5話
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
ダンジョンマスターになって、3日目。ダンジョンは思ったよりも拡張していっている。ワーカーアントがどんどんと穴を掘るからだな。どんどんと道を増やしていっているので、かなりの洞窟の数が確保されている。
ダンジョンポイントで、クイーンアントの産卵場所も作ったし、クイーンビーの住処も作った。……割とポイントを持っていかれたような気がしないでもないが、必要経費だ。蜂蜜を確保できるようになってくれば、クレアデュロン商会で色々と買い物できるようになるかもしれない。その時を楽しみに待っていれば良いとは思う。
そして、なんだかんだ言いつつも、安定してきたので、自分のスキルを再確認していたところだ。俺のスキルは、「鑑定」「錬金術」「合成」「魔力操作」「雷属性魔法」の5つだ。その内、使っているのは鑑定だけだ。他の4つのスキルは死んでいると言っても過言ではない。だって、使い方が解らないんだもの。
そんな訳で、便利に使える魔族が居るんだから、聞いてみるのが早い。
「そういう訳なんだが。俺のスキルは「鑑定」「錬金術」「合成」「魔力操作」「雷属性魔法」の5つ。これを活かさない手はないと思うんだ。特に錬金術や合成なんかは、ダンジョンポイントを稼ぐのにも使えそうだろう? 使えないか?」
「……良いスキルを持っていますね。ダンジョンマスターは結構な死にスキルを持って産まれてくる感じなんですけど、ここまで必要なものしかないダンジョンマスターも珍しいですね。まあ、まずは鑑定の使える職員を派遣して、確認してみない事には解らない事ではあるんですけど。自前の鑑定があるのの強みですね」
「良いスキルだよな? 特に錬金術と合成は相性がいいとは思うんだが」
「相性が良いなんてものじゃないですよ。合成と錬金術なんて一緒に持っていたら、国で抱え込まれるくらいには良いスキルですよ? しかもそれがダンジョンマスターなんですから、ヤバいですね。このダンジョンの価値がさらに上がりました」
「具体的には、どうしたらいいと思う? 合成で素材の質を高めてから、ポーションなんかを作っていけば良いんじゃないかとは思っていたんだが……。ポーションの作り方が解らないからな」
「それはそうでしょうね。錬金術師に必要なものを揃えるので、時間が欲しいです。1日もあれば、揃えてきますが、先に素材を用意しておいてほしいですね」
「とは言うが、素材を知らないんだが」
「大丈夫です。コボルトに覚えてもらいますから。大草原があるので、オプションで薬草園を作ることは可能ですよね? それをまずは作りましょう」
「オプション? ……あった。これか。出来るだけ端っこに作った方が良いか」
「ですね。端っこに薬草園を作ってください。そうすれば、ある程度の薬草が生えてくるというか、ダンジョンなので出現するというか。勝手に育つので、どんどんと薬草を採取させます。コボルトに。流石にワーカーアントには無理なので、コボルトですね。薬草をこの部屋にどんどんと持って来てもらいます」
「なるほどなるほど」
「後はそれを、鑑定しながら合成していくだけです。合成すると、品質が上がるので、出来るだけ良い品質のものを作ってください。出来るだけ沢山です。そうしたら、私が錬金術の道具を持ってくるので、それでどんどんと錬金術でポーションを作ってしまいましょう。流石に商会で売るのは出来ないですけど、ダンジョンポイントには出来ます。品質の良いポーションなんて、ダンジョンポイントに換算すると、1000ポイントくらいは貰えますからね。まさしく錬金術なんですよ」
おお! それは良い事を聞いた。錬金術には道具が必要だという事ではあるが、これもダンジョンポイントで何とか確保が出来るんだろうな。だが、それを待っていては遅すぎる。ダンジョンポイントを無限に生成できるのであれば、どんどんと薬草類をポーションにして言った方が良いとは思う。
そうして、どんどんとダンジョンを強化していけばいい。まずは食料を何とかしないといけないとは思うが、それさえ何とかなれば、ダンジョンを大きくしていくことは可能だ。
「私は運が良いですね。ここまで有能なダンジョンマスターもそうそう居ませんよ」
「出来る事は多いに越した事は無いからな。どんどんとダンジョンポイントを作っていこうか。そうすれば、どんどんとコボルトを追加して、薬草園も追加して、何なら大草原も追加して。ダンジョンを大きくしてくことが出来れば良いんだもんな」
「そうですよ。これで私の商会での地位も安泰ってものです。良い巡り会わせですね」
「まあ、色々とやらないといけない事が多くなるけどな。……ダンジョンポイントで、スキルを持った魔物を生み出せないのか?」
「スキルは確定のものもあるんですけど、ランダムで決まるものもあるんです。それが錬金術や合成、鑑定もそうですね。ある程度のダンジョンポイントをつぎ込まないと、そのガチャも出来ないので。普通に100万ポイントとか必要ですからね。それでも持っている確率は1%を切るんですが」
まあ、ダンジョンポイントの錬金術なんて、簡単にはさせてくれないとは思っていたが、そこまでハードルが高いのか。
「そう言えば、ダンジョンマスターから出せるものって、一定なのか?」
「違いますよ? 共通して出せる物はあるんですけど、ある程度はダンジョンマスターの元になった種族の影響が出てくるので。セーダン様の場合は、恐らく人間が元になっているとは思うので、人間らしさが出てくるとは思うんですが……」
「流石に比較は出来ないか。ダンジョンマスターを確保して、ある程度のものを引き出せるようになるまで、時間がかかるだろうしな」
「そうなんですよねえ。そこそこの時間がかかるんですよ。ダンジョンを大きくしてくれないと、価値あるものを生み出すまでに、無駄にダンジョンポイントを浪費してしまうマスターも居ますからね。欲望に忠実な種族が元になっていると、即物的で、いう事を聞いてくれないなんて事もありますし」
ああー。なるほどなあ。人間だけな訳がないもんな。俺だと何が出せるんだろうか。異世界の、地球産のものって出せるんだろうか。その辺も調べてみないといけないな。……何が必要になるのかが解らないけど。地球産のもので使えるものって、なんだろうな? 機械は電気がないから駄目だろうし。
「なあ、魔族って電気を使うのか?」
「使いますよ? 魔力も使いますけど、電気はある程度使います。生活物資を魔力を使う魔道具で揃えるのか、電気が必要な家電で揃えるのかは、個人差がありますけど」
「……もしかしたら、そういう部品関係も出せるかもしれない。下手したら、油田なんかも作れるんじゃないか?」
「石油ですか。それなら買いたいですね。石油を作るのにも魔力を使いますし、油田があるならそれに越した事は無いので」
「それと、マジックバッグはあるのか?」
「ありますよ。商会からはまだ貸与されていないですが、石油が出るって解ったのであれば、貸与してくれる可能性は十分にあります」
「……1億ポイントでマジックバッグも出せそうなんだが」
「本当ですか!? マジックバッグが出せるとなると、話は大きく変わってきます。一刻も早く、錬金術でポーションを大量生産しなければ。……他に出来る事は、うーん」
マジックバッグってやっぱり貴重なんだよな。それはそう。だって、ストレージをスキルで持とうとするだけで、法外なポイントを要求されたからな。汎用性のないストレージで500ポイント。あの時のポイントは、マジで重かったからなあ。ステータスにも振らないといけなかったんだし、マジで欲望を駆り立てたよな。……翻訳が1000ポイントなのも、今では解る気がする。そりゃあ、万能語を話せるダンジョンマスターなんて、利用するしかないもんな。




