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搾り取られダンジョンマスター  作者: ルケア


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11話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「マジックバッグの大きさが解りましたよ」


「お? どうだった? 予想では、持って来ていたマジックバッグよりは小さいと踏んでいたんだが」


「予想通りですね。品質としては最上品なんですが、容量はそれなりの大きさしかありませんでした。大体1000m3って感じです。多分ですが、10m×10m×10mなんでしょうね。規格化されている方が管理は楽ですけど」


「あー。きっちりで来たわけだ。単位が決まった時にリストに載った感じだろうな」


「でしょうね。新しいダンジョン程、最新のものまでリストに載ることが解っていますし。後は種族によっても変わりますね」


「そうなるんだろうな。古いものが出てきても仕方がないだろうし」


「ですねえ。まあ、欲しいのはそういう魔道具なんかよりも、原材料の方ですね。作った方が品質が良いのは解りきっていますし。技術力的には、ダンジョンの品は一世代前のものが適応されているって感じです」


「それでも人間にとっては、もの凄く良いものって感じなんだろう?」


「というか、魔界との技術格差が凄いことになってますので。人間の生活は、魔族だと500年は昔の話ですしね。昔ながらの様式をまだ使っているのかって言うか、まだそこまでしか進歩しないのかって感じですけど」


「へえ。そうなのか」


「あ、でも、発想力は人間には勝てないですよ? 魔道具を発明したのも人間が最初ですし。電気を使えないか試したのも人間です。技術開発の分野においては、人間には勝てないんですよね。……ただ、進歩させる力が弱いのか、昔開発したものを改良しようってしないんですよ。効率が悪いまま使っているんですよね」


 ああー。なんとなく解る気がする。技術を生み出した国よりも、使っている国の方が最先端を走りがちって奴だな。日本なんてそうだったからなあ。日本の製品の凄い所は、他国が作った物の効率化とか小型化の分野だったからな。発明品ってなると、中々難しい気質って聞いた事があるけど。


 アメリカ人が新しいものを作るのが得意とか聞いたけどな。その代わり、壊れるまで使い続けるから、技術の更新が遅れがちって話を聞いた事がある。民族性があるようなものかな。多分だけど。


「じゃあ仮にだけど、ダンジョンで魔道具を宝箱なんかに入れたら、大変な事になる?」


「多分そうですね。でも、どんな技術が使われているのかとか解らないですからね。ダンジョン産の魔道具って」


「あれ? そうなのか?」


「はい。昔、研究しようとばらした人が居まして。そうしたら、中身は出鱈目なものが入っていたって言ってましたね。簡単に言えば、形だけ取り繕ったブラックボックスです。ダンジョン産の魔道具ってそういうものでしかないんです」


「流石に研究しようとするよな。時代が古いからって、技術が古いとは限らないんだし」


 なるほどなあ。どういう理屈で出来ているとか、そう言うのは無い訳だ。はっきり言って、魔力で全て解決していますって言われたらそれまでってか。改良してとかが出来ないのか。それは残念だな。


 まあ、そんな技術は無いんだが。工業高校出身なら色々と出来たのかもしれないけど、普通科の高校だしな。大学進学がメインですって感じの。……大学には行けなかった訳だが。


 異世界に来たんだよなあ。その理屈も解らない訳で。なんか邪神ちゃんが転生させてきただけなんだよなあ。……今思えば、何で転生することに違和感を覚えなかったんだろう? あれ? 違和感を覚えていたんだっけ? ついこの間の事なのに、思い出そうとすると、何かしら妨害されている様な……。


「ですが、マジックバッグの価値は変わらないので、定期的に出して頂けると助かります。ついでに、お土産も中に入れて欲しいと言われましたけど」


「お土産なあ。何が良い? 割となんでも出せるけど」


「最優先は純度100%の品物ですね。鉄とか金とか。ありますか?」


「あるぞ。何ならナトリウムやアルミニウムなんかの周期表に載っている奴なら何でもだな。ミスリルやオリハルコンは何処に属しているのかが解らないけど」


「……あれ? 本当に何でも出せるんです? コバルトやニッケルも?」


「出せるぞ。あれ? 周期表って魔族に無いのか?」


「ありますよ。ありますけど、18族の6周期目が解析終わった感じだったと思うんですよね。まだミスリルやオリハルコンは解らなかったはずです。その辺は要研究なので」


「明確には答えられないけど、多分だけど出せるからな? 純物質として。……名前さえ解れば、だけど」


「それは、……研究所の方と提携が出来るのかも?」


「さあ? その辺は任せるけど、俺が見ただけでも架空金属が幾つもあるからな? アダマンタイトとかヒヒイロカネなんかもあるし」


「……未知の金属じゃないですか? それは聞いた事が無いんですけど?」


「マジで? まだ未発見なのかね?」


「じゃないですか? 少なくともオリハルコンまでは聞いた事がありましたけど、アダマンタイトとヒヒイロカネは聞いた事が無いです。……ちなみに、どのくらいのポイントになりますか?」


「ミスリル1㎏が5000万ポイント、オリハルコン1㎏が30億ポイント、アダマンタイト1㎏が600億ポイント、ヒヒイロカネ1㎏が8400億ポイントだな。……まあ、出すだけでも厳しいか」


「未知の金属を狙うのも良いですね。……錬金術、頑張りませんか?」


「流石に厳しい。ダンピールやウィッチで錬金術のスキルを覚えている個体が出るかどうかじゃないか?」


「それでも現実的ではありませんか……。希少金属が手に入るだけでも良しとしますか」


「そうしてくれ。……錬金術で変な合金が出来るかもしれないなあとは思うけど」


「変な合金ですか?」


「あれ? 割とよくある創作なんだけどさ。ミスリルに属性魔力を付けて、色々と加工するとか。鉄じゃあ無理だったような気がしているけど、ミスリルなら何とかなるんじゃないかなって」


「……ミスリルに、属性魔力を? いや、そんな研究は無かったような……」


「割とよくある話じゃない?」


「いえ、聞いたことも無いですが……」


「出来るかどうかは解らないけど、属性付与金属って、ありふれてないの?」


「ありふれてないですね……。初耳ですし」


「まあ、種族がダンジョンマスターになっているけど、元となったのは人間だからかな?」


「姿かたちは人間ですけど……。発想力も人間基準なんでしょうか?」


「さあ? 流石にそこまでは解らないかな」


 あれ? 魔族的には属性金属って初耳なのか? 割とよくある設定だよな。ミスリルに火属性を付与して戦うとか。魔剣とかありふれている話なんじゃないだろうか。無いの? 何故に?


 まあ、もとはと言えば人間だし? そもそも異世界人だし? 発想力が凄いかって言われると、微妙なんだけど。向こうの創作家が凄いだけで。でも、ミスリルも向こうの創作だよな? 指輪物語だったっけ? 何度も映画化されてなかった?


 俺は漫画で読んだだけだけどさ。考えたのは偉い人。俺が考えたんじゃない。けど、邪神が地球の魂を持っていったんだろう? てことは、ある程度は同じなんじゃないかって思うんだよな。


 地球が魔法文明として発展していなかっただけで。科学文明に突き進んでいただけで。魔法も科学もってやっていれば、魔族の様な感じになっていたんじゃないだろうか。多分だけど。


 学校の勉強はしっかりとしていたつもりなんだけどな。受験が控えているからさ。理系に進む予定だったから、割と化学も出来るんだけど。まあ、勉強が出来るかどうかと、応用が出来るかどうかは違うんだけどさ。


 魔族は発想力に乏しいか。そうかもしれんね。属性金属なんて事も思いついていない訳なんだよね? でも、そこから技術にするのは早そうだ。発想さえ出てしまえば、形にするのは簡単だったりするんだし。


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― 新着の感想 ―
神器素材を扱える可能性があるのは巨人や精霊や妖精や竜人などかな 神の系統の種族なら、加工スキルが産まれる可能性ありそう
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