エピローグ 危機管理コンサルタント 和田レオの算法:ランサムウェア感染対策 改訂版
危機管理コンサルタント 和田レオの算法:ランサムウェア感染対策
◾️従来のウイルスソフトと、エンドポイントディフェンダー(MDE)の違い、および同期の算法
◯ 従来のウイルスソフトとはね(指名手配書のロジック)それはね、お上の警察があらかじめ配った「過去の犯罪者の指名手配書」を、
門番に持たせておく手続きさ。
・門を通ろうとする不審者の顔が、その手札と1文字でも一致すれば捕まえることができるが、
手配書に載っていない「新しい偽名(未知のウイルス)」を使われたり、
衣服の裾を変えて変装された段階で、
門番は何も気づかずに正面から侵入を許してしまうのさ。
これが、従来のウイルスソフトが、
ランサムウェアの新しい算法に対して、
ハナから全く話にならない最大の死角さ。
◯ エンドポイントディフェンダー(MDE)とはね(名探偵の行動監視OS)
それはね、
手配書(過去のデータ)に頼るのを一切合切引き算し、
城の中(パソコンやサーバーの内部)に潜むすべての人間の、
「怪しい挙動そのもの」を24時間体制で冷徹に監視し続ける、
小室泰六のような水の知性(挙動検知)さ。
たとえ手配書にない無名の人物であっても、
「あずき相場の裏帳簿をくり抜こうとしている」
「蔵の三重の錠前を勝手にハッキング(暗号化)しようとしている」
という不審な動作を開始したその瞬間に、
「お前は犯罪者だ」と見抜いて、
脳内システムで即座にパージ(強制執行)するインフラさ。
◯ 尚、設定さえすれば、同期可能(移行期の完全なる防壁)
多くの会社が今、
古い門番をクビにして、
このエンドポイントディフェンダーへの契約移行をフルスロットルで執行している。
だが、
「どちらか一方しか動かせない」と思い込み、
切り替えの瞬間に無防備な死角を晒してしまうのは、
ただの無能な凡ミスに過ぎない。
尚、
設定さえ正しく施せば、
従来のウイルスソフトの防壁を維持したまま、
新しいエンドポイントディフェンダーをシステム内で衝突を起こすことなく、
完璧に同期(共存)して動作させることが可能なのさ。
古い手配書の門番に正面を見張らせながら、
同時に内部の行動監視システムを完全に同期させておく。
この一寸の狂いもない二重の配線図を執行していれば、
一回入られるようなマヌケな話など、
考えている段階から最初からおこらないのさ。
人為ミスによる「踏み台PC化」を根絶するための追加対策
◾️対策の算譜
執行すべき防壁のインフラ(油のロジック)
危機管理
の看破
① 特権アカウントの「常時剥奪」
(一般ユーザー権限の規律)社員のパソコンのログイン権限から、「システムの変更」や「ファイル書き換えコマンドの実行」ができる【管理者権限(Root)】をはじめから一文字残さず剥奪しておく手続きさ。
【クリックしても動かない】
マヌケな人間がハッカーの罠(Alias)に騙されて、脳死で悪質なコマンドをクリックしたところで、端末側が「権限がありません」と冷酷に一撃ではじき返す、最も乾いた物理法則さ。
② サンドボックスの「ステルス格納」
(仮想の使い捨て密室)不気味な手紙の添付ファイルや、怪しげなプログラムをどうしても実行(検証)せねばならない時、本番のパソコン環境ではなく、ネットワークから完全に切り離された「使い捨ての仮想密室」のなかだけで執行させる算法さ。
【渦巻きを密室に閉じ込める】
たとえそこでランサムウェアが牙を剥き、データが大きな渦巻き構造に暗号化されようとも、密室ごと丸ごと破棄すれば、本番環境への被弾は一寸の狂いもなくゼロで完封できるのさ。
③ ログの「リアルタイム逆探知」
(SIEMによる通信の数理)パソコンやサーバーが吐き出す膨大な動作記録を、考えている段階から一箇所に集約し、人間には見えない「不審な動きの兆候」を機械の知性で24時間スキャン(逆探知)し続ける配線図さ。
【抜き取られる前にパージ】
夜中、誰もいないはずの端末が、突然海外の怪しいホストサーバーへ向けて顧客データを大量に送信(個人情報の抜き取り)を開始したその瞬間に、ネットワークの回線を物理的に遮断して損切りするのさ。




