1話「恋をする?」
あまりにも謎が多すぎる殺し屋の主人公。
そして悲しい過去を持つ少女はこれからどうしていくのか!
っていうあまりにシンプルなんですけど面白く書けたと思うので、まぁ興味が湧いたら読んでください。はい。
この世界はつまらない。
ーーそんなことを思ってビルの屋上、ニコチンを摂取する。
「ふぅ、」
「何か面白い事はないかなぁ」
なんていう殺し屋らしからぬ発言を吐露していた。
自分でいうのもアレだが、自分はそんなに名の知れた殺し屋でもないし、強くもなんともない。ただ成り行きで殺し屋になった。
俺という人生を見れば面白い人生かもしれないが、自分自身そうは思わない。
学校には行かずろくな仕事にもつかないでこんな汚れた仕事をしているのだ。
「まぁ俺がこの道を選んじゃったもんなぁ、、、」
そんなことを呟いていた時。
一通のメールが届いた。
どうやらまた仕事の依頼らしい。
「少しは休ませて欲しいんだが」
ま、行くしかないよな
なので屋上から飛び降りた。
勿論、時短のためだ時間は有限だからだな。
それにしても、、、
「綺麗だな」
夜の街を眺めながら下方へと落ちていくのだった
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俺はいわゆる殺し屋という職業に就いている。
もちろんただ殺すだけの簡単なお仕事....とはいかない。この世界には能力というものが存在していて、ターゲットがターゲットなら殺すことは容易ではないこともある。
能力はいろいろな種類がある。透明人間にもなれる奴もいれば身体能力向上といったシンプルなものも多々ある。
俺の能力?
ふ、それは秘密だ
「やっときたわね」
事務所に戻ると開口一番に呆れたような口調でそんな言葉が飛んできた
「あんたがどこかに行っちゃうから予定が狂っちゃってるじゃない」
「悪かったって」
「ただでさえマヤカシのせいで忙しくなってるんだから」
マヤカシ、、、いわゆる悪の組織で国や今の政治に反抗するものが集まった組織。
まあ俺らもどちらかいうと悪側なんだがな
そしてこいつは菅原睦...まぁいわゆるこの事務所、組織のトップだ。
能力にはランク分けがあり、こいつの能力は最高ランクのSに値する。
「トップ様が俺を酷使するんじゃねぇよ。いくら俺の能力が最強といっても自分でどうにか...」
「あんた、無能力者でしょ」
....
それは言わない約束ですやん
「それに私はあんたと違って事務的なこともやっていて依頼に出迎えるほど暇じゃないの」
「せっかくのSランクの能力がもったいないぞ?この世界には持たざる者と持つ者がいる。そしてお前は持ってる側だろう?」
「そうね貴方は無能力者。だけど私は他人よりも優れた能力を持っている。でもね私にもやるべきことがあるの」
「お、喧嘩を売ってるのか?」
あまりの煽り口調にすこし苛立ちを覚えてしまった。
「それよりもこの依頼頼める?」
そのような痴話喧嘩を遮るように言葉を吐く睦
「あ?どれどれ」
とりあえず依頼内容に目を通してみる
そしてターゲットの写真を見て目を疑った
「は?お前これどうゆうことだ」
高校生だった。
いくら殺し屋といえど子供に手をかけてきたことはなかった。
「そいつは言ってしまえば大犯罪者というやつよ。様々な犯罪を犯して今も尚その行為は続いている」
「ーーーー」
こんなに子供でも犯罪は起こすものなのかと再認識することになった。
「勿論だけど殺せないなんていうわけじゃないでしょうね?」
高校生だが犯罪を犯してるのであれば話は変わってくる。これで
も一応殺し屋の身だ。頼まれたならやるしかない
「当たり前だ」
「おーけ、それなら良かったわ。じゃあ詳細は送っておくから確認しといてちょうだい。それとくれぐれも使わないように。」
「はいよ」
早速依頼をこなすため外へ出る。
正直気が引けるが殺すべく存在なら構わない
それに、、、
「死は救済だからな」
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なんで?
追われながらそんなことを思っていた。
私はいわゆる落ちこぼれというやつだった
だけど妹は違った私よりも遥かに才能があり私は私の能力も分からないままで能力自体はあるが開花しない一方だった。
それに比べて妹はAランクの能力を持ちながら文武両道にその才能を持っていた
両親はとてもじゃないが私達姉妹を平等の形で接してはくれなかった。よくあることだ。どちらかが可愛くなければ可愛い方を優しく丁寧に可愛がる、、、
そういう話ではよく兄弟は落ちこぼれの片方を軽蔑に扱うなんて話を聞くが妹は違った。妹だけは私と対等に接してくれた。いや私にとっては1番優しく接してくれる人であまりにも眩しくされど暖かい存在だった。
「女はどんな時でも胸を張って生きていかなきゃ」
まっ張れる胸なんてないんだけどね〜っ
妹はよくそう言ってくれていた。
励ましの言葉、、いや私に生きる意味をくれていた
だからこそ死にたくなるくらい悲しかった
妹は死んだ
マヤカシの仕業だった。
私たちが散歩をしている途中に出くわして、妹が挑んだがまだ中学生、敵は100に匹敵する数で幹部らしき人もいた。
私はこんな時でも応戦できないくらいに無能で出来損ないで落ちこぼれだった
結果は言うまでもなかった。
妹は瀕死の状態にまで持ってかれた。
息が苦しかった
冷たい雫がしつこいくらいに溢れ出てきた。
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、死なないで」
「に、げて」
こんな時でも自分ではなく姉を心配するバカな妹だった
「貴方が死ぬくらいなら私もここで一緒に…」
そう言いかけた瞬間
パンッッ
妹に初めて叩かれた
だがそれはあまりに弱くビンタと気づくのに数秒かかった…
「ふざけないで!!!」
「私はお姉ちゃんに生きて欲しいから頑張ったんだよ?ここで死んじゃったら私がここで死ぬ意味は何?ここで生きて、私の分まで生きてよ」
血反吐を吐きながら最後の気力で全力で私に語りかけてくれていた
「でも、、、貴方がいない人生なんて」
「何を言ってるのお姉ちゃんは強いでしょ?」
「私は強くなんかない」
「いや、強いよ私はそれを知っている」
「え、いや、、でもっ!」
「ごちゃごちゃ言わないの。お姉ちゃんは笑っていた方が素敵だよ」
「それにね?お姉ちゃん、この世にはいっぱいね?いっぱい楽しいことがある。例えば恋とか」
「恋なんてしたくない、私は貴方しか」
「そんなこと言わないの。お姉ちゃん、可愛いんだから」
どんどん声の力が弱くなる
「それに言ったでしょ?女はどんな時でも胸を張って生きていかなきゃ」
ふふっと笑って力が抜けていく
涙が止まんなかった
「大好き」
妹はそう言って全身に力が抜けた
それからの日私は私の生きる意味を失った。
そして突然ある日追われるようになった
なんで?
頭に当然の疑問符が浮かんだ
散々な人生とはこのことか。それから3日ほど逃げた。
だが、今日見つかり今まさに追われていた。
「もう良いかな、、、」
妹に私の分までと言われたから生きてきたがもう限界だった。
敵に見つかり諦めてその凶器に身を刺されようとした時だった
カンッッッ
そんな甲高い音が鳴った。
「悪いが、こいつは俺の獲物だ」
言っている意味が分からなかった
この人は助けてくれたと思ったら自分が殺すからやめろと言い張るのだった。
「わ、私は、、」
「あ?」
ダメもとだった
ダメもとで真実を言ってみようと
「私は、!何もやってない!!」
どうせダメだろうと思いながらも
「そうか」
「え?」
「なら、殺すわけにはいかないな」
あっさりとしていた。まるで本当に何もやってないと思ってたと思わされるくらいに。
「おい!急に現れたと思ったらなんなんだ!?お前は」
すると私を殺そうとしていた2人組が入ってくる
「そいつはなあ、賞金首で殺せば金が入る。しかもそんなやつの言葉を信じるなんてどんだけちょろいんだ?お前は」
「俺はちょろくない。それになこいつが何かを犯した証拠はあるのか?」
「それはないが、こいつが何かをしたことに間違いがねえから賞金首なんてもんにかけられてんだろうが!」
「証拠がないならこいつは殺させない」
「ならお前を倒してでもそいつは殺すぜ?俺たちはBランク能力。お前みたいな弱そうな奴なんて一捻りなんだよ」
「ーーーー」
「おい、ビビりすぎて声も出なくなったか?いいぜ、殺してやるよ!!!」
「に、逃げて」
私は私を信じてくれた人に死んでほしくなかった。だからそんな言葉をかけたが
戦いは一瞬だった
その私を信じてくれた、その人が2人組の人を倒していた
気づいたら、そう本当に気づいた倒してた
「いいか?能力というものは大事だ。この世界では体の一部といっても差し支えない。でもな、素の実力が高ければ何も問題はない」
そんな意味不明の言葉に私は言葉が出ないでいた
「大丈夫か?」
さっきまで殺す宣告をしていた人が心配の言葉をかけていた
「え、あ、は、はい」
なんなんだろうこの人は。最強。それしか思い浮かばないほどに強かった
でもさっきから変な気持ちになっていた。恋?いやそんなわけない。私はそんなにちょろくない。
「貴方は誰なの?」
「俺は、、、ただの殺し屋だよ」
殺し屋。予想はしていたが、こんなに優しく強い人が?
でもだとしたら尚更この気持ちが恋なわけにいかない
だってこれが恋なら最強の殺し屋に恋をしたことになってしまう。
面白かったですか?詰め込みすぎた感はあるかなと思いますけどまぁそれもまた一興。次回も読んでいただけると嬉しいです。




