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~4話~初めての魔物はゴブリンが鉄板

教室を出て隣の部屋に、ってやっぱりドアを境に教室から石壁に石畳と赤いカーペットという世界観の変化になれないなっと思いつつ京平に着いて次の部屋に入ると・・・コロシアムだった。


「ドアを抜けるとコロシアムだった」

「闘いですからね、そこに装備を置いてますよ。」

「あらやだ・・・重そう。」

「さっさと装備しろ」

なんか京平さん俺の扱い雑になってきてません?

まぁいいや、剣と鎧とブーツと下着に、『鑑定』と念じる


<皮の胸当て>

普通の皮でできた胸当て


<疾風のブーツ>

足が速くなる気がする


<鉄の剣>

壊れにくい鉄の剣


<蜘蛛絹の服>

蜘蛛の糸で作られた汚れにくい服


<蜘蛛糸のズボン>

蜘蛛の糸で作られた汚れにくいズボン



「京平?これが最高級?」

「蜘蛛糸の服めっちゃ高いんですよ?」

「皮の胸当てじゃん!ブーツに至っては気がするっておかしいじゃん!」

「叡斗さんには、後々普通の冒険者になってもらう予定なので、あまり目立たない装備を用意しましたよ。」

「それがさっき言ってた、策か?」

「そうです、ここでしばらく修行してから冒険者になってダンジョンを攻略してもらいます。」


京平が喋りながら、手をかざすとポンッと音がして、緑色の耳がとがった120cmくらいの人型の魔物が現れた。

「ゴブリンです。さっさと装備して戦って下さい。」

「ちょ!まっ!」

「待ちません、焦らなくても大丈夫ですよ、ゴブリンじゃあ今の叡斗さんでも『絶対防御』は破れないと思いますんで!」


ゴブリンにバリアを叩かれながら大急ぎで装備していると聞き捨てならない言葉が聞こえた

「えっ?『絶対防御』って絶対に防御してくれるんじゃないのぉぉぉ!??」

「正確には条件が揃えば絶対に防御してくれるスキルです。」

「いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


『絶対防御』への信頼が揺らいで、半狂乱で剣を振るう。振るう。振るう。

剣なんて振るうどころか触ったこともないド素人へっぴり腰でガムシャラに振るって、3分後顔の穴という穴から色々な液体を出しながらもゴブリンを討伐できた。

「はぁはぁはぁ・・・」

「お疲れ様でした。なんとか初勝利ですね!」

「・・・」

「とりあえず拭いてください。」

ちくしょう!満面の笑みで渡してくんじゃねぇよ!

悔しい!日本で剣術習っとけばよかった!ちくしょう!っと情けなさすぎる戦闘を思い返しながら悔しがっていると、あの感覚が体の中を巡る、これって『想像魔法』発動した?と思いステータスを確認



名前:田中 叡斗



種族:ヒト



性別:男



職業:勇者?



年齢:30



レベル:1


攻撃力:10

防御力:10

俊敏力:10

魔力 :10



≪装備≫


鉄の剣 皮の胸当て 疾風のブーツ 蜘蛛糸の服 蜘蛛糸のズボン  チートピアス



≪スキル≫


剣術≪極≫ 想像魔法 創造魔法 空間魔法≪極≫ 絶対防御 魔力吸収 鑑定≪極≫



剣術極めれた?

よくわからないので素振りをしてみる、うーんわからん。

でも不思議とさっきのゴブリンなら倒せるのがわかる。

倒せる気がするのではなく倒せるのがわかる、よくわからんがわかるのだ!

「京平、ゴブリン召喚してもらえる?」

「休まなくても大丈夫ですか?」

「多分・・・いや、問題無い」


そういうと同時に京平がゴブリンを出してくれた。

さっきとは何かが違う、ゴブリンがよく見える、ゴブリンが次にどう動くのかがなんとなくわかる、次に動くと思う場所に向かって剣を振る。

「ギギャッ!!・・・ギギギ」

首が飛んで、ゴブリンが光の粒に変わって俺の中に入ってくる、そして体が温かくなった。


「これは?」

「ダンジョンの魔物の体はほとんどが魔素で出来ています、なので死ぬと魔素に変わって、それを吸収することによって魂の力が増します、つまりレベルアップですね。」

「ほとんどが魔素?」

「ほとんどです、魔物を造る・・・召喚するには、魔石とその魔物の証明部位が必要でその証明部位と魔石と魔素が揃って始めて召喚が出来るんです、ゴブリンの証明部位はこれですね。」

っと京平が拾ったのは緑色のとがった耳と魔石

「冒険者ギルドなんかで討伐依頼などでの討伐証明品にされる事が多い部位なので覚えて置いてください」

「別に倒せば証明部位と魔石だけが残るんだろ?覚える必要ないじゃん」

「ダンジョン外の魔物は消えませんから覚えてないと丸々持って帰らないと駄目ですよ?」

「え?なんでダンジョン外だと消えないの?」

「ダンジョン外では魔素の供給がなくなり、魔物は体の維持が困難になるので、魔素を留めるために肉体を持つものを襲って肉体を得るんです、そのためダンジョン外の魔物は恐ろしく好戦的で魔素を取り込んでいるためダンジョン内の同じ魔物よりも強力になりがちです。」

「外の世界コエー魔王城にヒキコモリタイ」

「じゃあもっと恐い魔王城の何階にひきこもりたいですか?叡斗さんにお勧めは25階でサキュバスがいっぱいなので男が一人で行ったら1日で干からびますが」


笑顔でなんかすごい事言われた。

京平さん本気っぽくてマジ恐い、これ以上ふざけたらいけないやつだな!俺くらいの大人の社交術を駆使すればわかってしまう。

「ジョウダンッスヨー、その証拠にこんなの作りましたもん、やる気マンマンスワー」

指輪を見せながら効果を説明する


<エイト印の魔素吸収増加(チート)指輪>


 魔素の吸収量と吸収効率が極上昇



ビ、ビビッたら出来たんじゃないんだからねっ!本当なんだからねっ!!

「叡斗さんすごいです。がんばりましょうね!」

「お・・・おう」

セーフ!京平さんの機嫌が直った!セーフ!


「じゃあ35階のメデゥーサ部屋で引きこもりたくなったら言ってくださいね!」

そう言うとポンッとゴブリンが10匹以上現れた

「えっ!?ちょっ!?まっ!!!!」

「大丈夫ですよ!メドゥーサさんは魔王城でも5本の指に入る美魔女ですから!」

セーフじゃなかったぁぁぁぁぁぁ!!!

京平それ引きこもり違う!石化で出られんだけや!!!!

京平を怒らせてはいけない、俺今日学んだ。










異世界二日目終了時ステータス


名前:田中 叡斗



種族:ヒト



性別:男



職業:勇者?



年齢:30



レベル:106


攻撃力:2110

防御力:2110

俊敏力:2110

魔力 :2110



≪装備≫


不壊の鉄の剣 皮の胸当て 疾風のブーツ 蜘蛛糸の服 蜘蛛糸のズボン チートピアス チートリング 状態異常無効(チート)ブレスレット



≪スキル≫


剣術≪極≫ 元素の極み 想像魔法 創造魔法 空間魔法≪極≫ 錬金術≪極≫ 絶対防御 魔力吸収 鑑定≪極≫ 



二日目で超越者な事が判明しましたマル

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