マイカ
「この町は、魔人に占領されてから市民たちは賭博狂いが増えたらしい。」
この町の賭博場はすごく発展しこの世界において一大
経済拠点を築いていました。
しかし、その一方で負けた者たちもたくさん発生し、街中ではあぶれ者による治安の悪化が課題ともなっていた。
「よし。この町全体を囲うように兵を配置しろ。」
「は!わかりました!」
「マイカ様、敵に反応はありません。」
「分かった。なら兵士たちを一気に動かせ。スピードを持って鎮圧する。」
「は!」
兵士たちはそう言ってそれぞれの持ち場に戻っていった。
「おそらくあそこの統合府に魔人がいるとみて間違いはないだろう。突入しよう。」
「は!」
マイカの合図とともに一気に兵がなだれ込む。
建物の中を隈無く見ていく。しかし、行政の職員はいるし仕事をしている気配もあるがなぜか魔人の気配が見たらない。
「なかなか見当たらないですね。」
「そうだな。よし。とりあえずそのまま捜索を続けろ。」
「わかりました!」
兵士には捜索に当たらせる。
「なぜだ?なんだかの違和感は?」
すると、カジノの方で相変わらず派手に騒いでいた。なんだろうな。ずっと違っているような感じがある。
「マイカ様。制圧完了です。」
「よし。ご苦労様。別命あるまで待機。」
そう言って、制圧完了と共に作戦終了を本部と確認しその日は終了した。
賭博場
「ガハハハ。いやー儲けた。儲けた。これだけ儲けるとウハウハだなー。」
「そうですよね。長。こちらは今日の売上でございます。」
「うん?よしよし。とりあえず見てみようか。」
渡された紙を見て
「おらああ。これはどうなっとるんだ?馬鹿野郎。」
「ええ?」
「昨日より売上が減ってるやないかい。」
「いやいやよく見てください。今日は契約がその分増えてますよ?」
「契約?おうおう。そうかそうか。何の契約だ?」
「土地の貸借契約です。あと家の部屋を借りる人が増えてまして。」
「ほうほう。先々の利益が増えていく契約だな。いいじゃねええか。ウハハハハ。よしわかった。売上の減少については目をつぶろう。そしてこれからもこれで頑張ってくれ。」
といいつつチップを渡される。
そう言って、今日の営業は終了した。
「おい?」
「なんでしょうか?」
長と話すのは戦闘部門の職員だった。
「作戦はどうだ?」
「ええ。うまいこと誘導は完了してます。」
「よし。じゃあ1人ずつ片付けていこう。」
「わかりました。」
その夜兵士たちが泊まる宿舎。
「おい。今日の作戦はチョロかったな。」
「そうだな。あれならもう少し抵抗してもらえてもよかったけど一般人は関係ないからな。」
「そうですよね。」
兵士2人はお酒を飲んでいた。
そこに窓からそうっと入ってくる者たちがいた。
「なら今から抵抗してみるよ。」
そう言って、
「え?」
振り向いた兵士の首を絞めて殺害した。
「よし。そいつもやっとけ。」
「了解。」
腰を抜かした兵士も殺された。
「そのままこの階の兵士たちを一人ずつ殺していけ。」
「了解。」
暗殺者たちは手分けをして、この階の兵士たちをすべて片付けた。
朝
「マイカ様!」
「うん?どうした?」
兵士のただならない様子にマイカはすぐ兵舎に駆けつけた。そこで見たものは、一階の兵士たちの死体だった。
「なんだこれは?」
「わかりません。痕跡がありません。」
「そうか。まあだがこの作戦のあとだ。あの街の者に間違いはあるまい。」
「ということはつまり。」
「ああ。当たりだ。そして、おそらくもう一つのほうが拠点で間違いはないだろう。」
「賭博場ですか。」
「であればすぐに作戦を。」
「いい。」
「しかし、マイカ様!」
「私が行く。」
そう言って、マイカは賭博場に飛んでいった。
賭博場経営部
「おい。ここの長と話がしたい。」
「誰ですか?いきなり?お引き取りを。」
「うるさい。殺すぞ。」
「失礼ですね。あなたは。」
「うん?どうした?」
「長。いや人間が飛んで入ってきまして。」
「ほう。面白いな。魔法か。まあいい。俺に用事があるんだろう?」
「はい。ではどうぞ。」
「それで何のお話ですか?」
「お前がやったんだろう?」
「何のお話ですか?」
「暗殺者を送り込んだな。」
「さて私がそれを認めると思いですか?」
「そうだろうな。」
これ以上の問答は意味がないと判断したマイカは、
「天剣」
自身の武器を召喚した。
「フハハハ。コイ!人間!」
「やはりお前が。」
そのままライザは、天剣を振るった。何もかも建物ごと破壊する勢いで。




