初配信の内容に対する確認事項
書きたいことは決まっているのですがまだうまく文章化できていないので
2章タイトルは仮題とさせていただきます。
ストックが減っていって怖い。
私は後悔していた。
後悔の種は目の前にいる子供。
場所は喫茶店。
話を聞くために遥々遠方まで出向いていた。
「ちょっと子供を怒らせないように話を聞いてくるだけだから。
多分いい子だから」
じゃないんだよ、あのくそ上司。
瀬上秋人じゃないか。
目の前でクリームソーダを飲んでいる子供に尋ねる。
「幽霊とか見える? 」
「今ですか、見えないです」
だよな、オカルトだもんな。
「じゃあ、魂の経験とか神様の定義とかは聞いただけ? 」
「です」
「信じてるの? 」
「はい」
うわー、宗教っぽくて嫌なんだが。
「なんか根拠があって? 」
「えっと、電子レンジってあるじゃないですか。
あれ、マイクロ波が水の分子を振動させて温めてるらしいじゃないですか。
で、どんな仕組みでマイクロ波出てるのとか水の分子ってどんな構造とか
そもそもマイクロ波って何とか細かく調べていくと段々わけわかんなくなるじゃないですか
科学者なら分かるのかもしれないですけど、怖くなってくるんです」
「あー、そうかもね」
「でも、弁当は温まりますよね」
「そうだね」
「そういうことです」
「どういうこと? 」
「魂とか神様とか説明されたこと以上は分からないですけど妹は生き返りました」
人間は弁当じゃねーんだよ!
思わず口から出そうになる。
「じゃあダンジョン内では成長しやすいってのは? 」
「変異した生き物が出てきましたよね」
でたよ、蘇生者に変異者。
非科学的なのは勘弁してほしい。
「じゃあ、もっと強くなりたいってのは? 」
「ダンジョン内で色々経験した結果、力を持たないといい選択ができないことが多いという
事実に気付かされまして選択肢を選ぶために力が欲しくてですね。
後アルファターナさんやメイちゃんにもお世話になったのであこがれるところがあります」
よくもまぁあんな意味不明な存在の作った意味不明な物に頼って変わろうと思えるな。
嫌だ嫌だ、ダンジョンとかいうのが出来てから嫌なことが増えた。
「……あの、大丈夫ですか? 」
イカン、嫌すぎて思考が横に逸れた。
「ああ、ごめん。最終的に何がしたいってことなのかな」
「家族とのんびり平和にすごしたいです」
私も今まさに同じ気分だよ。
「じゃあ、最後の猫ちゃんのメッセージ、あれは何?」
「しゃむは人間に協力的な生き物のダンジョン変異でしたけど
悪意ある生き物のダンジョン変異はモンスターがそこらへんにいるのと変わらないし
その上で人間に頂点でいて欲しいみたいです」
「じゃあ、警告の意味で? 」
「そうなるんですかね、将来的にどうなるかなんて分からないですけど
この事実を公開しておけばえらい人間がなんとかしてくれると考えたようでした」
拷問のような時間がすぎさり分かったことは
結局のところ、動画内の話のようにこいつはしっかりとしたところは分かってないということだった。
「あー、ババ引いた」
喫茶店を出て伸びをする。
「非科学はダンジョンから出てくるなよ……」
太陽を見ながらひとりごちた。
楽しんでいただけると嬉しいです。




