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なぜ君は?  作者: ausunoto
23/31

23話 クソ野郎の事情





         あれが


         いま話題の


         ”刹那の剣士”か







ゲルター「思考で戦うエーゼとは

     真逆なアタッカーだろ?」


エーゼ「とことん ふざけてる

    何も考えないことが武器なんて」








         それが


         純粋な武器になってる








エーゼ「デネか?」



ゲルター「ヤシアに

     伝えるか?

     そろそろ

     動き出すと?」



デネ「よく言う

   ゲルター?

   お前が







  


          ”創造のバランサー”と


          やり合いたいだけだろ?











デネ「あの

   クシャって言うやつと」



ゲルター「まあ










            同じ


            バランサーとして










エーゼ「・・・」



ゲルター「・・・とことん











            やり合いたいねぇ











グレンハム森林公園









          さいきん


          シャルのイン


          少なくない?










ユナハ「・・・」



クシャ「少ないって言うか

    なくな~い?」


アージュ「どうしたのだろう?」


ユナハ「・・・








          ・・・あのね









現実 ユナハの家


ユナハの父 ガッセ


ガッセ「さいきん

    家事ミスばかり

    起こしやがって!

    ふつう

    料理で火を使ってるのに

    その場から離れるやつがあるかあ!







           ダメ亭主


           ダメ亭主!と


           散々 言っておいて!!











ガッセ「なんだ!

    その

    ダメ主婦がああ!?









          そんなんだったら!


          ゲームを取り上げるぞ!?










シャル「ごめんなさいガッセ!

    もうしません!

    だからゲームだけは

    ゆるしてええええええ;;!?」









紡ぐノート


アージュ「・・・」


クシャ「・・・」



ユナハ「・・・そんなことが

    ・・・あってね」





アージュ「・・・









         (・・・立場が


          ・・・逆転したのですね)










クシャ「(・・・しかも

     ・・・煽っておいてからの

     ・・・逆転)」






ユナハ「・・・だから

    ・・・一週間くらい










          ・・・イン


          ・・・できなくて











アージュ「・・・」


クシャ「・・・」




クシャ「・・・なんていうか












          ・・・昔の


          ・・・”アレ”だね














クシャ「(・・・ゲーム

     ・・・取り上げられるって)」



アージュ「・・・」




クシャ「・・・」




クシャ「・・・あのね?

    ・・・ユナハ?

    ・・・それ












           ・・・やめなさい?












クシャ「・・・え?」



アージュ「・・・いま

     ・・・言おうとしたことは











          ・・・ぜったいに


          ・・・言葉にしたら


          ・・・いけないやつです










クシャ「・・・あ~」



アージュ「・・・わかりましたね?」



ユナハ「ねえ?

    どういうこと~?」



クシャ「・・・なんでも

    ・・・ないのよ?

    ・・・ユナハ?








       ・・・ぜんぶ私が


       ・・・悪かっただけ







                 だから


                 なにが~??












クシャ「シャルが居ないなら

    新ボス ヒーラー

    どうしようかぁ?」



アージュ「そこは

     私がヒーラーやるとして








          私の代わりは











結局

ノラさんを

入れることに

したのだが








アージュ「・・・あ」



「・・・」









           そのノラさんは









ユナハ「・・・あの時の」


アージュ「・・・」




「・・・」











           そいつ弱いから


           外しましょうよ!?













リャク「・・・お久しぶりです」




ユナハ「(・・・あれ

     ・・・そういうこと

     ・・・言う人だっけ?)」



アージュ「お久しぶりですね?」


クシャ「知り合い?」


アージュ「えぇ

     ”いろいろありました”」




リャク「・・・」



リャク「・・・ボス戦










           宜しくお願いします











新ボス ガードナイト



アージュ「いくら

     ユナハの

     迷いのない

     攻撃力でも

     このボスは固い」


クシャ「耐久値もね」



アージュ「リャクさん?







          ヒーラーの私と


          準ヒーラーの











リャク「・・・」



アージュ「私たちが

     粘らなければなりません」



リャク「・・・わかってます」




アージュ「では










            開戦しましょうか












ガードナイト戦



ガードナイト「・・・」








          ダブルシールド


          守備力を上げた!!







クシャ「・・・開戦から

    ・・・そのバフ」



ユナハ「・・・なんか

    ・・・疲れそう」



アージュ「・・・えぇ

     ・・・ここで








            プレイヤーが


            一番 嫌いそうな


            新ボスを実装するなんて









アージュ「・・・この

     ・・・ゲームの運営さん

     ・・・正気ですかね









           私から見れば


           サ終でも


           ねらってるのかな?としか


           思えないのですが











クシャ「・・・お兄ちゃん?














            ・・・現実的












アージュ「・・・え?」



クシャ「・・・ファンタジーの世界で









       ・・・それ


       ・・・やめようね?







               ・・・ごめんなさい







          ・・・あの












アージュ「・・・あ」



リャク「・・・ちゃんと

    ・・・戦いませんか?」



クシャ「・・・ごめん」


アージュ「・・・すみません」





ユナハ「(・・・あれ








         ・・・アージュさんが


         ・・・クソ野郎に


         ・・・ド正論

 

         ・・・言われてる)










ちゃんと戦う事で

ガードナイト戦






         鉄壁の守りの


         ガードナイト








ユナハ「・・・ぜんぜん

    ・・・けずれない」



クシャ「なのに

    一撃が重いんだよなぁ」



アージュ「油断したら

     大ダメージですね

     (気づけばいいのですが

      指示はしたくない)」









           ガードナイトの


           守備力が


           かき消された!!










ユナハ

クシャ「・・・え?」




リャク「・・・









          ボスのバフ解除は


          僕が担当します



          支えも


          みなさんの


          バフ管理も










ユナハ「・・・」


アージュ「(・・・あれ)」




リャク「アタッカーの二人?

    思う存分 戦ってください?」



ユナハ「わかった」


クシャ「そうさせてもらおうかな」




アージュ「・・・











           (・・・あれ?)












リャクの

臨機応変の戦いにより


難なく

ガードナイトは倒せた









ユナハ「・・・削るの

    ・・・しんどい」



クシャ「・・・たしかに

    ・・・嫌われるボスだわぁ」





アージュ「・・・」



リャク「ありがとうございました」



アージュ「・・・」



アージュ「・・・・・失礼なこと

     ・・・・・聞きますが









           中身は


           あの時と

 

           違う人ですか?











リャク「・・・」


リャク「・・・・・

    ・・・・・








      

            深々と


            頭を下げた!!










アージュ「・・・え?」



リャク「・・・











             すみませんでした!!













リャク「あのとき!

    アージュさんに言われて

    気づいたんです!!」





回想


アージュ「あなたは

     少しは

     それを言われた人の気持ちを

     想像してみてはいかがですか?」



            回想 終了








リャク「僕!想像しました!!

    あの時のベジーさんの気持ちを!!








            つらかっただろうな


            傷ついただろうな


            悲しかっただろうな










アージュ「・・・」



リャク「・・・もう








           ・・・ネットゲームが


           ・・・嫌になったかもしれない










リャク「・・・僕のせいで」




アージュ「・・・」




リャク「・・・そう

    ・・・考えて

    ・・・想像したら









         ・・・なんてことを


         ・・・したのだろうって










アージュ「・・・」




リャク「・・・それに










          ・・・あの時の


          ・・・アージュさんにも


          ・・・ユナハさんにも












リャク「・・・申し訳なくて」




アージュ「・・・










          鍛えられた本質眼で


          リャクを観察したアージュ










アージュ「(・・・









          ・・・本音を


          ・・・言ってますね)














リャク「・・・だから












          ・・・ごめんなさい












ユナハ「・・・」


アージュ「(・・・











          ・・・こういうことも


          ・・・あるのですね)














アージュ「大丈夫ですよ?

     あの時のことは

     忘れてます」



クシャ「さっき

    ”いろいろあった”って

    言ってなかったっけ?」



アージュ「・・・ミア?」



クシャ「は~い

    よけいなこと言いました~」




リャク「・・・もう

    ・・・こんなこと

    ・・・しません









          ・・・叱ってくれて


          ・・・ありがとうございました












ボス戦 終了後




ユナハ「・・・あの時の

    ・・・クソ野郎が」



クシャ「もしかすると









         叱ってくれる人が


         居なかったんじゃないの?









アージュ「え?」



クシャ「そういう人が居なくて

    誰も見てくれなくて










          つい


          自暴自棄になったのかもね











アージュ「・・・」



クシャ「まあ

    想像だけどねぇ~」



アージュ「・・・」



ユナハ「・・・アージュさん?」



アージュ「・・・いえ









            クソ野郎には


            クソ野郎の



            事情が


            あったのかも


            しれませんね












アージュ「まあ

     だからと言って

     ゆるされることでは

     ないですが」




クシャ「なんていうか










           叱ってくれる


           人が居るって


           幸せだわぁ~








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