第97話 戦場
何らかのバグにより前回の後半部分の文書が吹き飛びました、申し訳ございません
「まぁ取り敢えず、アンタはこの内戦が終わるまでこの艦で保護させてもらうぞ」
「えぇ、分かっています」
「あぁそれと、聖女の居場所が何処か分かるか?」
そう言って俺は教皇に各勢力の範囲を示した地図を出す
「恐らくこの地図を見るにここだと思います」
そうして教皇が指したのはグローゼと言う街だった
「ここか、何故そう思った?」
「女の勘です」
「勘ね…」(この世界じゃ女の人の勘の命中率は馬鹿に出来ないからな…)
そう思い俺はこの街に偵察機を発進させる
「そうだ言い忘れてたがな、この内戦が終わったらこの国の主を国民に変えるつもりなんだが、良いか?」
「そうなのですか!?」
「あぁ、不満か?」(まぁ不満でも強引にやるから関係ないが…)
「いえ、私は数年前からそうしたいと思っていましたから、むしろ大歓迎です」
「そうか、ならそうさせてもらおう」
そう言ったその時…
『艦長、エル様派と聖女派の軍隊が動き始めました、両軍合わせて2万を超える軍隊です』
(会敵場所を予測できるか?)
『表示します』
そうして3Dのマップに会敵が予想される場所が表示される
「・・どうしたのですか?」
「たった今エル派と聖女派の軍隊が動き始めやがった、両軍合わせて2万を超える大軍がな」
「ど、どうしましょう!?直ぐに止めないと!」
「落ち着け、その為のこの艦だ」
「そ、そうですか…」
(ロダを呼んでくれ、大至急だ)
『了解しました』
そうして数分後、ロダがやって来る
「どうされましたか?」
「すまないが教皇を艦内シェルターに送って欲しいんだ、頼めるか?」
「もちろんでございます、それでは教皇陛下、付いてきてください」
「はい…」
そうして俺は教皇が艦内に戻っていくのを見届けた後…
(・・進路変更、目標は両軍会敵地、第3戦速)
『了解、進路変更します』
そうしてアグレディアは両軍がぶつかり合う所へ急ぐのだった…
〜47分後〜
『艦長!両軍を目視出来るようになりました!』
「どれどれ…」(ズーム機能を使ってと…)
そうして3D眼のズーム機能を使って遠くの方を見ると、森林を移動中の軍隊の姿が見えた
「・・ぶつかり合うのは平原になりそうだな…」
『あと14分程で会敵すると思われます』
(よし、そのタイミングを見計らって突撃する、磁気反発フィールドのバッテリーをチャージしておけ)
『了解、主機から予備バッテリーへの回路を開きます』
そうして待つこと15分、両軍がお互いを視認する
『両軍の攻撃態勢への移行を確認』
(機関始動!全速力で両軍の間に割って入れ!)
『了解!艦首フィールド最大展開!』
そう通信が入ると同時にアグレディアは加速し、両軍との間にある平原へ突っ込んでいく
(総員!衝撃に備えろ!)
そう言ってから少ししてアグレディアの艦首が地面に接地する
ドカァァァァァッ!! 地面が波のように裂け、艦首がそれを掻き分けていく
「な、何だコイツ!?」「危ない!下がれー!」
(4秒後に艦尾アンカー射出!艦体を地面に固定しろ!)
『了解!衝撃に備えてください』
そうしてアグレディアはアンカーを地面に突き刺し、急停止する
「ぐおっ…」(慣性で前に投げ出される…)
投げ出されそうになるのをなんとか耐え、アグレディアは両軍の間に入る形で止まる
「貴様!一体何処の誰だ!返答が無ければ攻撃する!」
(あらら、なんか怒らせちゃったかな?)
『報告します、艦体に損傷なし、バッテリーの43%を消失しました』
「よし、対空機関砲にゴム弾装填、両軍に指向しろ」
『了解、、、射撃準備完了』
「聞こえないのか!何処の誰だと言っている!」
(船外のスピーカーに繋いでくれ)
『了解、接続します』
そうして俺はその問いに対して返答する
「あーあー、、聞こえるか?こちら…」(そういえば俺達って誰だっけ…)
『安直ですが国際停戦監視軍で良いのでは?』
(そうだな、そうするか)
「・・こちらは、、国際停戦監視軍だ、貴軍の戦闘を止める為に来た」
「国際停戦監視軍など聞いたこともない!嘘をつくな!」
「だって今作ったんだししょうがねぇじゃんかよ」
「何だその態度は!構わん、撃て!」
そうして両軍がアグレディアに対して攻撃をしてくる
(弓矢とかかなり良心的だな、爆発魔法とか使ってくるかと思ったが…)
『恐らく使い手が居ないのでは?』
(まぁそうか、、対空機関砲射撃用意)
『照準完了、何時でもどうぞ』
(・・撃て!)
バババババババババッ!!!! 両側舷に取り付けた対空機関砲がエル派、聖女派の軍隊に対して火を吹く
「ぎゃぁっ!!」「痛てぇぇ…!」
(かなり一方的だな…)
『彼らの武器レベルではしょうがないでしょう』
そうして約3分後、地上で立っている人は居なくなったのだった…
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