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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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84/84

84話

 損傷したゴーレムたちの修理を終えた頃にはゴーレム部隊のゴーレムたちの魔力の方もある程度は回復した。だから次の機械系モンスターの集団とも戦えるだろう。


 「次はここにするか。」


 ゴーレム4号機が監視するように隠れて動向を窺っている機械系モンスターの集団のところにゴーレム部隊を向かわせることにした。


 今回の機械系モンスターの集団は先ほどのように量産型強襲機械兵が1機しか居ないけどその代わりに機械人形の数が尋常じゃないくらいいる。


 ゴーレム4号機から見える映像を確認しただけでも機械人形の数は最低でも25機は超えているだろう。


 ここまで機械人形が多いとゴーレム1号機からゴーレム3号機までのゴーレムたちだけでは倒すのに時間がかかってしまう。


 だから今回は投入するゴーレム5号機の数を3機に増やしてしまおうと思う。


 それなら1機が量産型強襲機械兵の相手をする間に残りのゴーレム5号機が機械人形を倒してしまえるはずだ。


 「過剰過ぎる気もするけど。」


 「何がですか?」


 「5号機を全機投入するのが。」


 ゴーレム5号機のアサルトライフルもロケット砲も伸縮ブレードも高威力で機械人形を倒すのに問題ないほどだ。


 だからこそゴーレム5号機任せになってしまうのは問題な気もする。


 異界によってはゴーレム5号機を使うことが出来ない異界だってあるはずだ。


 その時にゴーレム5号機ばかりを戦わせることばかりしていると他のゴーレムの戦闘経験が足りなくなってしまうと思う。


 その事を含めてレムに伝えた。


 「なるほどそうですね。マスターの懸念もおかしくはありません。ですが5号機が倒せるのなら5号機に任せてしまおうと思います。」


 「それでいいのかな。」


 「他のゴーレムに経験をさせるのは異界で充分ですよ。今は中級魔核を集めて戦力の増強が優先です。」


 レムに言われてそれもそうかと納得した俺は箱庭の出入り口を機械系モンスターの後方の道路に繋げた。


 続々と開いたばかりの箱庭の出入り口を通ってゴーレム部隊は箱庭の外に出ていく。


 そうして今回の機械系モンスターの集団の背後に出現したゴーレム部隊に対して流石に機械系モンスターたちも気が付いたようだ。


 流石にこのままでは箱庭の出入り口にも機械系モンスターたちの攻撃が届きそうなので箱庭の出入り口を閉じてしまう。


 最初に攻撃を行なってきたのは機械系モンスターたちだった。


 まだ陣形を組めていないゴーレム部隊に向かって機械人形と量産型強襲機械兵のアサルトライフルが放たれることになる。


 一斉射撃に次々にアサルトライフルの弾丸が命中することになるのだが、今回は最初の方にゴーレム2号機たちが出ていたので魔鋼鉄製の大盾の防御が間に合った。


 それでも量産型強襲機械兵のアサルトライフルの威力に魔鋼鉄製の大盾に凹みが出来るし衝撃で少しずつゴーレム2号機たちが後退してしまう。


 耐え忍び防ぎ続けるゴーレム2号機たちはなんとか機械系モンスターたちの銃撃を防いでしまう。


 でもゴーレム部隊のゴーレムたちにも被害は出ている。


 陣形を組めていなかったせいでゴーレム2号機たちの防御陣形が完全じゃなかったし、ゴーレム2号機の防御の外にいたゴーレムたちはダメージを受けていた。


 幸いなことに今回の機械系モンスターたちの攻撃で大破したゴーレムは1機も居ないので戦闘には問題ない。


 今は機械系モンスターたちの一斉射撃も終わってチャンスだ。


 ゴーレム部隊はそれぞれの攻撃する対象に向けて攻撃を開始した。


 量産型強襲機械兵の周囲に展開している機械人形たちに向けてゴーレム5号機2機によるアサルトライフルの射撃が行なわれる。


 大きなゴーレムであるゴーレム5号機に見あったアサルトライフルの威力に次々に機械人形たちは倒れることになる。

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