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春の川辺
素晴らしいイラストを描いた絵師に無上の感謝を。
春真っ盛り。
風はまだ冷たいものの、川辺に並んだ桜の木々は満開である。
その桜と橋の全てが見える絶好の位置に彼女はいた。
鉄筋で出来た柵を掴み、僕の方を向いている彼女。
若草色のショートカットの髪に赤い眼鏡が良く映える。
胸元を少し開いた長袖の服にショートパンツというファッションが印象的であった。
眼鏡の奥の、つぶらな瞳で僕を見つめてくる。
幼さを感じさせる童顔がとても愛おしい。
彼女は一体何を考えているのだろう。
彼女は僕の疑問に答えず、手に持っていたタンポポをふうッと吹く。
彼女の吐息で自由になったタンポポの綿毛は風に乗って川の方へと流れていった。
所要時間 10分
引用URL
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35569130
題名:絵師
やさしい春になるように マナカッコワライ




