↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

第4話:辺境村(2)


「さっきまで居た草原は、アースガルム大陸の中央にあるアレイフ大草原といって、大陸で一番広い草原なんだ。そこの南の、赤い山々がサンドル山岳、そこの奥地にこの村があって」


 リトは机に広げた地図を指差しながら説明する。

 草原の南を除いた部分は森に囲まれており、中央には巨大な湖がある。


「真ん中の湖にお城が描かれてるけど、これは国かしら?」


 幻がリトにそう聞く。


「そこは中央国家アスガルス、アースガルム大陸を代表する国で、冒険者の聖地とも呼ばれているんだ」


 冒険者の聖地か、興味深い。人も多そうだから、情報収集として行くのも良さそうだ。


「そのアスガルスとやらは、ここからどれほどかかる?」


「今からだと3日はかかるかな。でもしばらくこの村に居ていいんだよ」


「そーそ、旅人なんて滅多にこないんだし、もっとお話聴きたいな〜」

 

 リトとノーチェがそう言う。

 確かにこの村に滞在するのも悪くないが、一応幻の意見も聞こう。


「良いんじゃないかしら? 2人の言葉にあまえましょ」


「確かに、急いでこの村を出る必要もないな。ではしばらく世話になる」


 そう言って少し会釈する。 

 

「やったぁ! 歓迎するね!」


 ノーチェが両手をあげて喜んだ。

 ブンブン動くアホ毛は知人を思い出させる。


「あ、ノーチェ。そろそろ時間だから僕は出るよ」


 リトが椅子から立ち上がってそう言う。


「時間? 何か用事があるのか」


「ちょっと修行にね、夕方くらいには戻るよ」


「せっかくだ、俺もついて行ってもいいか?」


 この世界の戦闘技術についても興味があるし、もしかしたら俺達の世界にも無い技術を見れるかもしれない。


「…? いいけど」


 リトの同意を得て、俺も椅子から立ち上がった。


「幻、お前もついて行くか?」


「私はノーチェちゃんともう少しお喋りするわ」


「ねーねー、旅の話もっと聞かせて」


 ノーチェも幻に懐いている。後は女2人ということで、部屋を後にした。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。