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搾り取られダンジョンマスター  作者: ルケア


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9話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 どうにも判断が出来ないので、とりあえずウィッチを呼んでみる事にした。ウィッチの居住環境は、大森林を用意してやれば、後は魔法で何とかするだろうという事なので、とりあえず大森林を用意してみた。それで、満を持してウィッチを召喚してみたんだが。


「こっちの言葉は解るんだよな?」


『解るわよ。けど、ダンジョンマスターの言葉は理解できるだけね。話せないわ』


「……メロニエール、何って言っているんだ?」


「理解は出来るけど、話せないそうです」


「そうか……。スキルも錬金術や合成は持っていないな。水属性魔法を使える様ではあるが」


「それよりも聞かないといけない事があるんじゃないんですか?」


「そうだな。お前は繁殖するならどんな男が良いんだ? 種族も指定してくれ」


『そうねえ。ダンピールの男が良いわね』


「ダンピールが良いそうですよ?」


「ダンピール、ダンピール……。星6で1500万ポイントか。まあ出せるというか、用意は出来るんだが」


『何よ? 用意が出来るならして欲しいわよ?』


「ダンピールってどんな環境で育つ魔物なんだ?」


「ダンピールですか? 簡単に言えば、バンパイアと人間のハープって感じの魔物ですね。夜に活動するタイプの魔物で、居住環境は人間と同等のものを要求してきますが、自分たちで作らせればいいので、用いるのであれば、そこまで難しいとは主ませんよ? ただ、かなりの数出さないと意味が無いとは思いますけど」


「村が作れるくらいには欲しいよな? 星6だから強いのは確定しているんだけど……」


「出せば良いんじゃないですか? 結局は何かしら用意するのが前提だったわけですし」


「そうするか……。じゃあダンピールを用意する。が、気に入らないって言ってもこっちでは選べないからな?」


『問題ないわ。気に入る子が出てくるまで粘れば良いだけだもの。寿命なんて尽きる事が無いんだし、ダンピールも成長は早いでしょう?』


『ですね。ダンピールは妊娠して60日で出産しますし、そこから3年で大人になりますからね』


『なら待つわ。準備はしておいて頂戴』


『その様にお伝えしますね』


「何って言っているんだ?」


「良い男が出てくるまで待つそうです。なので、大森林にダンピールの村を作らせましょう」


「大量にポイントが必要になるなあ。それならウィッチをポイントで出した方が早いんだが?」


「戦力も必要なんですし、この際ダンピールで良いじゃないですか。ダンピールでも錬金術や合成は狙えるんですし。……そもそもダンピールを出せるダンジョンマスターも少ないんですよ?」


「そっちでもガチャか。まあ良いけど。……今はまだ15体までしか出せないけどな。ポイントを貯めていたけど、それでもそれだけしか出せない」


「頑張って50人は出しましょう。どんどんと村は大きくなっていくでしょうし」


「……ウィッチは何か他に出来ないのか?」


『薬草なんかは育てられるわよ?』


『あら? そうなんですか?』


『ええ。種さえあれば、なんでも育てられるわ』


『それじゃあ出来るだけダンジョンポイントになる種を育ててもらいましょうか。魔族では、スキルがないと、薬草って育てられないんですよね』


『不便なのね。でも仕方が無いとは思うわ。魔物と人は違うものね』


『ですね。それじゃあ良い感じの種を用意します。育てたらセーダン様に持っていってください』


『ダンジョンマスターの所にね? 解ったわ』


 仲間外れにしないで欲しいんだよなあ。……嫌なら覚えろって事なんだろうが。というか、メロニエールが優秀過ぎる。ウィッチの言葉も解るのか。一体何種類の言葉を理解しているんだろう。それが気になるところではある。


 という事で、ウィッチが仲間になりました。ついでにダンピールも。戦力としてはダンピールの方が高いと思いきや、魔法が使えるウィッチの方が強い可能性はあるらしい。


 らしいというのは、ウィッチは確定で1属性は使えるんだが、ダンピールは他のスキルに左右されるせいで、強さが大きく違うそうだ。確実に強い個体を出したいのであれば、ウィッチを選んだ方が良いらしい。……繁殖には気を遣うんだが。


 森の恵みはまだまだある。大森林からも、多少は食べ物が得られるみたいだし、そっちはそっちで何とかしてもらおう。肉に関しては、沢山用意できるぞ。動物も繁殖させているから、どんどんと増やしていっているし。まあ、成果が出るまでには1年くらいはかかるとは思うが。


 大農園の方も増やしているし、畜産場も増やしている。食料については、1年もすれば溢れてくるとは思うんだよな。それまでは耐えないといけない。クレアデュロン商会から買う事も視野に入れておかないと。……先行投資でマジックバッグを用意しておかないとな。ダンピールを50体用意したら、マジックバッグな。それだけメロニエールには苦労を掛ける訳だし。


 魔族との取引も頻繁にしていかないといけないだろうなって。……もうここまで来たら信用するしかないだろう? 寝首を掻かれたらそれまでだと思うようにしよう。利益が得られる内は、処分なんてしないだろうし。


 そんな訳で、大森林にウィッチとダンピールが住み着いた。防衛問題はこれである程度は解決したと言っていいと思う。どんどんと大きくしていくのは良いとして、俺は俺で錬金術を頑張らないといけない訳なんだけどな。


 俺の苦労なんて大したことではない。死ぬよりはマシである。どんどんとダンジョンを大きくして、死ににくくするんだよ。簡単に死ぬなんて御免だからな。


「何とかするのは良いですけど、これでもかなりの勢いで拡大していっていますからね? ダンジョンマスターとしては十分だとは思いますが」


「まあ、まだ30日も経っていないと考えたら、良いのかもしれないけど、面倒な事はしたくないし。出来るだけ早くに自分だけで何とか出来る様にはしておきたい。錬金術でポイントを荒稼ぎできるんだから、しておいた方が無難だろう?」


「それはそうなんですけどね。難攻不落のダンジョンにしてもらった方が、私としても有難いですし。簡単にダンジョンの担当を貰えるわけでは無いですからね。自分で探さないといけないのはそうですし。今まで勉強してきたことを活かせるんですから、ダンジョン担当を辞めさせられても困ります」


「マジで助かってるよ。……ウィッチの言葉もダンピールの言葉も解らないからな」


「ウィッチとダンピールの言語は同じなんです。汎用魔物語ってのが何種類かあるんですけど、それの内の1つですね。言葉が通じないと、ウィッチも男あさりが出来ないですし」


「ああ、共通でそういう言葉があるのか。……何で種族が違うのに、使う言語は同じなんだ?」


「さあ? 流石にそこまでは解りかねます。そもそも汎用魔族語って、ある程度の頭脳を持つ魔物なら何種類か使えますからね。多分ですけど、ウィッチもダンピールも3つくらいの言語は使えますよ?」


「……世の中、狭い様で広いな。俺なんてダンジョンマスターの言語しか使えないんだし」


「安心してください。ダンジョンマスターが使える言語は、普通はそれだけです。ダンジョンマスターだけが特別なんですよね」


 どうしてそんな設定にしてあるんだろうか。ダンジョンマスターしか使えない言葉って……。翻訳は1000ポイントだったよな。翻訳が欲しかったなあ。そうしたら色々と話せたんだろうに。


 通訳が居ないと意思疎通も出来ないって厳しいよな。……こっちから一方通行だと、向こうの要求が聞けないんだし。時間ができたら、汎用魔物語を覚えようか。後から覚える事は出来るはずだ。


 魔族であるメロニエールが複数の言語を話しているんだ。俺にも出来るはず。……英語と思えば良いんだろう? そこまで難しい訳では無い。英語なんて、単語が話せれば何とかなるんだし。俺にだって出来るはずだ。異世界に来てまで勉強かとは思うけど。


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