↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小室泰六(SHERLOCK) - 和田レオ、和田進一のひ孫と『Les contes fées du virtuel(デジタルお伽草子)』  作者: 東曌


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/5

エピローグ 危機管理コンサルタント 和田レオの算法:ランサムウェア感染対策 改訂版

危機管理コンサルタント 和田レオの算法:ランサムウェア感染対策


◾️従来のウイルスソフトと、エンドポイントディフェンダー(MDE)の違い、および同期の算法



◯ 従来のウイルスソフトとはね(指名手配書のロジック)それはね、お上の警察があらかじめ配った「過去の犯罪者の指名手配書(パターンファイル)」を、

門番(ソフト)に持たせておく手続きさ。


・門を通ろうとする不審者の顔が、その手札と1文字でも一致すれば捕まえることができるが、

手配書に載っていない「新しい偽名(未知のウイルス)」を使われたり、

衣服の裾を変えて変装された段階で、

門番は何も気づかずに正面から侵入を許してしまうのさ。

これが、従来のウイルスソフトが、

ランサムウェアの新しい算法に対して、

ハナから全く話にならない最大の死角さ。



◯ エンドポイントディフェンダー(MDE)とはね(名探偵の行動監視OS)

それはね、

手配書(過去のデータ)に頼るのを一切合切引き算し、

城の中(パソコンやサーバーの内部)に潜むすべての人間(プログラム)の、

「怪しい挙動そのもの」を24時間体制で冷徹に監視し続ける、

小室泰六のような水の知性(挙動検知)さ。

たとえ手配書にない無名の人物であっても、

「あずき相場の裏帳簿をくり抜こうとしている」

「蔵の三重の錠前を勝手にハッキング(暗号化)しようとしている」

という不審な動作(コマンド)を開始したその瞬間に、

「お前は犯罪者(ランサムウェア)だ」と見抜いて、

脳内システムで即座にパージ(強制執行)するインフラさ。



◯ 尚、設定さえすれば、同期可能(移行期の完全なる防壁)

多くの会社が今、

古い門番をクビにして、

このエンドポイントディフェンダーへの契約移行をフルスロットルで執行している。

だが、

「どちらか一方しか動かせない」と思い込み、

切り替えの瞬間に無防備な死角を晒してしまうのは、

ただの無能な凡ミスに過ぎない。

尚、

設定(パッシブモード)さえ正しく施せば、

従来のウイルスソフトの防壁を維持したまま、

新しいエンドポイントディフェンダーをシステム内で衝突を起こすことなく、

完璧に同期(共存)して動作させることが可能なのさ。


古い手配書の門番に正面を見張らせながら、

同時に内部の行動監視システムを完全に同期させておく。


この一寸の狂いもない二重の配線図を執行していれば、

一回入られるようなマヌケな話など、

考えている段階から最初からおこらないのさ。

人為ミスによる「踏み台PC化」を根絶するための追加対策


◾️対策の算譜

執行すべき防壁のインフラ(油のロジック)

危機管理(クライシス・マネージメント)

の看破




① 特権アカウントの「常時剥奪」

(一般ユーザー権限の規律)社員のパソコンのログイン権限(アカウント)から、「システムの変更」や「ファイル書き換えコマンドの実行」ができる【管理者権限(Root)】をはじめから一文字残さず剥奪(パージ)しておく手続きさ。


【クリックしても動かない】

マヌケな人間がハッカーの罠(Alias)に騙されて、脳死で悪質なコマンドをクリックしたところで、端末側が「権限がありません」と冷酷に一撃ではじき返す、最も乾いた物理法則さ。




② サンドボックスの「ステルス格納」

(仮想の使い捨て密室)不気味な手紙の添付ファイルや、怪しげなプログラムをどうしても実行(検証)せねばならない時、本番のパソコン環境ではなく、ネットワークから完全に切り離された「使い捨ての仮想密室(サンドボックス)」のなかだけで執行させる算法さ。


【渦巻きを密室に閉じ込める】

たとえそこでランサムウェアが牙を剥き、データが大きな渦巻き構造に暗号化されようとも、密室ごと丸ごと破棄(クリアリング)すれば、本番環境への被弾は一寸の狂いもなくゼロで完封できるのさ。




③ ログの「リアルタイム逆探知」

(SIEMによる通信の数理)パソコンやサーバーが吐き出す膨大な動作記録(ログ)を、考えている段階から一箇所に集約し、人間には見えない「不審な動きの兆候」を機械の知性で24時間スキャン(逆探知)し続ける配線図さ。


【抜き取られる前にパージ】

夜中、誰もいないはずの端末が、突然海外の怪しいホストサーバーへ向けて顧客データを大量に送信(個人情報の抜き取り)を開始したその瞬間に、ネットワークの回線を物理的に遮断して損切りするのさ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。