プロローグ
勝てない。勝てない。
俺は何をやってもこいつに勝てないのか・・・
「仕方ないさ、何せこの僕が相手だからね。」
この嫌味ったらしいイケメン野郎は、風間レイ。俺の幼馴染だ。
小さい頃からこいつに何をしても勝てなった。
「まあ、またいつでも挑戦してきなよ、相手してあげるからさ。」
余裕な態度のこいつにも腹が立つが自分の弱さと、自分の無力感にも腹が立つ。
やはり才能が違うのか。いっそ死にたくなってきた・・・・
日課のランニングで外に出た。今日は走るコースを変えるか。
「ハァハァ・・・」あいつは今頃美味いもん食って女と遊んでるんだろうな。そんなことを思ってた時だった。
前から見覚えのあるイケメンが汗を物凄い出しながら走ってきた。
「やあ、ひなたくんじゃないか。君もランニングかい?」
俺は自分に腹が立った・・・。天才だって努力してる。しかも俺以上に、なのに俺はこいつはセンスがあるからと言い訳して。どこかで俺はこいつには負けてもしょうがない、こいつは俺とは違うからと思い込んでいたのかもしれない。
ドン!!と俺は自分の顔を殴ってこう言った。
「俺はお前には負けない。」
「僕も君の事は認めてるんだ。負けないよ。いつでも挑戦は受けるよ。」
そう言って俺たちはお互いを認め合った。
その数日後、レイは、死んだ・・・・・・
交通事故にあったらしい。赤信号を渡ろうとしてた、子供を助けてレイが代わりに轢かれた。
レイの葬式にはたくさんの人が来た。あいつはいろんな人から愛されていたし、尊敬されてたのがわかった。
「ちくしょう!!お前が死んだら俺は何を目標にしたらいいんだよ!!」
俺はレイの事を心からライバルだと思ってたし、尊敬してた、死んでから気づいても遅いよな・・・
俺は泣いた、絶望に浸りながらただ歩いた、もういっその事、死ぬかと考えてた時・・・・
プップーーーーーードン!!
俺は車に轢かれた、意識が朦朧としてた、俺は来世があったらあいつのような生き方をすると決めた。来世があったら、レイのような人に愛されて、弱気者を守り強気者を挫くそんな人になりたい。と小さな声で呟いてたら声が聞こえた。
「合格です。火神光晴さん、あなたは異世界で勇者になる資格があります。あなたには、これから生まれ変わってもらいます。」
と美人な、まるで天使みたいな人に言われた。なんだこの人は何を言ってるんだ?
「あなたには異世界で勇者として世界を救っていただきます。この前も顔が整っていて、小さい子の身がわりになった人を送ったばっかりなんですけど、今あちらの世界は魔王が復活しそうなので、いち早く強くて正義感が溢れた人を転生させています。」
顔が整っていて、小さい子を助けた?、、レイのことか?俺はまたレイと勝負することができるのか。
「俺を転生させてくれ!!」
そういうと美人は言った。
「だからそう言ってるじゃないですか。あっちの世界では、いち早く勇者の力が必要なんです。まぁその覚悟こちらとしてもうれしいです。」
覚悟?なんだそりゃ?
「勇者である覚悟、勇者であり続ける覚悟それは、、、、おっと長話が過ぎましたね。あなたは炎の勇者になってもらいます。勇者は全部で5人いますので全員で魔王を倒し、世界を救ってください。頼みましたよ。」
と美人が告げて俺は転生した。
初投稿です。物語考えるの楽し過ぎて時間あっという間でした。これからもどんどん投稿していきたいです。
文章作るのは、素人なので読みづらっかたらすいません。




