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設定資料

設定資料を区切りのよい、第二章が終わった後に移しました

【設定資料1】世界の地形と「水の理」


  1.世界の姿:5つの大陸と高低差


   中心に位置する**「中央大陸」と、それを囲む「4つの大陸」**の計5つで構成される


   中央大陸には空を突く高山連峰がそびえ、世界で最も標高が高い場所

   ここから外海(海)に向かって、世界全体がなだらかな下り坂となっている


  2.「母なる大河たいが」:大陸を隔てる巨大な環状河川


   中央山脈に降る莫大な雨は、無数の河川となって放射状に流れ出す

   それら全てが合流し、中央大陸をぐるりと円を描くように囲んで流れるのが、

   幅数キロにも及ぶ「大河」


   大河は、中央大陸と周囲の4大陸を隔てる物理的な境界線となっている


  3.「中河ちゅうが」:外海への排水路

 

   「大河」の水が、4つの大陸の隙間を通って外海へと流れ出す場所。

   これを「中河」と呼び、計4本存在する


   大河から外海への落差が激しいため、中河には巨大な滝や急流が存在し、船の航行は困難


   逆に中河から離れた「大河」の中間地点は流れが穏やかで、魚や水生魔獣が多く生息し

   都市部では船も利用される


  4.橋の重要性:文明の「関節」


   この世界において、橋は単なる移動手段ではなく、文明を繋ぎ止める生命線。


   激流と魔獣に阻まれたこの世界では、橋の崩落は「都市の死(孤立)」を意味する

 

   平野が多くの川で分断されているため、「住居は橋のこちら側、職場や田畑はあちら側」

   という地域も多く、橋は日々の暮らしに欠かせないインフラとなっている


   ※大型の空飛ぶ魔獣は飼育・家畜化が不可能なため、大規模な空輸手段は存在しない


【設定資料2】『橋』の守護者:『橋精』と『橋獣』


  この世界では、橋には二つの魂が宿ると信じられている


  1.橋精きょうせい


   橋の「記憶」や「風」を司る精霊。旅人の無事を祈り、周囲の環境(霧や風)を整える


  2.橋獣きょうじゅう


   橋の「骨」や「重み」を司る聖獣。橋脚の底や石材の中に潜み、構造そのものを強靭に保つ


  3.不動の掟


   彼らは自らが宿る橋から離れることができず、橋と運命を共にする守護者です。

   ただし、同じ川に架かっている橋の橋精・橋獣たちはその川の中で意思疎通・移動が可能


【設定資料3】 四つの『橋城きょうじょう


  大河から中河へ水が流れ込む重要拠点に架かる、古代の巨大橋

  その上に築かれた都市を「橋城」と呼ぶ。


  四大陸から派遣された領主が治めているが、領主によって統治のあり方は様々


  ショウたちが二章で滞在していたのは、南大陸の領主が治める「中央都市セイラン」

  実直なセイラン侯が治めているが、高額な通行税で民を苦しめる領地もあると噂されている


【設定資料4】霧廻りの大橋きりめぐりのおおはし


  セイランを支える、伝説的な古代の長大橋。


  二層構造: 都市機能を持つ「橋城」と、並行して走る「往来用の橋」の二重構造。


  中央橋脚メイン・ピアー:全重量を支える心臓部。今回の調査の舞台


  連結還流管:城の地下と橋脚を繋ぐ通路。

        本来は魔力循環用だが、現在は保守用通路となっている


  霧の発生:南の温かい水と橋の浄化作用が反応して霧を生む

       現在は不気味な「叫び」のような揺らぎを見せている


【設定資料5】その他の橋城


  東の『渦水鎮かすいちん橋城』

  西の『鉄鋼てっこう橋城』

  北の『氷晶ひょうしょう橋城』


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