14.口ほおずき
ほおずきって皆さんご存知でしょうかね?
今の若い人は、『鬼灯の冷徹』っていう漫画を聞いたことがあると思うので、『ほおずき』という言葉だけは聞いたことある人も多いと思います。
ほおずきは、どこまでメジャーなものなんでしょうね?
お盆に飾るものという認識なので、もしかしたら仏壇のある家では飾っていたりして、知っている人も多いのではないでしょうか(しらんけど)。
秘境でほおずきは、あちこちで見かけた気がします。
あれは、おばあちゃん達が植えていたのか、それとも勝手に生えていたのか……今となってはわかりませんが、ほおずきは秘境っ子の私にとって、いちごと同じような感じで採って食べるものでした。
ほおずき、見たことのない方のために写真をば。
こんなのです。綺麗でしょ? 見たことあります?
夏に行くと、ほおずきが綺麗に成っていて、これを食べるんですよ。
そう、食べるのです。食べられるのです。
剥くと中はこんな感じ。
プチトマトみたいでかわいいでしょ( *´艸`)
いただいたので食べました。
むかーーし、秘境で食べたものはちょっと酸っぱいような感じだったんですが、これはめっちゃ甘くて美味しかったです!
品種が違ったのか、それとも秘境で食べていたのは完熟していなかっただけか(;´∀`)
ちょっと微妙な味を期待していたので、おいしくってびっくりしました(笑)
甘くて美味しかったけど、やっぱり懐かしい感じがしましたね♪
さて、ほおずきを知っている方はそれなりにいると思っていますが、口ほおずきを知っている方はいらっしゃるでしょうか。
調べてみると、一版的には『ほおずき笛』と呼ぶそうです。
これ、おばあちゃんが吹いて聞かせてくれたことがありました。
まず最初に、実の部分をもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみして、柔らか〜くします。
そして付け根のところをねじりながら中身を取り出したり、吸い出したりして皮だけを残すのです。
まず、これができないと口ほおずきはできません。
私、昔から不器用なのでいっつもベリっと破ってしまっていました。
今回こそはとチャレンジしてみます。
うーん、やっぱり端の方が破れちゃった(ノД`)
難しいんですよ……くやしいから潰します。
ちーん。
まぁこれを口の中で膨らまして潰す、それを繰り返すと『ぶーぶー』という音が出るのですね。
それを私たちは口ほおずきと呼んだわけです。
私は口ほおずきの練習以前に、破らず皮だけに出来ないので鳴らせるわけもないのですが(;´∀`)
調べてみるとこの口ほおずき、もといほおずき笛は、平安時代の宮中でもされていた遊びだとか!!
まじか……めっちゃ歴史あるんじゃん!!
おそらくは、私のおばあちゃん世代の女性なら、遊びのひとつとして練習して鳴らせる人が多かったのではないかなぁと思います。
今はなんというかもう、ほおずき笛のために時間を割いて練習する人はいないと申しますか……。
おそらく、平成世代でも少ないですが、ほおずき笛を鳴らせる方はいるでしょう。
さて、令和の世代はどうでしょうか。ほおずき笛を引き継げる人はいるのでしょうか。
それとも平安時代から続いていた遊びは、とうとう消えてしまうのか……。
そもそもほおずきを見かけなくなってしまった昨今(売ってるの?(;´∀`))、食することもままならないですよね。
もし、ほおずきを手に入れられた方は、ぜひお子さんとチャレンジしてみてくださいね!
吹けなくったって、笛を作る時に破れたっていいんです!
「昔の人はこんな遊びをしてたんだな」って、子どもたちの記憶に残りますように……。
あ、ちなみにお盆時にお仏壇に飾ってあるほおずきを食すのはNGですので、お盆が終わった後か、仏壇用とは別のほおずきを使うようにしてくださいね!
あと、どうやら観賞用のほおずき(この写真のやつも観賞用と思われます)は、毒があるそうです。
調べてみると、根と葉の部分にあって、実に毒があるという記述は見つけられなかったんですが、私が見逃しているだけかもしれません。
ネットで検索すると観賞用は食べてはいけないって軒並み書いていたので、もし食べる場合は自己責任でお願いしますm(_ _)m




