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ンザンビの召喚士  作者: 鰯 寛之
プロローグ2
113/113

謎の男

 その光景を、崖の上から見ている人物がいた。


「まったく。とんでもない出来損ないだ」


 謎の男が言った。


「そうは思わんか?」


「・・・・・・ああ、まったくだ」


 謎の男の隣にいたのは、セルナド学園長だった。


「あんな出来損ないに育てた覚えはないんだがな・・・・・・」


「どうだ、これからまだ成長すると思うか?」


 謎の男が言うと、セルナド学園長が鼻で笑った。


「無理だろう。根が腐りきってる」


「同意見だ。とんだ無駄足だったってわけだ」


「私と出会えたんだ。無駄足ってことはないだろう」


 セルナド学園長が薄ら笑いを浮かべながら言った。

 謎の男もニヤッとする。


「まだきみの実力を確かめたわけじゃない」


「じゃあ、どうかな? 手始めにこの国を滅ぼしてみるっていうのは」


 謎の男は鼻で笑うと、きびすを返した。


「やめておけ。崩壊寸前のこんな国、滅ぼしたところで何の手柄にもならん。そんなことをするために、きみをカイライ化したわけじゃない。いくぞ」


 謎の男がひとり歩き出す。セルナド学園長は崖の下を一瞥してから、ゆっくりとした足取りで謎の男のあとを追った。

 セルナド学園長の目は終始、白目だった。

 

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