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イセリーend C-2 壊

ソファで目を覚まし、色々あってイスルフィルがイセリーであり男であることを隠していたと言われ、頭が追い付かない。


夕方になり屋敷へ帰ろうとした最中、宰相に声をかけられ少し話をすることになったが。


宰相が彼を好きかどうかをたずねてきた。そんなの決まっている。


→[大嫌い]


「人にあまり言いたくないけれど、私に長年嘘をついていた点、幼馴染としては嫌いというかやるせないというか」


よく見ていればわかるはずだったのに、気がつけなかった自分もバカだった。


「表の口より心の口は正直ね」

「え?」

「話は済んだわ、またね」


宰相が何を言いたいのか私にはわからないまま、向こうは満足して去る。


私は帰宅し翌日、城へ。正体を知ってしまったけれど、私にとっては何も変わらない。


「失礼します」


イスルフィルの部屋にいると、宰相が部屋に入るなり私の腕をつかんで引き寄せた。


「王子、彼女を貰ってもいいでしょうか?」

「アンタなにいってんの?今さら恋のライバルに上がるなんてぽっと出もいいとこだよ。張り合いたいならアスライラを倒してからにしてよ」


なんでアスライラが話に出てくるのかわからない。


「アスライラ王女なら微笑みかけたらすぐに逃げました。案外その程度の想いだったんですね」


なにに対する想いかは知らないが、宰相の恐ろしい微笑みに勝てる人間など女王くらいではないだろうか。


「本日は宣言のみだったので、去ります」


宰相が部屋から出ると、イスルフィルが私をじっと見てきた。


「いつの間に、なんで宰相に気に入られてるの?」

「さ、さあ?」

「別に宰相が君を好きでいようがいまいがどうでもいいよ。君が侍女である限り、僕達は離れられないんだから」

「そうですね。貴方が解雇しないと私はどこにも行けない」


【主従...進まない関係】

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