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一人増えて、一人消えた。ただ、それだけの夏の日の話。

作者:木立 花音
【第2回Solispia文学賞で佳作を受賞しました。ありがとうございました!】

 病気で父親を亡くした少年、高橋都(たかはしいち)は、四年ぶりに故郷である神無し島に戻ってきた。
 島根県の沖にあるこの島は、守り神がいるという言い伝えがある反面、神の姿を見た者は誰もいない。そんな状況を揶揄してついた名が、「神無し島」なのであった。

 花咲神社の巫女である、花咲夏南(はなさきかな)と向かった川で、仲良しグループの面々と川遊びをしていた都。そんなおり、人数が一人増えているのに気が付いた。
 しかし、全員が知っている顔で?
 誰が、何の目的で紛れ込んだのか、まったくわからないのだった。
 ――増えたのは誰か?
 真相を知りたければ、御神木がある時超山(ときごえやま)に向かうといいよ、と夏南に聞かされた鮫島真人(さめじままさと)は、新條光莉(しんじょうひかり)、南涼子(みなみりょうこ)、に都を加えた四人で山の中腹を目指すことに。
 その道中。『同じ道筋を誰かがたどっていた』痕跡をいくつか見つけていくことで、増えた人物の『正体』が、段々と浮き彫りになっていくのであった。

 増えたのは誰だ?
 増えた者はいずれ消えるのか?
 恋愛×青春ミステリー、ここに開幕。

 ※この作品は、アルファポリス、カクヨム、ノベルアッププラス、Solispiaでも連載しています。
序章「僕たちが一人増えた日」
【故郷の空】
2023/07/23 20:47
【神様ならいるよ】
2023/07/23 20:51
第一章「鮫島真人」
第二章「南涼子」
【南家のお嬢様】
2023/07/23 21:09
【雨の日の記憶】
2023/07/23 21:11
【スタンドバイミー】
2023/07/23 21:48
第三章「高橋都」
【都の独白】
2023/07/24 21:19
【目撃者】
2023/07/24 23:07
【放置自転車】
2023/07/24 23:08
【折れた傘】
2023/07/25 20:51
【繋がる点と点】
2023/07/25 22:21
【再び枯れ始めた木】
2023/07/25 22:38
第四章「月が綺麗な夜だから」
【集会所と電話】
2023/07/25 22:41
【月が綺麗な夜ですね】
2023/07/25 23:16
【月夜の再会】
2023/07/25 23:19
【襲撃者の影】
2023/07/26 21:31
【どうした? 来なよ?】
2023/07/26 21:43
【夏南。再び】
2023/07/27 23:52
第五章「新條光莉」
【忍び寄る、雨の匂い】
2023/08/09 20:27
最終章「僕の願い事」
【交わされた、願い】
2023/08/09 20:31
【恥を知れ、人の子よ!】
2023/08/09 20:50
エピローグ「十年後。舞台は再び神無し島」
後書き
2023/08/09 20:59
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