表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
搾り取られダンジョンマスター  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/24

2話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 目が覚めると、石の椅子に座っていた。……転生は? 何で石の椅子に? しかも、なんか洞窟なんだけど。ここ何処? 俺の転生ライフはどうなった訳?


「よっと。普通に立ち上がれるし……。大人の体じゃん。どういう事なんだ?」


 顔は解らないが、どうやら大人らしい。という事は、あの顔なんだろうな。銀髪であることは解っているんだけど、それが標準なのかどうかが解らないし。


「とりあえず、何故か明るい洞窟に居ると。……ん? 何だこりゃ?」


 背後にデカい水晶が埋め込まれている。薄紫色の水晶だ。結構な値段がするんじゃないか? 売れればだけど。


「……いや、なんか嫌な予感がしてきたぞ? ステータスは見れるのか?」


 案の定、ステータスは見れない。となればやることは1つしかない。自分自身を鑑定することだ。そうしたら、こんな感じで見えた。


――――――――――


名前:

種族:ダンジョンマスター


攻撃力:10

防御力:30

体力:20

魔力:50

器用さ:50

素早さ:10


スキル

「鑑定」「錬金術」「合成」「魔力操作」「雷属性魔法」


――――――――――


 ダンジョンマスターじゃねえか。人間ですらないんだが? 見た目は人間だけど、生まれが人間じゃない。……俺だけか? その可能性は捨てきれないが、魔物に転生したって奴らも出て来そうだな。邪神が素直に転生させる訳がなかった。ダンジョンマスターとして生きていけって? どうやって?


「……ちょっと待て。ダンジョンマスターだと? これがダンジョンコアなのは良いとして、もしかしたら、もしかするのか? やってみる価値はあるか」


 ダンジョンコアに触れてみる。すると、頭の中がクリアになった。ダンジョンコアと接続された感じがした。俺がこのダンジョンのダンジョンマスターなんだなって解らされた。色々と出来る事が増えたな。


 画面が出てくる。このダンジョンの構造や、DPダンジョンポイントの残数。どんな魔物が居るのかなどなど。……直通でコアルームに繋がってるじゃねえか。危険なんてものじゃない。


「あーっと! ちょっと待ってください! まだダンジョンには触らないで!」


「っつ!? 誰だ!」


 振り返ると、キャリアウーマンの様にスーツを着こなした、羽の生えた女性が居た。……本当に誰だ? いや、それよりも、雷属性魔法があるんだから、魔法で何とか攻撃できないか?


「ちょ、本当にちょっと待ってください! 攻撃は駄目です! 私は怪しいものではありませんので!」


「……絶賛警戒中だが、怪しくないとはどういうことだ?」


 雷属性魔法をどうやって使うのかが解らないので、手を伸ばした状態で待機させているが、発動方法はどうしたらいいんだ? 呪文を唱えないといけないパターンなのか? それとも、魔力を上手く練れていないのか。魔力ってどうやって使うんだろうか。魔力操作があるから、それで何とかするのか?


「ちょ!? 本当にちょっと待ってください! 魔力を練り上げないで! 私はダンジョンマスターの補佐にやってきたんですから!」


「……補佐?」


「そうです! クレアデュロン商会のダンジョン担当部署の所属です。こうしてダンジョンが新しく出来ると、魔族である商会が権益を求めて補佐を送り込むんです」


「……魔族ねえ。信用は出来ないが」


「そう仰らないでください。……一応ですが、まだ何処の商会にも見つかっていませんよね?」


「見つかっていないな。初めての来客だ」


「でしたら、私を常駐させるメリットはあります。他の商会の補佐担当を断れます」


「……これから押し寄せてくる可能性があるのか。危害は加えないんだな?」


「それは勿論です。ダンジョンから得られる利益の方が大きいですからね。当然ながら、ある程度の補佐をさせていただきますので、相談等があれば、気軽にお申し付けください」


 一先ずは敵ではないようだ。……油断したらバッサリ、なんて事もあり得るとは思うが、何とか切り抜けないといけない訳だ。信用するかどうかは、その後で良い。


「申し遅れました。私、クレアデュロン商会のメロニエールと言います。ダンジョンの作成の補佐から、ある程度の戦力の補充なんかもやっております」


「俺は名無しだ。さっき生まれたばかりだろうし」


「でしたら、名前を決めましょう。名前を決めるとメリットがあります。星5の魔物のガチャチケットを貰えますよ?」


「……ちなみに、星5の強さはどのくらいだ?」


「最低が星1、最大が星10になります。チケットで貰える魔物に関しては、完全ランダムなので、強いのが出るかどうかはやってみないと解りません」


「運次第か……。運は見れないからなあ」


「おや? もしかして鑑定をお持ちですか?」


「……持っていると言ったら?」


「大変運がよろしいかと。鑑定のスキルは持っていて損はありませんので。自身のスキルも確認できますし、超優良スキルです」


 やっぱり鑑定は必須だったか。まあ、そうだろうな。鑑定無しとか意味が解らないし。選べるなら選ぶのが当然だ。数多の作品で猛威を振るったスキルだぞ? 手に入れない訳がないよな。


「ささ、名前を決めてしまいましょう」


「だが、信用できるかどうかは別ものだろう?」


「ふむ……。でしたらお教えしますけど、今のダンジョンコアは破壊できませんよ? 30日ルールがありますので」


「なんだって?」


 そんなルールは……。あったな。30日間は無敵状態ねえ。それまでにダンジョンを完成させろって事なんだろう。まあ、無敵状態ならいいか。……問題があるとすれば、無敵状態なのはダンジョンコアだけだ。出した配下は無敵にならない。そんな説明まで書いてある。


「無敵なら良いが、その期間で見極めるぞ?」


「勿論です。信用してもらわないと、我々クレアデュロン商会としても、目的が果たされませんので」


「商会の目的ねえ。大方、ダンジョンポイントで出してほしいものがあるとかそういった所か」


「察しが良くて助かります。まだまだ技術ではどうしようもない事もありますし、そもそも原材料はダンジョンから仕入れないといけなかったりするので」


 ああ、なるほどなあ。金属なんかは特にだろう。レアメタルとして、地球でも希少金属扱いされていたっけ。特に金。なんかそこまでないらしいし。使うのは少数でも、大量に作るのであれば、沢山必要だからな。そういった事をダンジョンに任せれば、商会としても儲かるってか。


 ……まあ、お互いに良い様に使おうって事か。良い感じにダンジョンポイントを稼げるようになるかもしれないし。ダンジョンポイントってあれだろ? 中にダンジョンで構成した魔物以外が入っていると、増えるとかそう言うのもあるんだろう? 詳しい事は解らないが。


 ともあれ、敵では無いけど、ダンジョンポイントをくれる魔族が居る事は嬉しい感じだな。本当に敵じゃないのか心配になるけど。ここをどうやって特定したのかも解らないし。人間側も同じことが出来るなら、非常に不味い事になるんだがなあ。


 それよりも名前か。自分の名前を決めないといけない訳だ。……生前の名前を使うのは、なんとなくだけど嫌だ。親に貰った名前だ。それで簡単に負けるのも腹が立つ。負けるつもりなんて毛頭ないが、名前は自分で決めた方が良いだろう。


 ……別段、中二病って訳でも無いしなあ。無難な名前が良いとかそういうの。変に凝った名前にしてもなってのもある。……ただ、ありふれた名前というのも違う気がするんだよな。こう、唯一無二とまではいかないが、俺が俺だって証明できる名前が良いと思う。そうなってくると……。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
決意してるけど作品タイトル的に不憫枠なんだよなぁw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ