有能すぎてパーティーから追放された勇者、赤唐辛子たっぷりの激辛ラーメンを作っていたら、第四王女とめぐり会う
"伝説の勇者"のジョンはパーティーから追放された。有能すぎるからだった。彼ばかりが活躍する様子が、ほかのメンバーからすればおもしろくなかったのだ。勝利の宴でその旨、美女のリーダー、スト女史ことストレンハイムから聞かされた。「あなたはできすぎだから要らないのですわ」だとか、「あなたがいないほうがパーティーはうまく回ります」だとか、「有能すぎるあなたがいるせいで、パーティーはモチベーションを失っているのですわ」だとか、率直に言われた。ジョンは泣きたかった。そんなネガティブな気持ちの折、街のラーメン屋で赤唐辛子がたっぷりきいた逸品とジョンは出会う。そのうまさたるや、彼の人生を変えるほどだった。
※他サイトにも掲載しています。
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