環境
入隊の日。
私たちは、三日間の試験が行われた正門の前に戻ってきた。
ほぼ約束の時刻だった。入り口には、最終日まで残り、軍曹から再集合するよう言われた者たちの顔が揃っていた。
見たところ全員揃っていた…イスト、ボリッシュ(ペルビアンズのリーダー)、そして当然イトもいた。
「ナカト、大丈夫か?」
イストは私のことを心配しているようだった。
「ああ。問題ない。どうしてそんなことを聞く?」
「わからない。暗い顔をしていたから。何か悩んでいるのか?」
「いや。特に何も。ただ、今この瞬間の高揚感だけだ。」
「ああ、確かに。もう少しだな。それに、今日からここで暮らすんだから。」
それは本当の動機の一部に過ぎなかった。実際、私はかなり緊張していた。聖軍に入隊するという目標をついに達成した。しかし、本当の挑戦は始まったばかりだった。
私はサスヤシに関する情報を探し、彼女の聖軍団員としての生活についてもっと知らなければならなかった。私には未知のことだった。
そのリストには、ヨコアキからの大佐という人物についての警告も加わっていた。
彼女は他の説明や理由を何も与えなかった。ただの警告だけだった。さらに、大佐の役割を聖軍の階級の中で正確にどこに位置づければいいのか、私はわからないままだった。
この人物がどれほどの重みを持ち、この組織の中でどれほどの権力を持つのか、私は知らなかった。
私は情報不足だった。そして、どうしてもいくつか集めなければならなかった。
―クリー―
金属音。入場門が開いた。
「皆さん、おはようございます。またお会いできて嬉しいです。大切な方々と素晴らしい日々を過ごせたことを願っています…」
オビオ軍曹が、初日と同じように私たちの前に現れた。
「…入り口の前に整列していただくようお願いします。皆さんの記標の所持と正規性を確認します。すべて問題なければ、そのままお進みいただけます。」
群衆の間からは、検査の厳しさに煽られた声やざわめきが上がっていた。結局、私たちはすでに選ばれていたのだ。彼ら自身が私たちに渡した記標を、なぜそこまで注意深く確認する必要があったのか。
全体的な感覚として、彼らは何かを探しているようだった。選ばれた後でも、何かが不備である可能性がまだあるかのように。
おそらく、誰かが他人の代わりに現れたのではないかと恐れていたのだ。偽造、改変、あるいは単に交換された記標は、正規に選抜された候補者になりすまして、許可されていない人物が検査を通過することを可能にしてしまうかもしれない。
そのことは私を驚かせなかった。
聖軍団員になることは、兵士自身とその家族に、社会的に無視できない利益をもたらすはずだった。人々は、あらゆる手段や策略を使って聖軍に入るためなら、どんなことでもしただろう。
結局、検査は滞りなく進んだ。
検査後に案内された中央の建物には、寮の割り当ての一覧が貼られた掲示板があった。
私たちは三人一組のグループに分けられ、各グループに一つの部屋が割り当てられていた。つまり、私は他の二人と寮を共有することになる。
掲示板には、寮の位置を示す地図も貼られていた。
二つの異なる建物が、隣り合って建っていた。一つは男性用、もう一つは女性用だ。もちろん、男女混合の部屋はあり得なかった。私たちは男性と女性に分けられていた。
幸運なことに、私とイストは同じグループだった。
「ということは、これが俺たちの部屋か?」
「そのようだ。あまり広くはないけどな。」
「俺にとっては問題ない。」
私は孤児院で育ったので、狭い空間や共有スペースはまったく問題ではなかった。
どこにでもあるような部屋が、完全に木でできていた。ちなみに、木材は贅沢品の素材なので、この素材でできた建物全体は非常に珍しい。
それは確かに、ルミニス中の大半の建物よりも優れていた。
部屋には三つのベッドがあった。二段ベッドが二つと、シングルベッドが一つ。
「イスト、どうした?」
彼は二段ベッドの上段をじっと見つめていた。
「気のせいか、あのベッドに何かいるぞ。」
「確かに、何か動いているように見える。」
ベッドには奇妙な膨らみがあった。私は二段ベッドの階段を上り、その膨らみをつつき始めた。
〈動いた。〉
私は再びその膨らみをつついた。
〈また動いた。出てくる気はなさそうだ。〉
まあ、三度目には、なかなかの拳で殴ってやった。
「いてっ」
〈ついって、ボゾロが話した。〉
アンデッドのように、彼は起き上がり、身を現した。
細い少年だったが、非常に黒い髪を大量に持っていた。それは左目を覆い隠すほど長かった。
眠りで固まった目で、彼は私たちをじろじろと見た。私は彼の顔を間近で見ていた。
彼はまず私の方へ、次にイストの方へ頭を向けた。
その直後、大きなあくび。
「や…やあ。」
彼の頭が状況を理解できるほど十分に働いていることを願って、私は挨拶した。
「うーん!」
〈これを挨拶と受け取るべきか?〉
彼は、頭の動きを伴う一種のうなり声を発した。
彼は再び私たちに話しかけ、か細い声で話した。
「お前たちが俺のルームメイトか。」
彼は右目をこすりながら言った。
「そうだ。俺はナカト。こっちはイストだ。」
「よろしく。」
彼も下の方から答えた。
「こちらこそ。俺の名前はルド。よろしく。」
「なあ、でもなんでもう寝てるんだ?俺たちは来たばかりで、朝だぞ。それに…どうやってすでに部屋に着いたんだ。」
私たちは門をくぐってからまだ一時間も経ていない。ルドはすでに自分の部屋の位置を見つけ、中央の建物から歩く数十メートルもの距離を短時間で移動し、さらに昼寝の時間さえ見つけていた。
「ああ、聖軍団員になれた興奮と、兵舎に入る緊張で昨夜は一_sleep_もできず、今朝はとても眠かったんだ。それに、最初に着きたかった。そうすれば、好きなベッドを選んで確保できるからな。」
「すまないが、結局ベッドはベッドだろ。三つのうち、選んだもので何が変わるんだ?」
「変わるんだよ、大いにね。窓の近くで眠りたい人もいれば、空気をもう少し得られるからだろう。あるいは、壁に寄せられたベッドを好む人もいる。背中に何かがあることで、より落ち着けるのだ。扉との位置関係でさえ、違いを生む。誰かが出入りするたびに最初に邪魔されるのが嫌な人もあれば、自分のベッドが出口の近くにあるほうが便利だと感じる人もいる。それらはすべてわずかな違いで、実際に睡眠の質を変えるものではない。しかし、選べる時にはそれを利用したくなるのが自然だ。結局のところ、三つのベッドが同じなら、好みのものを直接取れるのに、なぜ残り物で我慢する必要がある?」
眠るベッドを選ぶだけのことにしては、極めて精緻な分析だった。
「わ…わかった。」
私は反論できなかった。正直なところ、その気もなかった。あの話がどこに行き着くのかが怖かった。あんな話題について、あれほど洗練された分析を展開したこと自体、すでに十分に奇妙だった。
「すまない、構わなければ、また寝たいんだが。」
「ああ、もちろん。」
私は階段を下り、少年を彼の心地よい眠りに任せた。
私とイストも荷物を整えた。それぞれ、彼はシングルベッド、私は二段ベッドの下段に。
訓練の活動は予定されていなかった。初日は、私たちの私物を整理し、兵舎の大きな建物に慣れるためだけに設けられていた。
訓練は翌日から始まることになっていた。
私はそれを利用して、建物の中を偵察がてら歩き回った。
みなさん、こんにちは。戻ってきたことをお知らせします。肋骨の怪我も治りました。この物語を気に入ってくれるコミュニティが作れればと思っています。ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。




