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異次元の女優たち  作者: 宮里英門
第1章 奇才塾 編
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9-27 星影百合の秘密27

すると、すずめから、


「麗子は、とうとうやってくれたわね。これで、もう最強の百合は、2度と姿を見せないことを祈りたいわ。ぜひそうなってほしい。」


 意識を失った星影百合は、そのまま、すぐには目覚めなかった。そして、救急車で救急搬送された百合は、その後、1ヶ月は、目覚めず、その間、病院であらゆる検査を受けたが、このまま、目覚めない可能性もあり、あるいは、そのまま死に至る可能性もあるという。


 それというのも、彼女の中で、2人に分かれた人格が、その脳内で同時に目覚めて、障害を起こしているという。そして、その末に、どちらか一方が消滅すれば、残った人格において、目覚めるかもしれないという。だが、本当のところは、わからない。万が一にも、再び、最強の百合として目覚めることも可能性としては、ないわけではないのであった。


 だが、やがて、百合は、本物の本人として、目覚めた。そして、その横には、進藤麗子、吹雪ふぶきすずめ、緑川あやめが、心配して、そこにいた。


すると、麗子が、


「よかったわ、百合さん。その顔は、本当の百合さんね。」 


そして、3人とも、喜びの涙が溢れていた。


「3人とも、心配かけたわね。本当にごめんなさい。」


「いいのよ、百合さん。それに、すずめもあやめも、秘技から目覚めて、もう大丈夫よ。」


それを聞いて驚いた百合、


「信じられないわ。あの秘技から、目覚めるなんて。でも、とにかく、よかった。」


「そうなのよ。もう大丈夫。」


 麗子は、それを聞いても、【仮面麗華かりおもてれいか】のことは、秘密にしておくことにした。それは、自分が秘技にやられて、【仮面麗華かりおもてれいか】に救われた上、アオデミー賞を獲ったのが、自分ではなかったとは、とても言えなかったからであった。


 その後、数日の静養によって、すっかり元気を取り戻した百合は、あらためて、俳優の所属する事務所、ユリ・プロダクションを立ち上げ、麗子と、すずめ、あやめの3人は、そのまま所属することとなったのであった。




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