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12.ジョナサンの善意

クロト誘拐前に時間軸は戻る。


ジョナサンは欲しいスキルの手がかりがやっと見つかって浮かれていた。

討伐隊が来るらしいが、ボウズを処分しようとしたら全力で止めるつもりでいた。

まずは、平和的に解決するのが一番だと考えていた。

「あれしかないな」

町の交通量の多いところに行く。

15歳前後の少女数人が歩いてくる。

「嬢ちゃんたち、近々討伐隊がきて罪のない子供が殺されるかもしれないんだ。

そこで俺は反対してくれる人を探してるわけだ。協力してくれ」

少女たちの反応はいい。クロトのことも伝えると、真面目でいい子だという評価だ。

これならいける。

「ちなみにクロトは絶倫と巨根のスキルを持っていて」

少女たちの表情が変わる。ジョナサンはスキルの説明をするが、どんどん雲行きが怪しくなってくる。

「俺はそのスキルを持ってないが、これを見てくれ」

ジョナサンは下半身を丸出しにして、スキルについて具体的に説明していく。

「これでクロトが持つ素晴らしいスキルの価値が分かっただろう」

少女たちは、無言で去っていく。

ジョナサンが下半身を丸出しにしたスキル説明を老若男女問わずにしていく。


「ジョナサン、何してるんですか?」

この町の自警団が来たのだった。

「見ての通りだ。説明するたびに脱ぐのは面倒だから、今は全裸で説明してるのさ」

「……全裸の男が男女問わずにセクハラしてるという通報があってだな」

ジョナサンは周りを見渡す。

「この近くにはいないようだが、俺も見かけたら捕まえておこう」

「あんたのことだよ。早く服をきてくれ。罰金で済ませるから…それで反省しな」

「俺はスキル説明をしてただけだ。ボウズを鑑定すれば、俺のいってることは正しいと証明される」

「そんなスキルが存在しても、下半身丸出しにしていい理由にはならんです」

ジョナサンはショックを受けていた。


ジョナサンの頑張りによりクロトの評価は大暴落ものだった。

空き巣の下見のためにきていた、賊の一人はこの情報をアジトに持ち帰っていた。


山賊のアジトでは、

絶倫と巨根のスキルの話題で持ち切りだった。

「おめらぁ、これを見ろ」

体格のいいお漢が本を取り出す。

「俺は優秀だからな。文字が読めるんだべ。この本にはお前らが話題にしている絶倫と巨根のスキルが書かれてるんだべ。」

その本はジョナサンが持っている本と同じ一般的には嘘だらけの情報の本だった。

「これで、俺もバラ色の未来が見えるべ。野郎ども、そのスキル持ちを丁重にもてなしてお連れしろ」


ジョナサンは罰金を自警団に支払い、他にできることはないかと悩んでいた。

近隣の村にも同じようにボウズの不当拘束を広めるしかないな。

ジョナサンは村々を周り、下半身を丸出しにして説明していくのだった。







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