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マッチ売りの少女2100  作者: ぽんた7
マッチと記憶
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勘付く者たち

 絶望から這い上がりつつある男、目的を取り戻した芸術家、父親の幼少の映像を見た大学生とその知人、等々。彼らから少しづつマッチの噂がSNSなどで静かに広がり始めた。それは眉唾・オカルトと思われたせいか爆発的に広がる事は無かったが、しかし着実に浸透していった。


 マスコミの中でそんな噂に最も早く気付いたのは篠原香織という独立系メディアの主幹だった。主幹と言えば聞こえは良いが、要は報道系動画配信者である。数十人でチームを組み、ゴミ問題や企業の不正のような社会派としての配信をメインとしている。他にも犬猫動画が人気だった。もっともこれはペット遺棄の問題を追っていたところから派生したものだが、「世界の長い猫」シリーズは今でも人気のあるコンテンツだ。


 それはさておき。その噂を知った篠原が最初に思ったのは、やはり「違法薬剤」「薬禍」そして「インプラントハック」だった。オカルト話であれば取材は無駄足になるがそれも良し、どうせ取材が使い物になるのは10にひとつあるか無いかだ。使い物になるなら自分らの分野、と。

 まずはマッチの出元を探し出す必要がある。SNSでの発信者の年齢層が低いようだったので、なるべく子供を怖がらせない見た目の数人を選んで(社会派なんて気の強い厳つめなヤツばかりだからちょっと妥協はした)チームを編成し、彼女はS市に出発した。




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