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ジャスティウイングの運命(15)


 天沢従道博士の屋敷が炎上してから数ヶ月後、天沢創はバードピア文明の遺跡に来ていた。

「創さん……バードピア文明に関心が湧いてくるなんて」

「親父があんなことになってしまった上にマーガツが攻めてくるなんて聞いたからにはバードピア文明を見ておきたくなってな」

 同行者の桔梗院奏は天沢創のバードピア文明への関心について驚いていた。

「ここがバードピア文明の神殿よ……天沢博士が発見したの」

 薄暗いジャングルの中を分け入って入ったバードピア文明の神殿は神秘的だった。

「神殿の入口は壊れていて入れないな」

「発見したときから入口は壊れてたわ……もっとも他の神殿がある可能性があるわ」

 奏の簡単な説明に耳を傾けた創は神殿のスナップ写真を撮影するために、神殿が映るいい位置に立ってシャッターを切った。

 するとシャッター音に気がついたのか現地人の老人がやってきた!

「また来たのか……この神殿は聖域だ……無闇に侵すと祟りにあうぞ!」

「現地人はバードピア文明の神殿を聖域だと思っているの」

「そうだったのか」

 現地人とバードピア文明の関わりを知り、創は関心顔になった。

 創と奏は1時間ほど神殿周辺を観て回るとホテルに戻った。

 ホテルの薄暗い部屋に戻ると創はベッドで横になった。旅の疲れからかすぐに創は夢の中についた。


◆◆◆◆◆


「創よ……目覚めるのだ」

 天からの声で創は目が覚めた。ここはホテルではない。神殿の中だ。

「マーガツが再び地球を侵略しようとしている……その力をお前たちに与えよう」

「お前たちは……何者だ」

「我々はバードピアの者だ……どうかマーガツの魔の手から地球を守ってくれ」

 天の声が響き渡ると創の周辺が光に包まれた!

「ウワーッ!」

 創は叫び声とともに目が覚めた!

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