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逃げ出した僕

※この作品はフィクションであり、実在する、人物 地名 団体とは一切関係ありません。

初めて小説を書くので、こうした方がいい等があれば教えて貰いたいです。


 四月が始まり高校二年生になった、一年生の頃は心踊った高校生活を送っていたと思う、でも最近は昔面白いと思ったことも面白いと思えなくなってしまった。


(きっと疲れてたんだろうな……今日は学校サボって電車で何処か行くか)

 僕はベットから身を起こしキッチンでお湯を沸かし珈琲をマグカップに注ぎゆっくりと一口を飲む。


「朝っぱらから火傷して最悪な気分だ……」


 珈琲を冷ましている間二階に戻り部屋で着替えを終え、一階へ降りて冷めた珈琲を飲み干した。

 時刻は朝の七時、普段ならまだ寝ている時間だ

 今の僕は通勤ラッシュ前の人が少ない電車の座席に座って外を眺めていた。

 朝早くから起きたせいか少しうとうとし始める、目を瞑り電車の揺れで眠ってしまう、電車のアナウンスで目を覚まし急いで降りた。


「ここ何処だよ……」


 僕はホームにあった駅名標に駆け寄った「占冠(しむかっぷ)……」

 調べて見ると札幌駅からおおぞらで約一時間半の離れにある場所らしい。


 僕はとりあえず待合室の椅子に座りヒーターで暖まりながら一息(ひといき)つく北海道の四月はまだ少し肌寒く待合室にあるヒーターは落ち着く場所として完璧なのだ、特に田舎の駅は人が少なくヒーターを独り占めできる、近くにコンビニがあれば飲み物や食べ物を買い小説等を読んでいれば充分時間を潰せる。


 でもこんな事をわざわざ電車で遠出までしてしたい訳じゃない。

 

 地図アプリで見ても近くにあるのは中華料理屋くらいで、少し興味が湧くけど腹はまだ空いていない。


「とりあえず電車来るまで小説でも読むか……」


 僕はスマホでアプリを開き、買っていた小説を読み始めた。

 あっという間に数十分が過ぎた、やっぱりこの作品何回も読み返してもは素晴らしい。


【負けヒロインが多すぎる四巻】とにかく四巻の良さは志喜屋先輩が可愛い、四巻だけタイトルを志喜屋先輩が可愛すぎるにしてもいいと思う。


 そんな事を思っているとページをめくる手が止まる、さっきまで誰もいなかった向かい側の席に制服を身に纏った女の子がいた。


 いつからいたのだろうか?

 僕は彼女に視線を移しすぐに逸らした。

 可愛い子だ。

 ここら辺に住んでいるのだろうか?

 もう一度視線を向けた、その瞬間目が合う。


「――」

 

 暫く(しばらく)見つめ合い、先に口を開いたのは彼女だった。


「見ない顔だけど、ここに来るの初めて?」

 

  

読んで頂きありがとうございます!


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