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第58話 授与式準備

すいません、ちょっと遅れました…

(なんで俺がこんな目に…)


王様と会ったその日直ぐに授与式は行われる事になり、俺は礼服に着替えていた


「中々似合ってるじゃあないですか!」


同じく礼服を着ているアルベルトさんが俺を見てそう言う


「・・これで俺は立派な貴族様の仲間入りですか…」(何とかして逃げれないかな?)


「まぁまぁそう落ち込まずに!それに今回授けられる爵位は貴方が思うような貴族の仕事がない位ですぞ?」


「え?それはどういう事ですか?」(男爵位だって書いてたが…)


「王様が大和殿の気持ちも鑑みて、今回だけ特別に制定された爵位を授与するのですよ」


内容を聞くと名目上は男爵だが、普通の貴族のような会議に出席したりする必要は無く、基本的な権限だけを持ち、殆ど自由な事が出来るという事だった


(つまり皮だけの爵位か…)


「どうです?王様もある程度は考えてくれているでしょう?」


「・・んまぁそうだな、皮だけでも男爵という位は何かと動きやすいだろうしな…」


「しかも俸禄は通常通りですから実質ある程度の権力と無限の資金を手に入れた様なものですな」


「そう考えればこれも悪くはないか…」


そんな会話をしてアルベルトさんと共に待機していると、メイドがやって来てまず先にアルベルトを連れていき、その後に俺も連れ出される


(もう腹を括って行くしかないか…)


そうして俺はある部屋に通され、その部屋にある大きな扉の前に連れて行かれる


「ここでお待ち下さい、後は専用の者が最終点検を行い、その後本番です、くれぐれも失礼なきよう…」


そう言い残してそのメイドは部屋から出ていってしまう


(もう少し、もう少しの我慢だ…)


ガチャッ! 突然扉が開いたかと思うと、そこから二人のメイド、一人の警備兵らしき人が入ってくる


「すみません、失礼致します…」


そう言って二人のメイドが俺の体を探り、もう一人の警備兵らしき人は部屋の隅に待機する


(うわ、予報街のところを触らないで欲しいんだが…)


そんな事もありつつ、待っていると前の扉が開かれ、中からは盛大な拍手が聞こえるのであった…


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