79_夏コミを終えて。
心地よい疲労があります。夏コミが昨日終わりました(私は1日目だったので)。
例年コミケに行くと創作意欲が高まります。なんでだろうなと考え続けているのですが、一つはやはり「自分一人ではなかった」と知れることじゃないかと思うのです。
創作活動はその大半の時間において一人きりです。小説は特に、途中成果物をXにあげるということも難しいので完成までどこにも誰にも公開しないまま作業を続けるということがよくあります。自分だけで自分の文章と向かい合う時間が全体の8割以上、いや下手すると9割以上をしめるでしょう。心細さは間違いなくあります。
(とはいえ、やはり読み手には完成稿を初見として楽しんで欲しいですから、途中成果物を公開する気にはなれません)
コミケに行くと、たくさんの制作者の顔が見えます。その一人一人に作品と向かい合った孤独な時間があったはずです。その事実が私を安心させてくれます。
私は確かに、一人だった。でもそれは、私一人ではなかった。
なんとも心強い話です。
そしてまた、自分の作品を手に取る人の顔が見れる場所でもあります。
自分の作品を生きた人間が必要としてくれている。書いている時間は私一人だけだったけれど、誰かに本を渡せたらそれはもう自分一人の中だけの事ではない。
なんともありがたく、そして不思議な話です。
少し照れくさいですが、即売会が好きなんだと思います。冬コミも出ます。今週中には申し込みます。
次も楽しみです。




