ある朝、それは突然に。
八月が終わり九月になりました。
九月二日には血尿あり。
また泌尿器科に行きます。
「落ちてませんね。腎臓が腫れてる。」
「そうですか…」
こんなに長く石は落ちないものなのだろうか。
五ミリという中途半端な大きさがいけないのかな。
「絵馬に書いてお祈りしたんですけどね、石を落として下さいって。」
「はははは!」
先生にウケました。喜んでいただけて何よりです。
カー○スはコロナ禍で行ってません。
ウォーキングはしています。
「ふうっ。こんどはこの駅まで歩こう!限界に挑戦!」
こっち方面はここまでなら歩ける、こっちはこの駅まで。
なんて事をこの頃やってました。
(※今は全然歩いてません。あの情熱はどこに。というかカーブ○に行くようになりましたしね。)
でも体重は減らない。なんじゃそりゃ。
ホルモン剤のせいか。
コロナの影響はまだまだ強くて、この頃は観劇もせっかくチケットを取ったとしても、いきなり中止になる事がありました。
出演者の体調不良とかで。
この年(2022年)八月の下旬の「ミス・サイゴン」なんかもそうです。
私が取っていたチケット。
幻の公演になってしまいました。シクシク。
コロナ禍は続くよ、どこまでも。
九月の二十二日にはコロナのワクチンの4回目を打っています。
◎二時間後 副反応あり。腕が腫れる。37・2度の微熱あり。
と日記に記載あり。
この頃はみんなワクチンを打って、副反応が出て。
打った次の日はあらかじめ休みを取る。
(多分熱が出るとわかってるから)
って人もいましたね。
――――――――そして。
次の日の朝。
それは突然やって来ました。
22日の夜は副反応と熱で早めに寝てました。
だけどなんかお腹が気持ち悪くなって。
(今から思えば熱は結石のせいだったかもしれません。)
何度もトイレに行ったけどスッキリしなかったんです。
ま、胃腸の調子悪いのも副反応でしょ。こんな事もあるさ。
とりあえず横になり、ダラリとしていた私。
そして23日の明け方の午前四時を回ったころ。
……う、うううう?
いっ、痛いっ!!!!!
お腹が痛いいいいいい!
引っ張られるような差し込むような痛みが私を襲いました。
激痛です。これを激痛と言わずして何と言おう!
コレはまさか??
い、石が動いてるわけ?
確かにお腹を壊すときは、痛い場所が動いたりするけどっ!
ああ、腸の中をなんか動いてる?と思うけど!
今回はですよ、右側オンリーですよ。
も、もしかしたら盲腸ではなかろうね?
私はまだ盲腸を持っております。
盲腸は確か右のはず!!
そっちの恐れもあったか??
いや、そしたらさあ??
救急車だよねえ?!
んん??結石も救急車呼んでも良いのか??
傷めば、傷む時、傷むならば、傷めよ!
ああ、なんか活用形の語尾を頭に思い浮かべている場合か!!
うん?まもなく五時か?!
六時までに治らなかったら、救急車だ!
この痛みは陣痛に似ています。
身体が軋むような痛みです!!
ぐうううっ。
耐えねば耐えよ、耐えるならばっ!!
「も、もしかして結石が落ちてるかも?半端なく痛いっ!」
隣で寝ていた夫に訴えてます。
「えっ。」
「ま、万が一盲腸だったら?救急車を…!!!うう!」
そのような会話をした覚えがあります。
横になって唸って。
そして、時間は過ぎて五時半になりました。
――嘘。
何この痛みの無さ。この嵐の後の静けさは。
はい。嘘のように痛みが止まったのです。
……そうなのね?
石が落ちるってこう言うことね?素敵なことね???
「ああっ、楽になった。おやすみ…」
そしてそのまま、眠りにつきました。
そして泌尿器科に診察に。
「落ちてますねえ!!」
「やっぱりですか!!」
先生のお墨付きで気持ちもヒャッホウです。
ああ、良かった。良かった。
長い戦いは終わりました。
石はいつのまにか排出されたようです。視認は出来ませんでしたが。
(どんなにトゲトゲしてるか見たかったけども。)
そして。
「一ヶ月あとにまた来てください。」
と経過観察になり。
それが、
「では次は三ヶ月後に。」
となりました。
その後は半年後に、と二回繰り返して、
「自覚症状がなければもう終わりでいいでしょう。」
となりました。
良かったです。
「ただ、まだ小さな砂粒みたいな結石が腎臓にあります。出来やすい体質だと思うので気をつけてね。」
そうなのか。それが大きくならずに自然に落ちる事を祈りましょう。
とりあえず結石の話はこれで終わりです。




