✒ さよなら、タレトテの町
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
早い時間から覗きに来てくださり、有り難う御座います。
◎ 10話で終わらせる予定でしたが、2話もオーバーしてしまいました。
予定通りに完結させる事が出来てホッとしています。
──*──*──*── タレトテ教会
──*──*──*── 礼拝堂
[ 食堂 ]で朝食を終えた後、《 教会 》を出る前に[ 礼拝堂 ]で〈 大陸神 〉へ「 いってきます 」の祈りを捧げた。
《 教会 》を出る前に、地図をくれた太っ腹な神父さんが見送ってくれた。
神父さんは黒い聖職者の衣装じゃなくて、白い聖職者の衣装を着ていた。
理由を聞いたら、新しい司教が着任する迄、司教代理をする事になったらしい。
クリナズさんは以前≪ 街 ≫の《 神殿 》に居たらしく、左遷されて≪ タレトテ ≫に来たらしい。
『 ≪ 街 ≫の《 神殿 》に居た 』って理由で、司教代理の白羽の矢が立ったらしい。
クリナズさんは乗り気ではないみたいだけど、先輩達の圧には逆らえなかったらしい。
「 らしい 」ばっかりだ。
期待と不安に今にも押し潰されそうなクリナズさんが気の毒になってしまったオレは、キノコンを1体《 教会 》に残してクリナズさんの手助けを出来ないかセロに頼んでみた。
1ヵ月後の事も有るし、慣れない司教代理をしながら、1ヵ月後に起きる現象に対処するのは大変だと思うし、過労で倒れちゃったらクリナズさんが不憫だと思ったんだ。
キノコン:本体
「 マオ様ぁ……!!
お優しいマオ様の想いを汲みますエリ!
ボクの代わりに1体、キノコンに残ってもらいますエリ 」
マオ
「 有り難な、キノコン! 」
キノコン:本体
「 但し、奇蹟は使えないエリ。
出来ない事もしないエリ。
キノコンに命令は厳禁エリ。
キノコンはクリナズ司教代理を補佐するエリ。
[ 厨房 ]と[ 食堂 ]の管理者も兼任するエリ 」
クリナズ司教代理
「 [ 厨房 ]と[ 食堂 ]の管理者もしてくれるんですか!?
それは助かります!
キノコンさんが作ってくれた料理は皆に大好評なんです 」
キノコン:本体
「 喜んでもらえて幸いエリ。
マオ様の思い遣りに感謝するエリ❗ 」
クリナズ司教代理
「 マオさん──。
貴方は《 タレトテ教会 》の恩人です!!
有り難う御座います!! 」
マオ
「 1体、残す事を許してくれた寛大なセロと決断してくれたキノコンのお蔭だから(////)」
キノコン:本体A
「 キノコン(B)、マオ様の代わりに確りと《 タレトテ教会 》を支えるエリ! 」
キノコン:本体B
「 やからした大司教の尻拭いは任せるエリ!
クリナズ司教代理の補佐として《 タレトテ教会 》を立て直すエリ★ 」
うん、キノコン(B)は《 タレトテ教会 》を乗っ取る気満々みたいだ。
《 教会 》《 神殿 》を牛耳って支配した方が手っ取り早いもんな。
《 教会 》でキノコンの目が光ってれば、今後は聖職者が私欲に負けて悪事に手を染めたとしても見逃したりしないだろうし、決して許しはしないだろう。
《 教会 》を立ち直して、信者ファーストに変われば、信者達も安心するだろう。
信用,信頼の回復には時間は掛かるかも知れないけど、キノコンが居るなら大丈夫だろう。
改めてクリナズ司教代理と補佐のキノコン(B)に見送りをされながら《 教会 》と「 さよなら 」した。
キノコン(A)が笠から取り出したスタンプ収集計画書を見せてくれる。
キノコン達がオレの希望を考えて調べてくれた無駄なく効率的にスタンプを収集する為のルートを確認する。
先ずは駱駝を借りて、北に向かうらしい。
≪ リンカム ≫に在る《 リンカム教会 》に滞在して、スタンプを押して、観光を楽しんでから、次の≪ 町 ≫へ向かう計画だ。
≪ タレトテ ≫から≪ リンカム ≫には駱駝の足で約10日らしい。
途中の中間地点には≪ 村落 ≫が3つ在るそうだ。
2日と半日歩くと≪ 村落 ≫に立ち寄る事が出来る様になっている。
“ 約10日 ” ってのは、≪ 村落 ≫に立ち寄らず,滞在せず,宿泊しないで、ひたすら≪ リンカム ≫を目指した場合の日数らしい。
駱駝さん大丈夫かな??
実際に駱駝の様子を窺いながら、≪ 村落 ≫に立ち寄り,滞在,宿泊ながら、≪ リンカム ≫を目指した場合、約12日 ~ 約15日は掛かる事になるそうだ。
3つの≪ 村落 ≫では消費した食材や道具を補充したり、必要な道具を調達したりする為に旅人達が気軽に立ち寄れる≪ 村落 ≫になっているから、かなり旅人達で賑わっている様だ。
安全ルートが在る《 北門 》へ向かって歩く。
──*──*──*── 北門
[ 北門 ]には他にも旅人の姿が有る。
[ 北門 ]の近くには駱駝を貸し出しているテントが在る。
旅人の殆んどは駱駝を借りる為に列を作って並んでいる。
駱駝1体の金額はかなり高額で、借りるのを諦めてトボトボと[ 北門 ]へ歩いて行く旅人の姿が見られる。
当のセロはテントに向かうと、駱駝の持ち主に銭袋を手渡し、駱駝を借りてくれる。
駱駝には何処のテントで飼われてる駱駝か判る様に首輪が付けられているみたいだ。
セロは二瘤駱駝を借りて来た。
セロと2人で二瘤駱駝に乗るらしい。
生憎とオレは駱駝に乗った事は無い。
セロは駱駝に乗った事は有るのかな??
例えセロが駱駝に乗った事が無くても、セロなら簡単に乗りこなせてしまうだろう。
セロが借りた二瘤駱駝にオレが乗れる様にとキノコンが二瘤駱駝を宥めて座らせてくれている。
セロに手を引かれて、先に二瘤駱駝の背に乗って跨がる。
続いてセロが二瘤駱駝の背に乗って跨がる。
セロは長身だから、オレの背後に座ってくれる。
セロが乗ると二瘤駱駝がゆっくりと立ち上がる。
オレがバランスを崩して落ちない様にとセロが左右の手で、オレの腰に手を回してくれている。
セロの身体が背凭れの役目をしてくれているお蔭も有って、オレは安心して景色を楽しむ事が出来る。
二瘤駱駝の手綱はキノコンが握ってくれている。
[ 北門 ]を出る時には、門番から「 行ってらっしゃい。良い旅を! 」と声を掛けてもらえる。
[ 北門 ]を出ると赤煉瓦で作られた道が果てしなく続いている。
横幅は約9m有るらしい。
右側と左側の真ん中には1m程の高さの壁が作られている。
≪ タレトテ ≫から≪ リンカム ≫へ向かう旅人は、右側の赤煉瓦の道を歩くみたいだ。
逆に≪ リンカム ≫から≪ タレトテ ≫へ向かう旅人は、左側の赤煉瓦の道を歩く事になっている様だ。
見える景色と言えば、一面に広がる銀砂漠なんだけどなぁ~~。
偶に銀砂漠の上を走っている怪物の群れや銀砂漠を泳いでいる怪物の姿を見掛ける。
怪物と戦わずに駱駝に揺られて景色を眺めながら≪ リンカム ≫へ向かう──、良いなぁ~~~~(////)
こんな旅をこれからも続けたいもんだ(////)
◎ 12話迄お付き合いくださり、有り難う御座いました。
この作品の投稿を切っ掛けに【 鋼の錬金術師 】のOP,EDを久し振りに聴く流れとなりました。
OPの4曲は好きでしたが、何故か好きではなかったEDの4曲も「 良い曲だな 」と思える年齢になったんだんな……と染々思いました。
「 鋼の錬金術師 」に興味のある読者の皆さんには、OP,EDを聴いてみてほしいと思いました。
リメイク版ではなく、初期のOP,EDですよ★




