雨宮「成長物語」
話進めないとやりたいことできないってのがわかったからどんどん進める。でも100話中25話ぐらいは進まないストーリーいれるかも
朝、目を覚まし、顔を洗い、押入れを開け、幼女を取り出す。
この一連の動作を済ませ、昨日のことが現実であることを受け入れる。
「起きろ、ハナ。特訓だろ?」
「何よ、適応能力高くないとか言ってなかったかしら?」
「知らんな」
昨日の寂しさでいろいろ吹っ切れたのさ。
ちなみに今五時。早起きはきっと得するはず。
「どこで特訓するんだ?」
「その辺の林にでも行きましょう。」
朝食を取り、着替えてからとりあえず家を出て人気の無い竹林へ。
で、どうするんざんしょ?
「竹にぶつからないようにジグザグに十メートルくらい進んで折り返してきなさい。」
「おう!」
普通に走って戻ってくる。肩とかがちょっとぶつかったがな。
「どうだ!」
「…あなた馬鹿なの?能力使って走るのよ。」
あ、そうか、能力を使いこなす特訓だったなこれ。
「行くぜ!音速!!」
高速移動を使う。名前は昨日一人で決めた。
ぶつからないように竹の間を通り抜け…れない。
俺の顔にぶつかりベチンと音を立てる。
「はぁ…」後ろからハナのため息が聞こえる。
「三倍程度で音速とかおこがましいわ。十倍で音速名乗りなさいよ。」
そこですか…ぶつかったことかと思った…
気を取り直してもう一度突っ込む!
「高速!!」
今度こそぶつからず…ぶつかりました。
「名前は変えたようね。とりあえず次は当たりに行くのをやめなさい。」
「避けようとしてるっての!!」
いやまぁ…一本目からぶつかるのは当たりに行ってるように見えるのか…
何がいけないんだろうな…
「この特訓は早すぎたかしら…しょうがないから別のこと先にやりましょう。」
しょうがないか…チクショー!
「一回自分に何が出来るのか把握しなさい。加速能力だけじゃないかもしれないから。」
そういや火の玉避けたときはゆっくりに見えたよな。
今は何がなんだか見えないってことか。
見え方がどう変わるか試す。
立ち止まった状態で能力を使おうとしてみる。
だが能力を使っている感覚がしない…なぜ…?
「何をボーっとしているのよ。」
「いや、能力を使おうとしてるんだができなくてな。」
「はぁ?もしかして条件満たせてないんじゃない?」
「条件?なんだそりゃ?」
「どんな能力にも発動条件があるのよ。あなたは立ち止まっちゃ駄目ってことね。」
「そういうことは早く言え!」
「あなたが聞いてこなかったから言わなかっただけよ。」
こいつと話してると疲れる。
とりあえずゆっくり歩きながら能力を使う。
「高速。」
おぉ!周りがゆっくり見える!
とりあえず竹をジグザグにくぐり抜けてみる。
歩いている感覚だから問題ないな。
普通に走っても多少ぶつかるんだから高速で走ってたらぶつかるってことか。
めっちゃ普通に難しいな。速度上げのほうが簡単なんじゃないか?
そう思ってもっと早い自分をイメージする。
うぉっ!上がった!これで普段の何倍ぐらいだ?
立ち止まる。すると能力は止まる。
「ハナ、さっきのはどのぐらいの速度だった!?」
「五倍ぐらいかしら…というか使いこなせないのに速度上げてるの?」
「歩いてれば大丈夫だったからな。次は十倍にしてみせるぜ!見とけよ?」
「はいはい。」
「高速!」
基本を五倍にできた!よし、このまま
「音速!」
今の二倍を思い浮かべる。
めっちゃ早い、歩いていてもだ。
速さは上げられたがやっぱコントロールが必要だな。
能力を止め、ハナに話しかける。
「どうだ!十倍できたぜ!」
「何、その習得速度、ちょっとおかしくない?」
驚いてるようだな。ククク、このままどんどん成長してやるぜ。
その後も何度も速度上昇とコントロールを練習したが
十倍以上は出来ねぇ、コントロールとか論外。
まぁもうすぐ昼だし一旦休憩するか…
何百年も生きてるのに楽しそうなとことか時を操るチートなのに強キャラに感じさせないところが時音の好きなところです。




