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クマ祭り後夜祭  作者: グリズリーアニキ
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グリズリーとクマ祭り

「ここですか、クマ祭りの会場は……?」


 グリズリーが、やけに丁寧な口調で尋ねた。


「え? 祭り? ああ~、それならもう終わったぞ~!」


 屋台を片付けていたオジちゃんが、のんきに答える。


「えっ?」


「兄ちゃんも寒いから、早く帰んな! 風邪ひくぞ~! クマでも風邪ひくからな~!」


 ヒュルルルゥゥゥ―――


 冷たい冬の風が、無情にも枯れ葉と希望を舞い上げた。


「な、なんで……なんでなんだよォォォ!! なんでグリ(グリズリーのこと)の繁忙期に、クマ祭りを開催するんだよォォォ!!」


 地面に膝をつき、心の底から叫ぶグリズリー。


 そして――


「……はっ!」


 雷に打たれたように顔を上げる。


「そうだ……!!」


 一拍置いて、満面の笑み。


「後夜祭を開催しよう!!」


「いや、もう帰れって言ったよね!?」


 オジちゃんのツッコミが、冬空に虚しく響いた。

最後までお読みいただきありがとうございます。

誤字・脱字、誤用などあれば、誤字報告いただけると幸いです。

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― 新着の感想 ―
えへへ、企画主はただ一声かければ、仲間が応えてくれる──それだけで十分なんですよね。 たくさんの仲間が力を貸してくれたからこそ、こんな素敵な企画が形になりました。 イラスト、応援ソング、リ…
えっ、そうだったんですね! かぐつち・まなパ様がバナーやイラストを制作されたんですね。とても温かみのある雰囲気で、企画の楽しさがさらに伝わってきます。 シロクマさんがおっしゃっていたように…
グリズリーさんの物語、とても楽しく拝見しました! 僕も参加します! そして、美しいイラストをありがとうございます。 冬の空気の中で熊たちが動き出す様子が、まるで詩のように感じられました。…
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