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神はいない 8
昨日から、体調不良です。
どのくらい不調か?
というと、この物語くらいです。
といえば、的確に酷さが伝わると思います。
借り物の肉体で十分だった。
それがなんでこんなことに?
チョウィに寄生し、心と精神以外の全てを手に入れたのに。
ほんの少しのプレッシャーで全ては台無し。
共に死を迎えるしかない。
本当に?
チョウィの体の中で、生きる事への執着を見せ
足搔く自分にチャンスが舞い降りた。
それが、螺旋への扉の開放であり
宿主は、扉が開かれると同時に引き込まれていった。
この肉体を構築する遺伝子が、全てチョウィが築き上げた物
だと考えれば当然かもしれない。
チョウィの核となる部分が扉の奥に消えていったあと。
再び固く閉ざされる。
と思われていた扉は、開け放たれたまま
ゆらゆらと微かに動いてた。
ふと頭をよぎる疑問。
自分がこの扉の中に入ると、何が起こるのだろう?
この時、初めて寄生種が自分の判断で行動する。
抑えきれない感情、好奇心と共に。




