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~22話~新しい特訓

「叡斗さん!フレイムランスを防ぐ演出…あれフレイムランスを『魔力吸収』してから自分で火を出したでしょ!?雰囲気出ててカッコよかったよ!」

「気付いてくれた?」

「気付いたよ!叡斗さんもやっと演出の大事さがわかってくれるように・・・」





叡斗は服を着てから変身を解いて

「よし!ここからだな!」

「ん?まだ何かするの?」

「こいつらを身包みを剥いで、門の外に並べる」

「同郷人になんてひどい事を・・・」

「回復してやるし、勇者一向だから装備無しでも、なんとか帰れるだろ!」

「なるほど!装備を揃えるのにも時間がかかりそうだし、一石二鳥だね!」

「という訳でみんなも手伝いを頼めるか?」

「ごめん・・・僕とヴァンパイアは城に戻してもらっていい?そろそろ魔素が・・・」

「もう?じゃあメイサも!??」

「私はダーリンの魔素がありますので、問題ありませんわ!」

「じゃあちょっと帰ってくるね!」

「私は3人を集めておきますわ。」






京平とヴァンパイアを送って帰ると、3人は門の外で川の字に並べられていた

「仕事が速くて助かるよ!」

「ダーリン!もっと褒めて!」


早速勇者一行の装備を剥ぎ、空納に入れる、アクセサリーも忘れない、男2人はズボンとYシャツに靴下という軽装になった、まぁこいつらなら素手でもどうにかなるだろ!

勇者がマジックバック持ってたのでとりあえず空納に入れとく


<マジックバック 中>

容量約20kg


中には踏破コインとか魔物の素材がいっぱいだ。


次に賢者だ、ローブを脱がす・・・ローブの下は下着でした。


「この女地肌にローブかよ!」

「さすがに下着姿で放り出すのは可哀想ですわね。」


「『創造魔法』で作ってやるか・・・」

空納から俺の着替えに買っていたシャツを取り出し、これを着せても面白くないので、ラプターの魔玉を10個程取り出してシャツの上に置き、『創造魔法』を発動させる


『創造魔法』は『想像魔法』と違い、素材と大量の魔素が必要になる、その魔素を補うために魔玉を使ってるが、魔玉が多すぎて魔素が過多になると、『創造魔法』が失敗して素材と放出した魔素が全部無くなってしまうので、魔玉は少なめにして俺の魔素で最後の帳尻を合わせる様にする。




魔玉が光だし、シャツに溶けて行く、シャツが光る、足りない分の魔素が俺から流れてゆき、一際光が強くなってから光が収まる。



<マジックローブ>

魔法のローブ。使い捨てアイテムのため、一度脱ぐと魔素になり消滅する。




黒のポンチョタイプの防御力も高い満足の行く一品ができた!

ローブを着せてから、3日分の食料を入れた皮袋を置いて最後にエクストラヒールをかけて、魔王城へ戻る



「叡斗さんお帰り!上手く言った?」

「おう!あれだけすりゃ、大丈夫だろう、これ勇者のマジックバッグ」

「預かるよ!叡斗さんがこなかったら仲間が殺される所だったよ・・・」

「え?説得(物理)して奪われるんじゃないの?」

「女神教の勇者は殺して、後釜を配置するんだ。」

「俺達は説得でいいんだよね?」

「勿論!無理強いはしたくないからね。」

「そういえば、今嵐竜人?のダンジョンを誘ってるんだけど?」

「そこを奪えれば大きいね!だけどパス!」

「何で!?」

「そこの踏破をヒトに報告するんでしょ?」

「あぁ!それでSランクになるはずだよ!」

「そんなダンジョンがオーバーフローしたら叡斗さんが怪しまれる、出来れば内緒で攻略したダンジョンを仲間にして欲しいんだ!」

「なるほど・・・じゃあ京平の管理下には入れないんだな?」

「今は…っね!?」

「悪い顔でた!」

京平の男前の顔が、勿体無いくらいに歪む

「だから今まだは仲良くする感じでよろしく!叡斗さん加齢臭が臭いから風呂入ってきなよ!」

「く・・・臭くねーし!」


魔王城には京平が作った魔王の湯なる、銭湯がある。


加齢臭はしてないけど、魔王城を出てから結局お風呂魔法を開発したのに、お風呂入ってないし、吝かではないので、魔王の湯に浸かる事にする。





「あー生き返るわー!」

湯船に浸かり、大の字で寛ぐ叡斗

「これが・・・お風呂ですか・・・」

「ん?」

振り返ると一糸纏わぬ姿のメイサがいた湯気のせいで、霞んで見えるのがもどかしい

「メイサさん?何を?」

「魔王様にヒト族の慣習に慣れておけと言われまして」

なるほど!京平の話題の変え方が唐突と思ったがこういうことか!



自然な動きで叡斗の大の字に開いた股の間に座り背中を預けてくる

「メイサさん?お風呂広いよ?」

京平自慢の魔王の湯は銭湯と言うだけあって、湯船は10人ほどがゆったり出来る広さだ。




「魔王様は夫婦はお風呂では、こうやって入るものだと」

京平め!重ね重ねありがとうございます!


後ろから胸を触ったりしても許されるんじゃね!?・・・ゆっくりと手を伸ばす

「ダーリン?」

「ごめんなさい!」

手を引っ込める・・・もう少しだったのに!


メイサは不思議そうな顔をする

「?ダーリンは『魔力操作』のレベルはおいくつですの?」

胸を触ろうとしたのがバレタ訳じゃなさそうだ、よかった!

「見せた方が早いね、ステータス」



名前:田中(たなか) 叡斗(えいと)


種族:ヒト


性別:男


職業:勇者?


年齢:30


レベル:657


攻撃力:9999+

防御力:9999+

俊敏力:9999+

魔力 :9999+



≪装備≫


幻影のネックレス チートピアス チートリング 状態異常無効ブレスレット



≪スキル≫


剣術≪極≫ 元素の極み 想像魔法 創造魔法 空間魔法≪極≫ 錬金術≪極≫ 絶対防御 魔力吸収 鑑定≪極≫ 盗神の目(トリックスター)≪詳細≫ 逃げ足



盗神の目(トリックスター)


槍術≪9≫ 弓術≪8≫ 斧術≪8≫ 体術≪9≫ 盾術≪9≫ 魔力撃≪4≫ 縮地 身体強化≪8≫ 生命感知≪極≫ 魔力感知≪極≫ 気配感知≪極≫ 危険感知≪8≫ 熱感知≪7≫ up!罠察知≪6≫ 罠解除≪5≫ 暗視 視覚強化≪3≫ 魔力操作≪9≫ 威圧≪8≫ 統率≪7≫ 光魔法≪7≫ 闇魔法≪9≫ 呪魔法≪7≫ 神聖魔法≪極≫ 精霊魔法≪8≫ 竜魔法≪7≫ 詠唱省略 無詠唱 手加減 忍び足






「これは…ダーリン出発は明日でも構いませんか?」

「え?うん、問題ないよ?どしたの?」

「用事が出来ましたのでお先に失礼しますわ」

お風呂を飛び出して行くメイサ、結局胸触れなかったな・・・





部屋に戻って、メイサの能力偽装用の装備を作る。


俺の剣を作った時のオリハルコンの残りが指輪分くらいはありそうだったので、オリハルコンの欠片と魔玉をありったけ並べて、『想像魔法』を発動する。



<能力偽装の指輪+>

ステータスを偽装する事が出来る指輪。装備者の魔法耐性を大上昇。オリハルコン製。



シンプルな継ぎ目のない、オリハルコンの指輪が出来た。

オリハルコンだからか、魔素を7割くらい持っていかれた。



「プッ!首輪の次は指輪て!」

「ん?」

部屋の入り口を見ると京平とメイサが並んで立ってた、京平は口を押さえて笑ってる

「それは私のために作って下さったのですか?」

「おう!これからメイサの種族とかが万が一にもバレないとは限らないから、能力偽装のアイテムだよ」

「結婚指輪みたいなデザインだな、左手の薬指に嵌めてあげなよ!」


メイサの耳がピクリと動く

「魔王様それは?」

「僕達の故郷では、夫婦になる時に左手の薬指用に指輪をプレゼントするんだ」


真顔で左指を差し出すメイサ

「サイズ考えずに作ったから合う指に嵌めるけどね?」

親指から順番にはめていこうとすると、メイサが手を動かし、無理矢理薬指を突っ込む。


「ウフフ」

手を引き指輪を見て、喜んでる

「サイズ・・・」

「サイズはピッタリですわ!」

「叡斗さん、2日目にして結婚とは、手が早いにも程があるって」

「うっせ!ニヨニヨすんなっ!で?なんか用か?」

「メイサに言われたので、これ特訓道具ね!」



そう言って5cmくらいの長細い水晶を渡してくる

「特訓道具?」

「それは魔晶石って言って魔素を溜め込む性質がある石なんだ」

「なんの特訓になるんだ?」

「それに単一属性の魔素を溜め込むと魔石になる」

「魔導具についてるやつか?」

「そう!でも単一属性だけの魔素を込めるのは案外難しいんだ、つまり『魔力操作』の練習になるんだ」

「ほほぅ!でもなんでいきなり?」

「私達の初夜のためですわ!」

「へ?」



京平がまぁまぁとメイサを宥めて進める

「えっとですね・・・」

「単一属性の魔素ってどうやるの?」

「え?」

「何驚いてんの?だからどうやったら単一属性の魔素を出せるの?」

「叡斗さんがゴネないだと??」

「初夜のために必要なんでしょ?」

「エロのためか・・・それでこそ叡斗さんだ。」

「私がサキュバスやインキュバスの用に吸収量を調整できればいいのですが・・・」

「って事で、第一関門は魔晶石で、他の特訓道具はメイサに渡してあるから!」

言うだけ言って、部屋を出て行く京平



「ダーリンごめんなさい、ダーリンのステータス見たら高レベルの『魔力操作』があったから、ゆっくり覚えてもらうつもりだったのですけれども、私居ても立っても居られなくなってしまいましたの・・・」

「いいよ?それに『魔力操作』を覚えたら、もっと強くなれるんだろう?」

「ダーリンのステータスなら魔王様にもダンジョン内で勝てるかもしれませんわね」

「前は手も足も出ずにコテンパンにされたけどね・・・」

思い出すな、メイサに会いに行く前日だったな



「『魔力操作』は全ての素である、魔素を扱う基本のスキルですわ、使いこなす事が出来れば、ほかのスキルも自然と使いこなせますわよ!」

「なるほど!メイサの『魔力操作』は何レベルなの?てかステータス見せてよ」

「私のですか???ダーリンなら・・・いいですわ、ステータス」

メイサの顔が耳まで真っ赤になる、なんでだ?



名前:メドゥーサ=イスモティ=サリア


種族:メドゥーサ


性別:女


職業:元ダンジョンマスター


年齢:不明



レベル:314


攻撃力:2485

防御力:3539

俊敏力:4016

魔力 :5070







≪装備≫





メドゥーサの杖 ワイバーン皮の外套 踊り子の服 風の靴 能力向上促進(チート)ピアス 封印のチョーカー 愛のマジックバッグ







≪スキル≫





槍術≪6≫ 斧術≪3≫ 身体強化≪6≫ 隠密≪5≫ 生命感知≪6≫ 魔力感知≪6≫ 気配感知≪7≫ 危険感知≪4≫ 熱感知≪極≫ 暗視 視覚強化≪6≫ 嗅覚強化≪7≫ 聴覚強化≪6≫ 味覚強化≪6≫ 魔力操作≪7≫ 風魔法≪8≫ 土魔法≪8≫ 呪魔法≪6≫ 結界魔法≪7≫ 詠唱破棄 無詠唱 毒耐性≪9≫ 麻痺耐性≪7≫ 魅了耐性≪6≫ 酸耐性≪4≫ 物理耐性≪6≫ 炎耐性≪7≫ 水耐性≪9≫ 風耐性≪9≫ 土耐性≪9≫ 呪耐性≪8≫  石化の魔眼(封印中) 麻痺の魔眼(封印中) 魅了の魔眼(封印中) 人化




あーそういえば能力向上促進(チート)ピアスは京平が「僕はもうよっぽどレベル上がらないから」って言って受け取らなかったやつを、メイサが見てキレイって言うから上げたんだったな・・・


『魔力操作』は7かぁーじゃあ俺が使いこなせれば、メイサに好き勝手に魔素を取られないって事なのかな?


「ありがと!魔晶石に魔素のこめかた教えて!」




メイサに教えてもらい、魔素を込め始めて1時間、右手に持つ魔晶石に集中して『火魔法』を発動すると、体の中を火属性の魔素が魔晶石に向かって動くのが分かるようになった、出来上がる魔晶石はマダラ模様。

マダラ模様と言う事は、火以外の属性の魔素が混ざっていると言う事だ、メイサに魔素を抜いてもらう。




2時間経って、体の中を動く魔素の中に火属性ではない魔素が一緒に動いてるのが、感覚でわかるようになった、マダラ模様だけど、大分真紅色の部分が増えて来た。




3時間経ってようやく、火属性以外の魔素を止める感覚が掴めてきた

「ダーリンそろそろやめないと、汗もかいてますし身体に障りますわ!」


メイサに言われて気付くが、汗で全身がびしょ濡れだ

「これが最後にするよ・・・!」

全神経を集中して、慎重に体の中の火属性の魔素だけを右手の魔晶石に集中させる。


「どうかな?」

メイサに手を開いて見せると

「綺麗な真紅色の魔石ですわ!最高の出来ですわ!」

「これで、第1関門突破だよね?」

「さすがはダーリンです!お風呂に入ってご飯に致しましょう。」


自分のことの様に喜んでくれるメイサ、面白くもない俺の失敗をずっと隣で3時間も付き合ってくれる・・・色々残念な所はあるけどメイサの事を本気で好きになってるかもしれない。



「ダーリン、風邪を引きますから着替えてください」

「ありがとね!」

メイサが着替えを用意してくれたので、着替える、自然に脱いだ服を預かってくれる、こんな女性は俺には勿体無いな・・・俺みたいな冴えない男が好きになってもいいんだろうか・・・

「メイサお風呂行こうか!?」




「ハァハァ」

振り返るとメイサが汗でびしょ濡れの服を地面に置いて、その上に土下座スタイルで顔を押し付けて、ビクンビクンしてる




好きになっても大丈夫なんだろうか・・・

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