67話
解析を済ませた量産型強襲機械兵の情報を基にしてゴーレムのレシピを作成していく。
5メートルサイズの量産型強襲機械兵を基にしているせいでゴーレム2号機のサイズである3メートルまで小さくするのは難しそうだ。
もっと色々なものを解析し続ければサイズを小さくしたゴーレムも作れそうではあるが今は無理なのでこのままゴーレム5号機としてゴーレムを作ることにした。
ゴーレム5号機
型 ロボット型
全高 5メートル
装甲 魔鋼鉄
動力 中級ゴーレムコア
武装
内部武装 中級大型魔力バッテリー
外部武装 大型アサルトライフル ロケット砲 ロケット砲 大型伸縮ブレード
ゴーレム5号機は量産型強襲機械兵だけでなく機械人形を解析した情報も含めた結果近接戦闘も可能になっている。
それに中級大型魔力バッテリーのお陰で長時間の戦闘も可能だし、魔力消費を多くして出力を上げることも可能なように設計されている。
これが今の技術で作成可能なゴーレムのレシピだ。
ゴーレム5号機の量産も考えているがゴーレム5号機を作るだけでかなりの魔力を消費してしまうのが問題だろう。
1日でゴーレム5号機を作れる数は最低でも5機くらいだろうし、他のゴーレムたちも順次魔鋼鉄製のゴーレムボディに変更していく必要もあるから実際に作れるゴーレム5号機の数はもっと少ない。
でもとりあえずゴーレム5号機が出来たことで量産型強襲機械兵との戦闘が起こっても先ほどのような戦いにはならないはずだ。
「ちょっと5号機を作ってくるよ。レムも来る?」
「そうですね。戦力の確認もしたいので一緒に向かいます。」
俺はレムを連れて家の外に出るとお互いに情報交換を行なっているゴーレムたちのところに向かった。
「じゃあ作るか。」
俺はゴーレム5号機の作成に入る。
今回は所持している魔鋼鉄もあるのでゴーレム5号機を作るのに必要な魔力量は少し少なくて済んだ。
そうして作り出されたゴーレム5号機は量産型強襲機械兵を基にして機械人形の情報が混ざっているから少しだけボディが細く見える。
それでも量産型強襲機械兵と真っ正面から殴り合えるくらいの性能がゴーレム5号機にはある。
でもゴーレム5号機が量産型強襲機械兵と戦うとするのなら遠距離戦になるだろうけど。
その為に両肩にロケット砲が備え付けられており、量産型強襲機械兵の倍のロケット砲を放つことがゴーレム5号機は可能だ。
ロケット砲の威力なら量産型強襲機械兵にダメージを通すことが可能だろうし、量産型強襲機械兵にダメージを与えて装甲にゴーレム3号機が入れるようになれば、量産型強襲機械兵をゴーレム3号機の酸攻撃で倒すことが出来る。
とりあえず今は作り終わったゴーレム5号機を召喚して、この場のゴーレムたちと情報交換をしていつでも戦えるようになって貰わないとな。
「じゃあ出すぞ。一応だけど離れてくれよ。」
俺は広めに距離をゴーレムたちから取ってからゴーレム5号機を召喚した。
「おお!!ロボットだ!!」
両肩に四角いロケット砲を付けて腰にはゴーレム5号機用のアサルトライフルと伸縮ブレードの柄が備え付けられている。
「最初の指示だ。まずはゴーレムたちと情報交換をしてくれ。」
俺はゴーレム5号機に指示を出した。
もうこの場に集められているゴーレムたちはお互いに情報交換を終わらせている。俺がゴーレム5号機を召喚するまでの間に。
そんなこれまでの戦闘を含めてたくさんの情報を持っているゴーレムからゴーレム5号機は情報を得ていく。
「マスター、私も情報交換して来ますね。」
「そっか、分かった。」
レムも機械人形や量産型強襲機械兵との戦闘情報を得られればより指揮しやすくなるのだと思う。
ゴーレム5号機とレムが情報を貰っている間に今の俺でも出来ることをしておこう。




