表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
22/770

19・ボールルーム。

おばあさまは強い! 

コノ館の中ではトップだね。

いつの間にやらメイドさん達に相手をさせてたようで気が付いたら女性陣が

半端ない強さになっていた。


「将棋だと私の方がまだ強いんですが囲碁はもう敵いませんね。

奥さまにこんな才能がおありだったとは……

旦那様はチェスをされましたがあまりお強くはなかったんです。

多分、囲碁でも奥さまには敵わなかったと思いますよ」


執事氏も実はなかなかの実力者だ。

あっという間にオレは追い抜かれちゃったよ。


前世のオレはじいちゃんの相手をさせられてたんで多少の自信を持ってたんだ。

自信はもろくも崩れたね。

くっそー! 

教えなきゃよかったかなぁ……でもおばあさま……楽しそうだよな。


まあ、オレが弱いだけだもんな。

弱いのを他人ひとのせいにしてもみっともないだけだよね。

たかが囲碁……されど囲碁……ってとこかね。



今日も雨だ。

この時期は二週間から三週間くらい雨が続くことが多いという。

う~ん……なんかストレス溜まってきた気がする。

ちょっと運動でもできれば少しは解消できるかも。

でも広い場所ってコノ館にあったかなぁ? 


執事氏に聞いてみた。

「ございますよ。

奥さまがご許可くださればお使い頂いて結構です。

そうですねぇ……あそこなら子供たちが大勢で遊んでも大丈夫だと思いますよ」


おばあさまはオッケーしてくれた。

「でもまだダンスなんて無理な気がするんだけど?」


は?! ダンス? 


「ボールルームなのよ。

でも最後に使ったのっていつだったかしらねぇ……

あの子(宰相)はココに来てもダンスなんかしなかったし夫もそういうことには

あまり興味が無かったから……」


ボールルーム……舞踏室……だったよな。

なるほど……広いわけだ。

ココで舞踏会が開けるってコトか……


大分バランス良く歩けるようになったとはいえまだ跳んだり跳ねたりが自在って

ほどじゃあないもんな。


ということでコノ世界のダンスを見学してみることにした。

お子さまモニターズも一緒にね。

おばあさまは執事氏とペアになって踊って下さった。

前世のソシアルダンスによく似てる気がする。

もう少しユッタリした感じだけどね。


おばあさまはメイドさん達や警護兵の手の空いてる人達を呼んで領地で平民達が

踊ってるダンスを披露させてくれた。

優雅とは言えないけどとっても楽しそうなダンスだったよ。


お子さまモニター達もすぐに覚えたようで一緒に踊り出してしまった。

ハハハ……ミーア……ソレはどう見ても盆踊りにしか見えないゾ。

まあ、オレもまだ似たようなものなんだけどね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ