目はお前だ』


言葉を遮るように爪があるプロテクターを長月に渡した


『で、二人目は…

…俺が行こう

こういう魔法具に使われる魔法は俺の成績が良かったハズだ』


(…と、言っても2番目だが)


俺はもう片方のプロテクターを拾いあげた


『…三人目は…

葉月、来てくれ』


「う、うん」


葉月に拳銃型を渡す


実を言うとあまり葉月にこんな事をやらしたく無いのだが


先の"Search"で二人を見付けたのは葉月だ


連れていかない訳にはいかない


そして、四人目


俺は迷った


誰を連れて行くべきか


(…夜代が居たら…)


夜代はNo.1だった


全ての魔法に置いて


本当は"ものさがし"だって葉月より上手い


全てに置いて、パーフェクト…


もし、夜代が居たなら


選ば無い手はなかった


それ故に、惜しかった


『…霜月、頼む』


「…わかったよ、俺が行く

…夜代の代わりは無理だけど」


霜月はライフル型を受け取った


『…すまない』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ