表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
1/34

1話

 それが起きたのは早めの昼食を食べ終えてエアコンの効いた部屋の中でテレビのワイドショーを眺めている時に起きた。


《世界のバージョンアップを行ないます。》

《バージョンアップ後、世界を守る障壁は消滅します。》

《強くなる為に人類にステータスを付与します。》

《一時間後に開かれる異界を潜り強くなってください。》

《十年後、世界を守る障壁は完全に消滅し、異なる世界からの干渉が起こることになるでしょう。》

《世界を守る為に強くなりましょう。》


 「なんだ?今の声は???」


 頭に疑問が浮かぶ。幻聴が聞こえたなのか?と思うが生放送のテレビに映し出されているタレントたちの慌てている様子を見る限りでは俺だけが聞こえてるのではない様だ。


 「ステータスが付与、うおッ!?」


 目の前にいきなり半透明の板が現れて驚いて床に仰向けに倒れそうになる。


 「なんだこれ?」


 目の前に現れた半透明の板を確認した。それは俺自身のステータスだと思う物だった。


ステータス

ジョブ【ゴーレムマスター】

レベル1

筋力E

耐久力D

魔力A

精神力B

敏捷E

スキル【魔力の源泉】【超直感】【箱庭】


 「これが俺のステータスみたいだな。」


 ジョブがあって、レベルがあって、スキルがある。これが俺のステータスの様だ。


 ジョブがあって、レベルがあって、スキルがある。これが俺のステータスだと分かった。今も表示されたステータスの情報が頭の中に入ってきている。


 「なるほどそう言うことか。」


 ジョブ【ゴーレムマスター】はゴーレムを作り、操作や指示を行なってモンスターと戦うジョブの様だ。


 「俺自身が戦うんじゃなくてゴーレムに戦わせるジョブみたいだな。」


 今もどうすればゴーレムを作れる様になるのか、どうすればゴーレムを操作や指示が行なえるのかが手に取るように分かる。


 レベルが上がれば強くなれる。ステータスの能力値はレベルアップした際にどれだけ上がるのかが表示されている


 F、E、D、C、B、A、Sの順番で上昇する能力値が高い。ゴーレムマスターは魔力と精神力が高い魔法系のジョブの気がする。


 ちなみに能力値はこんな感じだ。


筋力 肉体の力に関係する

耐久力 肉体の耐久力や肉体の状態異常耐性に関係する

魔力 魔力量や魔力の質に関係する

精神力 精神の強さや精神の状態異常耐性に関係する

敏捷 肉体の速さや思考速度に関係する


 「スキルの方も良さそうなスキルばかりだ。」


【魔力の源泉】

魔力増大、常時魔力回復、魔力回復量増加、魔力回復速度増加の効果を持つ。

【超直感】

人智を超えた直感を持つ。

【箱庭】

異なる空間に創り出す自分自身の箱庭 最大魔力量によって箱庭の大きさは変わる。


 ゴーレムを作るのに必要なのは魔力と素材だ。素材がなくても魔力さえあればゴーレムが作れるし、そう考えれば【魔力の源泉】は【ゴーレムマスター】のジョブとシナジーがあるスキルと言える。


 シナジーがあると言えば【箱庭】スキルとも【魔力の源泉】は合う。俺自身の魔力値が高く、元々の魔力量もある上に【魔力の源泉】のお陰で普通よりもかなり高いだろうから【箱庭】スキルの箱庭の中も直感的に相当大きなサイズな気がする。


 最後に【超直感】だ。


 ステータスを開いてから今も嫌な予感がしている。この予感が【超直感】スキルによる物なのだと感じる。


 直感を信じるのならあの声の言っていた異界が家の近くに現れるのではないだろうか。


 「従うべきだよな。この直感……。行くか。」


 今もテレビに慌てているタレントたちが映し出されているテレビを消して直感に従って動き出す。


 「まずは武器だよな。」


 周りに誰も住んでいない限界集落の田舎に住んでいるせいで鹿や猪などの害獣駆除の為に持っている猟銃を取ってきた。


 「流石に猟銃なら、とは思うけど……直感がなぁー。」


 【超直感】スキルは猟銃では異界のモンスターに対処するのは難しいんじゃないかと感じている。


 効果があるにはあるだろうが致命傷を与えられる効果が少ないと思う。モンスターに対しては現代兵器に耐性があるのではないかとも感じるし、魔力が関係する様な気がする。


 「この猟銃じゃ駄目ならここはジョブの力を使おう。」


 【ゴーレムマスター】のジョブにはゴーレムの武器を作る力もある。ゴーレムを作る為にも武器を作る為にも必要になるのは解析だ。


 接触している物か、【ゴーレムマスター】の力にあるアイテムボックスに収納して解析を行なうのだが、アイテムボックスに収納した方が早く解析が終わるので猟銃をアイテムボックスに収納して解析を始めた。


 「猟銃の解析は三十分で解析が終わるな。今のうちに解析しておいた方が良い物を解析しておくか。」


 とりあえず手当たり次第ではなく、【超直感】の直感に従う様にして優先的に解析した方が良い物を解析していく。


 解析に使える枠も今は五つが限界だ。その為、解析したのは猟銃、電気自動車、発電機、太陽光パネル、関節が動くフィギュアの解析を開始した。


 【超直感】で感じたのは猟銃が武器に、電気自動車、発電機、太陽光パネル、関節が動くフィギュアの四つはゴーレムを作るのに必要になるのだと思う。


 「でもなぁー。フィギュア以外は一時間じゃ解析が終わらないけど大丈夫なのか?」


 電気自動車が二十四時間、発電機が六時間、太陽光パネルが二時間、フィギュアが三十分の時間がかかる。


 解析で今やれることはやった。安全地帯の確認とゴーレムを試しに作ることだ。


 「まずは【箱庭】の中の確認から……開け。」


 【箱庭】スキルの箱庭の入り口は入り口を作る事を意識するだけで十分だけど声に出して入り口を作り出す。


 作り出されたのは人一人が入れる様な長方形の形の先が暗くて見えない箱庭の入り口が現れた。


 箱庭の入り口は魔力を込めれば大きさを変えられるとステータスを開いた際に感じたが上手く調整できたみたいだ。


 「よし入るか。」


 入り口を潜って中に入った先は地面の土以外は何もなく、空には太陽の様な物が一つあり、箱庭は四方を白い壁に覆われていた。


 「ここから箱庭を改造する必要があるってことだな。大変そうだ。」


 箱庭の空は昼だがこれも外が昼だからこそだと【箱庭】スキルで分かる。雨を降らしたり天候を変えるのは出来るが箱庭内に物を作るのは出来ない。


 だから一から土だけの地面を芝生にするなり、箱庭に住む為の一軒家を建てたりする必要があるのだが、住居の一軒家に関しては【ゴーレムマスター】の力を使えば問題ない気がするので問題ないだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ