↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RED RAID-侵略大戦-  作者: 赤木梓焔
第7章 クリュエルの襲撃
PR
33/101

-2-

 クリュエルを乗せたムーシュは、遊園地内のゴーカートのレース場にゆっくりと着陸する。

 そこは光達が伏せている場所から30mほど離れた場所だ。


 ムーシュの足が地面に着いたのを確認したクリュエルは、ムーシュの背中から地面に降りた。

 遊園地のあちこちで、クリュエルの攻撃を受けた人達が血だらけで地面に横たわりながら苦しんでいた。


「さて、とどめは直接刺しに行くか。ムーシュ、お前はここで待っていろ」

「ジジジジ……」


 クリュエルの命令を聞いたムーシュは、羽を小さく震わせながら、その場に大人しくたっている。

 クリュエルはしばらく辺りを見渡していたが、自分の一番近くに倒れている光達を見つけると、嬉しさの余り顔をニヤケさせながら光達に近づいていった。


 クリュエルが光達まであと10mまで近づいた時、亮夜が鈴と光に合図をだした。

 

 「何!?」


 クリュエルは目の前に倒れている人物が動いたのを確認して、動揺する。

 立ち上がった人物はクリュエルから見て左方向に素早く移動する。


 「この素早い動き! あの赤石(せきせき)か!」


 クリュエルの視線が左の方に動いた時、「サンダー」と叫ぶ声が右耳から聞こえてきた。


 ――クリュエルが光達に近づく間に、亮夜は光と鈴に自分の作戦を小声で伝えていた。


 それはクリュエルがある程度自分達に近づいた所で、「フォルティス」を使って能力強化をした、光と鈴が立ち上がり、クリュエルの左側、亮夜の位置から見て右30度の方向に移動する。

 光と鈴にクリュエルが気を取られた隙に、亮夜がクリュエルを攻撃。後は鈴と光が亮夜とクリュエルの動きを見ながらそれぞれ攻撃をしていく……というもの。


 亮夜の作戦通り、突然立ち上がり移動を始めた光と鈴に視線が動いたのを確認した亮夜は地面に伏せたまま、右手だけを宙に上げ、クリュエルに向かって「サンダー」を放つ。


 亮夜の右手から放たれた白銀の光は真っ直ぐクリュエルに向かった。

 そしてクリュエルにぶつかった瞬間、激しい爆発音を奏で、土煙がクリュエルを覆った。


「やったか?……うっ!?」


 亮夜は素早く地面から立ち上がる。

 しかし土煙の中から黒い物体が勢いよく飛び出してきて、亮夜の体に巻きついた。


「フハハハ……お前がやったことは土煙を上げただけだ」

「俺の能力が効いてない! シールドも使えるのか!?」


 土煙が収まると、そこには全く無傷のクリュエルが、右の手の平を亮夜に向けていた。

 そしてクリュエルの右手から黒いベルトのような紐が飛び出し、それが亮夜の体を縛っていた。


ご閲覧ありがとうございますm(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。