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あああああああああああ!!!!!!


「思いが不発したあああああああああああ!!!!!!」

 あー、もうこんなことやってられるか。何が無心だ。

 何が天邪鬼だ。魔王のバカーーーーーー!!


「ロアル!どうしたの?」


「ロアルさん……!?」


「ロアル様……!?」


「……!?どこに行くの?」


「急にどうしたんだ?」


「ちょっ!?」


「泉の方向へと全速力で走り出していったわ……!」


「まさかまた……?一人でかっこつけやがって」


「あの、ロアル様は早く追いかけないとやばくない……?」


「どうやら無心でいられなくなっちゃったみたいね……。

作戦を伝えます。全員ロアルの援護へと向かう!」


「そうこなくちゃね!」


「手間かけさせやがって……」



「お、お前は誰だ!な、何をしている!その構えは……!?や、やめろ!」


 ザシュ!バシュ!シャキン!


 ロアルの剣の扱いは相当のもので、魔王の幹部を瞬時に闇に葬った。


「……」


 これは初めての感覚だった。

 今までは三大欲に忠実な時に、スキル天邪鬼は陰を潜めていたのに。

 そんなの関係なくて。

 いろんな思いがこみ上げてきて。

 そしたら、やってたよ。スキル天邪鬼……。


 お前は、俺が王都に行きたいと思っていた無意識によって動いたんだな。

 だから二つの選択を迫られた時、俺は無心であったはずなのに……。

 お前は俺の無意識に反発した。負けたよ……。


「ロアル!」


「もう、やったのか……?」


「どうやら敵に致命傷を与えただけみたいだよ……?」


「ルビア、今すぐ出来るか?」


「何とかやってみる!」


 しゅわわわーん、カチ!

 龍人は魔法の檻によって、捕らえられた……。


「あ!ロアル様が倒れた!!」




「ロアルさんは本当に無事なのか?」


「大丈夫。寝てるだけよ……」


「ロアル様……今は安心してぐっすり眠ってね……」


「王国の戦士様、助かりました」


「ああ、君たちがあの龍人を何とかしてくれなかったら、

王都は襲われていたかもしれない。お手柄だったよ」


「王国の魔法使いさんも、俺たちをここに連れてきてくれて感謝しかないです」


「私はただ転移の魔法をしただけよ?

回復の泉の異変は私たちも調べていたところだったの。

まさかこんなに近くに魔王の幹部が潜んでいたなんてね」


「本当にびっくりしましたよ」


「それで、その……」


「至急、呼び出してもらっている。伝説の魔法使い様はとても忙しい方でね」


「よろしくお願いします」


「私からもお願いします!」


「急に無理を言って本当にすみません。

でもロアルが寝ている今、しかないと思うのです」


「ああ、それは我々もわかっている。大丈夫。きっともうすぐここに来るよ。

だって伝説の魔法使いと言われている方だからね」



「呼んだ?」


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