56話 襲撃
クシャが調べてくれた
紡ぐノートの全マップを
見たアージュは
ルイジェネウス
アージュ「・・・」
クシャ「何か
打開策でもあるの?」
アージュ「・・・」
アージュ「・・・・・・・」
アージュ「・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・奇跡って
・・・あるものですね
ユナハ「え!?」
アージュ「・・・これなら
ガティレイアを
”なんとかできる”
かもしれません
ユナハ「本当に!?」
アージュ「可能性が高い
それだけですが」
ゲルター「・・・おい?
”倒せる”じゃなくて
”なんとかできる”
・・・なのか?
アージュ「・・・
・・・倒せると
・・・思いますか?
ゲルター「・・・」
シャル「・・・倒せそうに
・・・ないわね」
アージュ「だから
”なんとかする”のです
この可能性に賭けるしかない
だって
・・・ガティレイアは
・・・優しい人ですから
ゲルター「どこがだよ!?」
アージュ「優しいでしょ?
だって
人類10億の命のために
悪魔になることを
選んだ人ですから
ゲルター「・・・」
アージュ「そんなの
優しいに
決まってるでしょ?
アージュ「ミカ?
共に来てもらいます
ミカ「・・・」
アージュ「人類存亡
世界の終焉の危機です
あなたが
”愛している男の子”
あなたに
ミカ「・・・」
アージュ「あなたに
アキ・ルナフェクトを
動かしてもらいます
ルガスタ 高度1万メートル
ガティレイア旗艦 ヴァリトス
ガティレイア「・・・」
私はガティに救われた!!
ガティレイア「・・・」
悪魔になるのなら
一緒に悪魔になろう?
ガティレイア「・・・」
・・・泣いて・・いいよ?
ガティレイア「・・・」
ガティレイア「・・・・・・」
ガティレイア「・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・救われているのは
・・・俺の方だ
ガティレイア「・・・俺が
・・・”まだ
・・・人間で居られるのも”
ガティレイア「・・・
ルダ?
お前が
居てくれるからだ
ガティレイア「・・・
・・・すべてに
・・・否定されてもいい
ガティレイア「・・・
・・・ルダだけが
・・・肯定してくれるのだから
ガティレイア「・・・それがあれば
・・・充分だ
たいした絆ですね?
ガティレイア「・・・誰だ?」
そう
身構えなくても
いいのでは?
ガティレイア「・・・女だと?
・・・何の用だ?
・・・いや
・・・どうやって
・・・侵入できた?」
あなたを
知りたいだけです
ガティレイア「・・・」
”作者”は
あなたに
興味を持っています
ガティレイア「・・・作者?」
”世界を創った者”
ゆえに
みなは
そう呼びます
私は
シウスと
呼んでるのですがね
ガティレイア「・・・」
あなたは
いまも
想いが
鬱陶しいですか?
ガティレイア「・・・」
想いを
背負い過ぎでは
ありませんか?
ガティレイア「・・・」
想いを
受け止められますか?
ガティレイア「・・・」
想いに
潰されない
自信はありますか?
ガティレイア「・・・」
ガティレイア「まず
名乗ったらどうだ?」
失礼しました
私は
私の名前は
セクト・リーア
作者の想いを形にする者
ガティレイア「精神を攻撃するには充分な情報だな?
どこの誰だか知らないが敵対するつもりか?」
セクト「作者は
あなたに興味を持っている
ですが 私には わかりません
わからないゆえに
刀を抜いた!!
ガティレイア「・・・」
セクト「”精神がきつい中”申し訳ありませんが
あなたを知りたいゆえに
攻撃させてもらいます
ガティレイア「・・・」
セクト!接近!!
ガティレイア「・・・速い」
つばぜり合い!!
ガティレイア「何が目的だ?」
セクト「言ったでしょ?
あなたを
知りたいと?
刀ごと!
ガティレイアを
ふっ飛ばした!!
魔導弾!追撃!!
ガティレイア「・・・」
刀で
振り払うが!!
ガティレイア「・・・
・・・居ない
どこを見ているのですか?
ガティレイア「・・・なに?」
私は
ここに居るのですが?
ガティレイア「!!!!!!」
緊急防御!防いだ!!
ガティレイア「・・・何者だ?
・・・貴様」
セクト「さきほどの
私のセリフ
あなたは
どこかで
誰かに
使いませんでしたか?
ガティレイア「・・・」
セクト「まあ私は
想い出話が
好きなだけです
セクトの刀が!
斬撃で飛ばされる!!
セクト「・・・」
ガティレイア「・・・武器を
・・・落としたな?」
セクト「そうですね」
ガティレイア「いま立ち去るなら
見逃しても
・・・・・・・
ガティレイアの脇腹に
セクトの刀が刺さる!!
セクト「防具を仕込んでいましたか?
命は落とさずに済みましたね?」
ガティレイア「・・・刀が」
セクト「”魔力で引っ張っただけです
磁石のようにね”?
誰でもできるでしょう?」
ガティレイア「・・・俺を
・・・知りたい
・・・それだけか?
セクト「・・・
もう一度
自己紹介を
やり直します
セクト「私は
セクトプリオン総司令官
セクト・リーア
”人類の行動次第で”
エンドワールドを起こす者
ガティレイア「・・・」
セクトリーア「エンドワールドを
起こすのにも
止めるのにも
第3人類侵攻と
ガティレイア「・・・
ガティレイアが
セクト「・・・
邪魔なのですよ?




